2019/03/31

少女らしく輝ける選択

Sakuragakuin37

さくら学院における卒業という意味は、卒業生が引退か芸能活動を続けるのか、決断しなければならない節目となる。
引退する子も多く、残ったとしても、全国的なブレイクを果たし知名度を上げる子はごく僅かである。現在のところ、松井愛莉三吉彩花中元すず香といった面々だけであり、それらも全てにおいて順風満帆とはいっていない状態でもある。
最近では、佐藤日向がラブライブ、杉本愛莉鈴がグラビア、倉島颯良が女優などで頭角を現しつつあるか。いずれにしても難しい局面に立たされるのが当然の今期卒業する三人にしても、その今後が非常に気になるところだ。

先日の2018年度卒業式において、卒業生の進路が正式に明らかにされたらしい。
2015年度卒業生が全て芸能界引退したことが衝撃的な記憶として残っているが、今回は三人共に芸能活動を継続させるようである。
日髙麻鈴のミュージカル女優というのはよく分からないが、要は舞台を中心にした女優活動ということなのか。麻生真彩は歌手の方向。新曲の「Carry on」をソロ歌唱している音源を聴いたことがあるが、声質が悪くなく将来性を感じ得る。ただ、今卒業公演でも歌詞が飛んでしまったようで、前途多難な感じ。さくら出身の歌手志望は色々苦労しているようなので、相当な覚悟が必要になるだろう。
肝心の新谷ゆづみは、やはり女優路線のようだ。主に、フレマン等で涙腺が緩いのを露呈してきたが、「時をかける新谷」で見せた迫真の演技は、このリアルな方のスキルを会得した賜物のようにも思える。
なぜか在校生より卒業生が泣き、とりわけゆづが鼻水大噴出したとの報せを耳にしているが、ご愛嬌だろう。2018年度新谷体制が、無事ここに完結。自分に自信が持てず悩み苦しんだゆづの成長は、これからも見守っていきたい。

さて、この卒業式にて藤平華乃が送辞を読んだことで、父兄の間では次期生徒会長候補として最有力と話題になっているようだ。
そりゃ個人的には、推しである吉田爽葉香に会長を務めてもらいたい気持ちがあるが…まあ、それほど重要視はしていない。実際に、誰が務めても無難にこなすことが出来るだろうし、大勢に影響があるわけでもない。ただ、さくら学院の歴史の中に名を連ねることが出来るのは、生徒会長だけだとは思っている。そうした意味で、そよを推していく姿勢は変わらないだろう。

最も問題だと感じるのは、相変わらずの活動範囲の小ささという面である。昨年は恒例のTIFも出場せず、一年を通じて活動の空白期間がいつにも増して多かった。職員室はじめ運営陣には、全くやる気を感じない片手間感ばかりが目に付いたのは正直なところ。
この卒業公演に関しても、チケットが転売サイトで格安に出品されている等の情報が見受けられた。水面下で、人気の下落が起きている可能性も決して否定出来ない。
もう少し、積極的な活動が求められるのは当然だ。たまには地方を回ったり、メディア露出についてもテレビはもちろんのこと、有料のネット番組でなく無料で誰でも見られるようにハードルを下げ、オフショットをどんどん出してアピールする。
海外の父兄が卒業公演に参加していたようだが、それなら最も端的な方法があるだろう。例えばYouTubeに公式チャンネルを立ち上げ、興味をそそる企画を打ち出していくとか、日髙麻鈴の英語力を活かせないまま卒業させるとは愚かとしか言い様がない。
すぐに出来ることをなぜしないのか、育成機関のような枠組みにそこまで固執する理由も意味不明で、非常に理解に苦しむ。
新規獲得を怠り、現状維持で良いといった甘えた考えで、これまでどれほどのアイドルグループが消えていったか。今一度、肝に銘じて欲しいものである。

卒業生の引退が回避されたとはいえ、それぞれの道で成功するには数多くの困難があるだろう。女優や歌手と、華やかな世界への憧れを抱き夢に想うのは結構なことだが、現実は厳しい道のりになるのは間違いない。
アイドル活動を最初のステップとしてのみ捉えるやり方に、個人的には賛成出来ない。アイドルとは全うするべきものだし、誰もが心惹かれ求め得る最終到達地点であるべきだと、なおも信じているからだ。
しかしながら、懸命に励んだその先に新たな夢を見つけたなら、それこそ真実の少女らしい生き様のようにも思える。いや、少女らしく輝ける最善の選択というべきなのだろうか…。

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2019/03/21

さくら学院生 移ろうイメージ

さくら学院


さくら学院の卒業式を目前にして、ようやく恒例となっている学年末テストを見ることが出来た。
例によっての森センによる冒頭のドッキリ部分は、写真集撮影のインタビュー中に突入するという単純なもの。もう少し、捻りが効いたドッキリを期待していただけに、ちょっと残念な感じだった。
肝心のテストについては、2013年度の転入生を書く問題で間違い連発で、リアルに不味い雰囲気を醸し出す等、新世代ならではの掟破り感が印象深かった。順位に関しては妥当なところだが、思ったより中三が頑張っただろうか。
この学年末テストを含め、キャラクターイメージの変化と共に、個々にピックアップして振り返ってみたい。

吉田爽葉香
暫定的とはいえ一応推しメンである以上、注目せざるを得ない。ただ残念ながら、森センがイジるほどにオイシくない順位に終始し続け、特徴ある個性味を出すことは叶わなかった。
反面、外仕事のモデル業においては、さくらでは見られない薄着で肌の露出をし存在感を際立たせている。タンクトップやショートパンツを着こなし、色白の美肌とスレンダーなスタイルでアピールに事欠かない。もしかして、水着もいけるクチなのか!? なんなら在学中の水着グラビアを期待したいくらいだが…。
中学生の水着グラビア、全く問題なし。健全なものであれば、馬鹿らしい法律など気にする必要はないし、積極的にチャレンジして欲しい。
次期生徒会長の可能性もあるそよだが、最終年度において、その魅力を余すことなく存分に出し尽くしてもらいたいものだ。

新谷ゆづみ
過去を遡れば、水野由結菊地最愛の時代に次いで惜しまれる卒業といっても過言ではないか。地味で目立たない田舎娘が、柔和な優しい印象を身につけて、生徒会長にまでなったシンデレラストーリーを見事に体現した。
白井沙樹の名前は書けないが、三位で涙の有終の美。昨年から色々あったせいなのか、やけに涙もろくなった気がしてしまう。
人当たりが良く和やかなゆづを見てると、いつもほっこりして心が安らぐよう。恐らく、キャラクター的には最も好きなタイプだと思っている。完全に推しの一角であった。
現時点で女優仕事もあり、演技力も結構あるようなので、やはり女優路線だろうか。さくら学院高等部を設けて欲しいと心から思わせるほどに、名残惜しい卒業となるはず。切ない限りだ。

森萌々穂
転入当初はかなり推していたが、昨今は個人的な評価を大幅に落としてしまった感がある。アイドルに打ってつけのぶりっ子キャラに、華奢で可憐な見た目。第一印象では、断トツだったのだが…。
かつての才女である岡田愛を軽く飛び越えた秀才なのはいいが、学力のプライドなのか負けず嫌いなのか分からないが、思った以上に強めのキャラが潜んでいたように思える。
森センにタメ口きいたり、会長のゆづを叱り飛ばしたり…今回も森センのイジリに本気でピリついて、場の空気を凍らせたりしていた。他にも色々と、トゲがあるなぁという印象が多く見られ、以前よりも大分心が離れてしまった感じだ。
せっかく良いキャラ設定?があるのに、実にもったいないと思う。もう少し、和やかで優しい雰囲気を出した方が良いのでは!? 成績よりも、人に好かれる柔らかな空気感を大事にしていって欲しい。

有友緒心
中二ーずでは、最も特徴が薄く印象に残らない感じだが。当初の短すぎるパッツン前髪から修正し、スラリとした成長でお姉さん感は大分出てきた模様。
そよとの購買部で新境地を開拓したというか、ゆづとの漫才コンビとはひと味違う面を見れた気がしている。意外に成績は優秀な方で、萌々穂から一位を奪取し得る頭脳の持ち主でもある。社交性もあるようで、メンバーとのプライベートの交流も盛んなようだ。
ただ、変な部分で印象深いのは、フレマンの本番中に股間を弄っているGIFを目にしたこと。それも何回かやっている様子で、軽く衝撃を覚えたのだが…。
癖か、痒いのか知らないが、ある意味この子、大物になるのかも!? 来期、中三の面子も、一段と濃ゆいようである。

この他、不思議キャラの野中ここな、デカイ耳が見慣れてきた田中美空、癒しのマスコット野崎結愛など、下級生にも粒選りな人材が控えている。ここに挙げた子らは、個人的な注目度がひと際高いといえる。
ちなみに、次期生徒会長は順当に藤平華乃だと見ている。ただ、非常に成績が悪いのもあり、番狂わせは十分にあるやも知れぬ。この辺りは、父兄の間でも議論が盛んになってくることだろう。

成長期だけあって、目まぐるしく移ろい変化をきたす少女らの不可思議。見た目の印象はもとより、内面においても成長に伴う自覚や責任感によって良い面が現れることもあるし、猫被りの本性が漏れ出すことによって悪い面が出ることもある。
やがて旅立つ少女らは、大人への階段に踏み出していく。成長期限定ならではの彩りを愉しみつつ、今しかない少女の時間を大切に見守っていきたい。

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2019/03/06

意外な一面の重要性

FRESH!マンデー

ある意味、神格化され手の届かない存在であったアイドルの時代は、もう遥か昔。今や大幅に距離は縮まって、気軽に触れ合い親しみやすさを覚える反面、一部の不届き者によるストーカー騒ぎや凶悪犯罪にまで繋がり、負の側面が取り沙汰されるまでに至った。
過去は、あくまで過去。今の時代に即したアイドルの在り方があっても良いし、恐らくはこの古臭い人間でさえ、すっかり芯まで馴染んでしまっていると自覚することが出来る。
握手会などの触れ合いも適度にあるべきと思うし、様々な素顔を垣間見せることで親近感を得ることも大切だ。例えるなら、ドッキリ企画などは意外な一面を発見出来て、もはやアイドルにとって欠かせないものになったと断言しておきたい。

ここで、FRESH!マンデーにおける特殊な回である、#86を見る機会に恵まれたので敢えて取り上げてみたいと思う。
さくら学院メンバーに番組ぐるみでドッキリを仕掛けるという、異例の回。自由気ままに遊べるはずだった内容が一転し、公開授業で厳しいマナー指導を行った先生を招いて、マナーの授業再びというサプライズを。
前回こってり絞られた新谷ゆづみの驚きっぷり、思いがけずの涙など、非常に表情豊かな面が見られて大変に面白かった。生徒会長らしく振る舞おうとしながらも、ふとした弾みで脆さを覗かせてしまう可愛さ。今春での卒業が心から惜しいと思う。
その他、八木美樹の靴下に穴、田中美空の意外なまでのビビリ様など、見所多数でいつも以上に面白い内容だったのは間違いない。

意外といえば、今回のドッキリについての父兄の反応として、一部、否定的な意見が寄せられたことだろうか。
やり過ぎだとか、生徒を萎縮させるだとか、ちょっと信じられないような意見があり、個人的に驚くというよりはやや呆れているところ。
アイドルというのは、こうしたドッキリありきであり、昔は寝起きドッキリなどもあったし、今ではあらゆる形での定番企画として認識されている。無論、これにより普段では見られない面や素の表情なども見えて、より魅力が増すのはいうまでもない。
今回の場合は、ごく一般的なマナーであり常識の範囲内。先生もそれほど厳しかったわけでもなく、生徒が極度に緊張したために、勘違いする父兄が居たのかも知れない。

個人的には、もっときついドッキリでも良いと感じたほど。恒例の学年末テスト若干マンネリ化していて、生徒も警戒しまくりなので、もっと違う側面から仕掛ける方が面白いだろう。
メンバー年齢層が高い乃木坂46などは、本格的な心霊ドッキリをかけられているし、初期には富士急の世界一長いお化け屋敷に独りで入らせられたりしている。小中学生なのでそこまでは求めないが、集団での肝試しや定番の「箱の中身~」程度なら全く問題あるまい。
とにかく、今回のようなスパイスの効いたドッキリを安易に否定する輩は、アイドルファンとしてはド素人といわざるを得ない。もう少し、現代のアイドルの在り方を勉強し直した方がいいだろう。

かつてのアイドル像というのは、常に完璧で一点の綻びもないイメージに終始していた。だが今は全く逆に、素人同然の地下アイドルからメジャーまで多種多様の中において、いかにパフォーマンスを高め、あらゆる手段で自己アピール出来るかにかかっている。
懸命にアイドルを務めるに当たり、時に自らの弱い部分を垣間見せることで、より人間的な温かみ・親近感をファンに与えることの重要性をよく理解していることが、現代におけるトップアイドルの前提条件になる。そう確信している。

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2018/12/02

さくら学院消滅の不穏な予感

野崎珠愛すっかり在宅が当たり前になってしまったが、最後の現場となったのは、確かゆいもあ水野由結菊地最愛)が中三の頃の学院祭だったはず。(参照:水野由結の涙
心揺さぶられるように熱くときめいていたのを懐かしく思い出すが、恐らくさくら学院のライブであれほど高揚出来たのは、最初で最後になったと思う。タレント不足が慢性化している現状からは、そう感じずにはいられない切迫感があるのだ。
先月の学院祭、新曲や新部活である美術部などもあったが、おおむねいつも通りの安定した内容に終始したようである。本来これがさくらの学院祭であって十分なはずなのだが、何か物足りなさを覚えてしまう。
今の中二の世代、吉田爽葉香森萌々穂らが卒業した後のタレント不足が深刻であり、BABYMETALが失墜する中、さくら学院の解散まで有り得るのでは?といった懸念が拭い切れない。そう、次世代の救世主が必要不可欠なのである。

ちゃおガール2016グランプリの田中美空は、ひと息に160センチ超えと細長い成長が止められない。同様に、2016年のちゃおガールにエントリーしていた三好佑季は、ご存知の通り、「マジマジョピュアーズ!」で大ブレークしているわけだが…もし彼女がさくら入りしていたなら、実質的なエースに君臨し、情勢は大きく好転したのかも知れない。
一方で、転入時に未来のさくらを担う逸材と期待した野崎結愛は、やや発育不全気味なのかビジュアル的に未完成過ぎる印象が否めない。人懐こいキャラクターや愛くるしさは、メンバーにとっての癒し効果として絶大だが、やはり疑いようのないエース候補が欲しい。
そこで注目しているのが、妹の野崎珠愛である。こちらは、よりビジュアルの完成度が高く感じられ、少なくとも静止画で見た印象では外れたためしがない。近い将来転入するのが濃厚であり、否が応でも期待が高まってしまう。
いずれにしても、来年も含めて早急に若く有望な人材の確保に励む必要があるのは確かだろう。

余談となるが、初代生徒会長武藤彩未の復活ライブは成功した模様である。ソロ失敗時の肥満状態からは脱し、まあまあ綺麗に成長した姿を垣間見せ、磨き上げた歌声と留学時のエピソードを披露。さくらOGとも接触したらしい。ちなみに、菊地最愛とは会ったが水野由結とは会っていないようだ。
アミューズ繋がりでいえば、新進若手女優である山田杏奈水着写真集を出すとの一報も。本物の女優になるためなら肌の露出も厭わない…というよりは、知名度を上げるのには男性ファンを引き付ける水着は定石であり、またとないアピールチャンスにもなる。
才能や実力は十分なだけに、様々な側面からチャレンジする彼女の心意気に感服する。恥ずかしいなどと言っていては話にならないのだ。
山田杏奈写真集

今や事実上、唯一の箱推しとなってしまった感さえあるさくら学院が、下手をすれば消滅するかも知れないという思いに囚われる危機感は半端なものではない。もしそうなれば生き甲斐を完全に失い、30年以上に渡るアイドル遍歴が途絶える異常事態を迎えることになる。

正直にいうと、ここ最近の所業の数々により、アミューズという事務所を信用出来なくなっている。過剰な露出制限に目に余る束縛、水野由結に対する一連の不誠実かつ冷淡な対応、武藤彩未復帰にも沈黙する職員室…挙げればキリがないほどに。
もう少し、個人の意思や希望に寄り添って、たとえ退所した子にも我が家のように温かくいつでも迎え入れるような度量の大きさ、何よりも人に対する優しさを忘れないで欲しいと願い、物思う師走であった。

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2018/11/01

散り散りになった友情と絆

武藤彩未復活ライブ

前記事で言及したベビメタ新体制の二人(中元すず香菊地最愛)が、YUIMETAL水野由結)脱退についてのコメントを発表することは遂になかった。日本ツアーを終えたこのタイミングでないということは、今後もないのだろう。固い絆で結ばれていると思っていたが、どうやら見込み違いだったようである。
いつだか、ゆいもあのエピソードとして、二人の関係性を垣間見たことがあった。ツアーの宿泊先で二人は一緒に寝るのだが、翌朝起きた時も互いに挨拶もせずに黙々と身支度をするそうな。
一切、気を遣うこともなく、ありのままの自然体でいられる。それって友達というより、もはや家族のような間柄ではないかと痛く感心したものだ。そんな何よりも大切な存在が辞めてしまったのに、一言もない。家族どころか、単なるビジネスパートナーに過ぎなかったという冷淡な対応に、途方もない脱力感を覚えている。

さくら学院とは、何だったのか? 人一倍、友達思いだった水野由結が、最も近しい存在であったすぅもあに与えた影響力は、そんな軽いものだったのだろうか。あんなにも輝いた時期を過ごした三人の思い出が今、音を立ててひび割れていくようだ。
そう思い返すと、さくら学院結成当初の存在感のあるタレントが揃い、生徒会長がしっかりとまとめ上げていた頃が最も良かった気がしてくる。そう、あの武藤彩未の時代。ベビメタの三人とも良きライバルであり、幼馴染みであり、親友でもあった、非常に親交の深い初代生徒会長の下に一致団結していた時代である。

海外留学を終えて帰国していた武藤彩未が、このほどセルフプロデュースによるライブを催すことが決定した模様だ。
アミューズを契約解除されてから、実に三年ぶりとなる復活ライブ。なんと、生バンド付きで二回公演するそうな。所属事務所などは聞いていないが、完全に個人でこれだけのライブを組んだというのだろうか!? ちょっと驚きである。
無論、楽曲に関しては、アミューズが権利を持っているであろうソロ時代のものは歌えないに違いない。カバーナンバーが主で、オリジナルのものもあるとか。内容が大変に気になるところ。
海外留学といっても語学留学だったはずで、きちんと歌唱レッスンを積んだわけでもなかろう。それほど歌唱力そのものが上達しているとは考えにくいが、何しろ本人の意志は変わることなく歌手の道をまっしぐらというわけだ。

武藤彩未のこうした固い意志とは裏腹に、僕個人としては、これまで潔い引退を提言してきた。彼女が唯一人のさくら学院初代生徒会長であり、最も素晴らしい礎を築いただけに、現役の在校生を含め後輩達に、あまり惨めな姿を晒して欲しくないという思いが強かったからに他ならない。
しかし、そうはいっても、これは彼女の人生。今なお、決して諦めることなくステージに立とうとする思いの強さに、打ち負かされた感じか。彩未ちゃんがそこまでやりたいなら、陰ながら応援しようといった気持ちが芽生えてきた。
ただ、現実は甘くなく、これから数多くの困難が待ち受けているであろう。今回のライブは復活ライブというのもあり、キャパ400の小箱は簡単に捌けるだろう。しかし、二回目、三回目と回を重ねるにつれて安定した動員は難しくなる。
本当の意味で、人を惹きつける歌声、確固たる歌唱力というのを身につけなければならない。いつまでも父兄やメイトに頼らずに、新規を取り込むだけの力がなければ、当初の不安そのままに悲惨なドサ回りで失態を演じることになってしまう。
どうか、今でもさくら学院を象徴する存在である自覚を胸に誇り高く、かといって決して驕ることなくひた向きに努力を重ねて、是非とも夢を掴んで欲しいと願うばかりだ。

かつて、僕の心を突き動かした二人の美少女。水野由結が節目となる脱退を決断し、武藤彩未は今なお尽きることのない夢を追って始動する、運命的にも思える時節が到来した。
過去の友情は忘れ去られ、個々がバラバラに散りゆくこの瞬間に、あの輝かしい記憶へと回顧する。その中心に居た武藤彩未という絶対的な存在が脚光を浴び、今一度成功することこそ、全ての歯車が元に戻るような感覚を確かに呼び起こせるはず。
たとえそれが、一時のまやかしであったとしても…。

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2018/10/26

さくら学院が繋いだ絆

補正そよ

相変わらずダークサイド演出を続けているらしいBABYMETALの周辺で、早くも新メンバー追加の噂が囁かれ始めている。
もし追加するのであれば、さくら学院の在校生か卒業生しか有り得ないはずだが…さくら時代を経歴から削除し黒歴史化していることからも、KOBAは金輪際、さくら学院に関わるつもりはないのかも知れない。
どこの誰かも分からない人間を追加したところで、何の意味もありはしない。いずれにせよ、誰であろうとYUIMETAL水野由結)の穴埋めなど出来やしないのは周知の事実である。
無様なデーモンメイクの二人(SUMOA)を見て、耐え難い絶望感と共に、みるみる気持ちが冷めていくのを感じている。終わったのだなという諦めの感情をひしひしと感じ、ただただ輝いていた在りし日に思いを馳せるのみ。
さくら学院を否定するなら、僕はBABYMETALを拒絶せざるを得ないだろう。すぅもあ中元すず香菊地最愛)が、ゆいちゃん脱退についてのコメントすら出さないのであれば、僕は彼女らを軽蔑せざるを得ないだろう。この事について、非常に憤っているのだ。

BABYMETALを世に出したのは、さくら学院あってこそ。友愛の精神を育み、ひた向きに真っ直ぐに純粋な気持ちを届けること。この最も大切な教えを受けたはずのすぅもあが全てを忘れ、操り人形のようになってしまったのだろうか。
あの頃のさくら学院は最高に良かったが、今の現役生も捨てたもんじゃない。その精神は脈々と受け継がれ、確固たるタレントを擁していない在校生においても、皆が日々健やかな成長を遂げている。
成長するにつれて様々な一面を覗かせ、徐々に印象を変えていくメンバーがいる。ここでこの三人を挙げ、再検証してみたいと思う。

新谷ゆづみ
驚きの生徒会長抜擢からここ最近にかけて、個人的な評価が急上昇している。本来あった田舎娘キャラはそのままに、非常に人当たりの良い、和やかな柔らかい印象を出してきている。
引っ張るというよりは手を取り合って」といった、彼女の会長としての当初の方針には少なからず疑問があったが、新谷体制ならば有りなのかも?と思わせるほどの好印象を受けた次第。
サービス精神、表情の豊かさも兼ね備えており、FRESH!マンデーの出演回は毎回好評らしい。少しだけ見る機会があったが、たちまち彼女の独特の魅力に惹き込まれてしまったようである。
そよ吉田爽葉香)に腹パンされても怒らない、もえほ森萌々穂)の厳しいツッコミに平謝り、森センに邪魔だといわれ泣きそうになる等々、温かで優しい人柄が滲み出ていて、何だかやけにほっこりしてしまう。
正直、ここまで惹かれるとは思いもしなかった。ずっと推しメンであったそよから推し変しようかと、本気で考えているくらいである。
ただ、来春で卒業というのが残念な限り。その後の進路については聞いていないが、引退か飼い殺しになるくらいだったら、いっそベビメタの新メンバーにでもなってもらいたいくらいだ。KOBA退陣で、もあ契約切れが前提になるが、ダンサー二人を新谷ゆづみとメイトのもえほが務めるのなら、僕のベビメタ熱は再燃するかも知れない。まあ、ないんだろうが…。

吉田爽葉香
モデルの外仕事をきっかけに補正効果が外れ、主にビジュアル面で大きく評価を落としつつある。(参照:美少女の補正効果
たった眼鏡ひとつで、こんなにも崩れてしまうものかと嘆きたくなるほどの落差があり、ある種、今までにない極めて特殊なタイプというべきなのかも知れない。
特徴とすべきは眼の小ささであり、黒縁の大きな眼鏡をかけることで、その欠点を見事に封じていたというわけだ。その他の点では、黒髪ロング、肌が白く綺麗で端正であり、スラリとした華奢なスタイルで、まさに美少女然としている。ただひとつの欠点が大き過ぎたのである。
さくら在籍中においては、補正効果が有効なのは確かなので、少なくとも推しの一角から外れることはないと思う。しかしながら、来年の転入生次第では分からないし、今現在、新谷ゆづみの方に気持ちが向いているので微妙な感じである。
生来の落ち着きのなさだとか、定型文気味のコメントだとか、ビジュアル以外の面で修正して新たな魅力を見い出して欲しいところだ。

麻生真彩
かつてのKYG(恐怖のイェーイ軍団)の一員であった、賑やかしキャラ。とにかく喋り好きで五月蝿いという印象は変わらないが、ここのところは流石にお姉さんっぽくなってきて、ようやく落ち着きが出てきた感じか。
以前のように好き勝手に喋るというよりは、進行を頭に入れながら喋る年下の子を気遣って優先してあげる、といった配慮が出来るようになってきた。
FRESH!マンデーでは、なんと一人だけの独演会までこなしたそうで、しかも意外に好評だったらしい。これは恐らく他の学院生では大変に難しいと思われ、内面での精神的成長という点においては目を見張るものがあるようだ。
思いがけない新谷ゆづみの生徒会長指名の際には、悔し涙を流したとされ、負けん気やプライドも持ち合わせているようで実に頼もしい。
一方でビジュアルに関しては、あまり印象が変わらず、ひたすらに顎が伸びしゃくれが進んでいるとの報も。指で掴んで固定出来そうな勢いだが、綾瀬はるかのような売れっ子しゃくれ女優もいることだし、気にせずに頑張って欲しい。
ゆづのしかめ面

やれスーパーレディだとか研修目的を匂わせたコンセプトが鼻につくが、さくら学院の真髄は友愛の精神をもって助け合い、絆を確かめることで人間的な成長を促すことにあると確信している。そして父兄はそれを温かく見守り、懐かしい学生時代に回顧することで感動を得られるというわけだ。

BABYMETALの三人は、誰よりも深い繋がりがあったはず。八年間共に活動した月日と、その原動力となったさくら学院における日々。
誰ひとり欠けてはならない、そう誓った思いを振り返って欲しい。その根底には、いつでも笑顔で手を取り支え合ったさくら学院の眩しい思い出が焼き付いているはず。何よりも大切な、かけがえのない友達との別れを蔑ろにしないで欲しいのだ。

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2018/10/20

喪失感に満ちた終焉

最後のメッセージ

BABYMETALYUIMETALこと水野由結脱退が、正式に発表された。今後は、残ったSU-METAL中元すず香)とMOAMETAL菊地最愛)の二人で新体制として活動を継続していくとのこと。
ベビメタがどうあれ、僕の中では完全に終わったという思いに満たされている。さくら学院時代から見守ってきたのは、ゆいもあが存在したからであり、殊に水野由結という美少女に惹かれ続けてきたからに他ならない。
圧倒的なボーカルのSUを中心に、「カワイイ」を象徴するゆいもあが脇を固めダンスで魅せる。この絶妙なトライアングルが崩れ、片翼を失ったBABYMETALは確実に失速する。断言してもいい。もう終わりなのである。

しかし、水野由結が姿を消してから一年後とは、あまりにも引っ張り過ぎだ。公式、本人共に体調不良という話を出しているが、それが主な原因でないのは、これまでの経緯を振り返れば火を見るよりも明らか。
今春のワールドツアーにおいて、欠席に関する告知がなかったこと。早くから(恐らく年明けすぐ)ダークサイド演出に切り替え、YUIMETALなしの体制を組んでいたこと。アナウンスを全くせず、株主総会で社長が渋々体調不良だと明かしたこと。
これらの意味するところは、もっと根の深い何らかの大きなトラブルを抱えていて、公に出来ない複雑な事情があったということだ。今となっては知る由もないが、恐らくは水野由結アミューズを離れるのではないだろうか。
本人の言葉の中に、「夢に向かって進みたい」との文言があるが、これが例えば女優など他の芸能活動を続けるという意味であったとしても、事務所移籍を含めた環境の一新が前提になることと思う。無論、引退の可能性もあり、そうなれば今後二度と姿も見られなくなり最悪の展開となってしまうのはいうまでもない。

このタイミングで新曲のMVも公開されているが、もはやどうでもいい気分でチェックもしていない。水野由結を失ったことが致命傷であり、そのことにも気付かず、未だ延命を図ろうとする運営陣が哀れにすら思えてしまう。
単純に動員が三分の二になるという話ではない。三人のベビメタが好きで、YUIMETALの復帰を心待ちにしていたファンも相当数いるはず。そうしたファンまでもが去れば、最悪動員が半減する可能性さえあるのだ。もはや幕張どころか、Zeppレベルまで落ちてしまうかも知れない。
二年前の東京ドームをもって終わりにしておくべきだったと思う。そうすれば、絶頂期に解散した伝説的なグループとして歴史に刻まれたことだろう。こうして深手を負いながら悪あがきすることで、徐々に落ち目となって消えていく、最も悪い終わり方を選択してしまったようである。本当に残念でならない。
これから先は僕自身、熱量を大幅に削られたのもあり、BABYMETALに言及する機会は激減すると思われる。何となく惰性で新曲やライブをチェックすることはあっても、かなり冷めた目で客観視する感じになるのは間違いない。
あくまで、好きだった水野由結がかつて在籍し、数々の輝かしい偉業を果たしてきたグループの末路を見届けるという、微かな義務感のような感情を頼りに見ていくだけといったところ。たとえ、それが悲惨な最期であったとしても…。

僕の30年以上に渡るアイドル遍歴においても、水野由結という存在が特別であったことは認めたい。
まだ中学生だった時分、デビュー当時の西村知美に胸を打たれた遥か遠い過去の記憶。そこから始まったアイドルの奥深い迷宮で彷徨った末に見つけ出した面影、それは水野由結という一人の美少女、その美しい輪郭に回帰したかの印象を、ずっと覚えていた。
今、底知れぬ喪失感と、狂い出しそうな虚しさと戦っている。胸が張り裂けそうなこの思いは、自分の中に生きていた大切な何かが永遠に失われる瞬間に呼び起こされる、魂そのものの慟哭である。そう、それは全ての終焉を暗示しているのだ。

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2018/10/01

カワイイメタルを貫く妄想

BLACKBABYMETAL

このところ大した話題もないので、例によって取るに足らない妄想を垂れ流してみようと思う。
注目メンバーが欠け人気が低迷、先行きが見えないBABYMETALについて、とりとめのない思いを巡らしてみるとしようか。

一昨年の東京ドームを頂点とするならば、今現在は大分落ち込んでいるといわざるを得ない。徹底した露出制限を継続し、国内メディアにその姿を見せることは、ほとんどなくなった。加えて、YUIMETAL水野由結)の不可解な欠席と、その後の対応の不備が致命的に
落ちるべくして落ちているといった印象が根強いわけだが…これらは全て、プロデューサーであるKOBAMETAL(小林啓)によるものと巷では囁かれている。BABYMETALを世界的なスターにまで押し上げ、確固たる実績を上げたのもあり、そのワンマン体制が必要以上に強化されてしまったと見る向きもある。
彼は明らかにメタル寄りの人間であり、アイドルに関しては素人以下。従って、メタルアイドルという特殊なグループを扱うには、本質的には不向きかも知れない。結果的に、アーティスト気取りで露出を抑え知名度の低下を招き、ベビメタ以外の活動を希望するメンバーとの不和を生じさせた可能性が極めて高い。
このまま彼の下で囲われて隠されて続いていくのであれば、BABYMETALの凋落は避けられない気がしてくる。というより、YUIMETALの復帰が叶わないなら、もはや解散しか残されていないほどに危機的な状況にあるのだろう。
SU-METAL中元すず香)のソロ移行を念頭に置いているのかも知れないが、個人的には、そうした形でのBABYMETALは考えたくはない。
今回、耽る妄想としては、あくまで「三人体制でのカワイイメタルを貫く」という前提を変えずにやってみようと思う。

僕がもし、BABYMETALのプロデューサーだったなら…直ちに全ての露出制限を解除し、国内プロモーションを開始する。歌番組はもちろん、CM出演バラエティに至るまで、ありとあらゆるメディアにおいて攻勢を仕掛けていく。
同時に、今あるダークサイド演出は廃止し、本来のカワイイメタルに戻すのはいうまでもない。YUIMETALの復帰が難しく、それによってMOAMETAL菊地最愛)にも脱退の意思があるのなら、思い切ってダンサーをより若く才能のある子に入れ替える。人材の獲得は、アミューズ内にとどまらず外部からも積極的に求め、何なら大々的なオーデを実施しても構わない。
昨今はやらなくなったBLACKBABYMETALの曲も、メンバーの若返りによって問題なくセトリに入れられるようになる。過去のカワイイ系の曲、振り付けも然り。キャッチミーの股潜りも容易なはずである。
綺麗なお姉さんが歌い、ちっちゃい子二人が両サイドでダンスする、新たにマイナーチェンジしたスタイルの誕生というわけだ。

更に、大規模ライブツアーにおいて、メタルの大御所に媚びたり、海外の人気バンドを客寄せに使うのは一切やめる。
あくまで「カワイイ」で勝負するにあたって、大規模ライブにおけるゲスト(前座)には国内外問わず、さくら学院を起用する。
海外渡航費用が嵩むのは覚悟の上でも、さくら学院生にとって、これ以上にないほどの経験になるので未来への先行投資と考える。当然、ライブ前の温め役という性質上、アップテンポの新曲をいくつか追加し、メタル調のアレンジも必要となってくるだろう。
3rdアルバムに関しては、ファーストの収録曲にあるようなベビメタらしい斬新な新曲を多数収録し、いわゆる「なんじゃこりゃ!?」感を復活させる。メタル要素は「カワイイ」の引き立て役であり、ギャップの魅力という原点に回帰するわけだ。
衣装は初期のものを更に可愛くしたものに変更し、さくら学院の制服はあえて変えることはしない。当然、これもギャップ狙いである。
ライブセトリは常に新鮮な選曲とし、過去に入れていた可憐Girl'sの曲や「アニメ」も積極的に採用する。ライブそのものがびっくり箱であり、重厚なメタルを奏でる可愛さに魅了された、あの頃のときめきを取り戻すのだ。

さて、こんな風に妄想したみたのだが。メンバー改編という辺りを見ても、全く現実的でないのは痛いほど承知している。
ただ、これで売れても売れなくても、BABYMETALとはこうあるべきだという、ひとつの形は示せるのかなと一方で考えている次第だ。
実際には、「YUIMETALが戻らないなら解散するしかない」との意見に変わりはない。そして仮に戻っても、あの忌まわしいダークサイドに固執したり、メンバー高齢化によりカワイイメタルの放棄が避けられないのなら、やはり先はないのだと思っている。
終わる時期を見誤りつつある危機感、不安感に苛まれるこの感覚。これを拭い去るのは、あらゆる想定をもってしても難しいことに違いはないと、日々思い知らされているかのようである。

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2018/09/20

必要な水野由結の意思表示

昨年の水野由結

カントリー・ガールズ島村嬉唄が、ここ最近になってSNSを通じ露出、インスタライブまでやっているらしい。本人が何も発さないまま脱退、芸能界引退した割りには、ここにきてやけに発信し始めているのに妙な違和感を覚える。
(参照:島村嬉唄脱退の衝撃
カンガルメンや夏焼雅など、一部のハロメンと未だに交流があるようで、人間関係が円滑だったことは救いだろうか。そして、肝心要の脱退した理由はというと…病気などもあったようで体力がなく、中学校に全く行けてなかったとか。多忙を極めるアイドルと学業の両立が出来なかったことが、直接の原因というわけらしい。
やや涙ぐみながら、今まで自分で話せなかったのを悔いている様子だった。そういう理由なら仕方ないが、やはりきちんとすべきだったろう。
どんな理由であったとしても、応援してくれたファンに対し自らの率直な心情を話し、誠意をもって謝罪をする。こうしたケジメをつけない限り、本人もファンも悶々とし、あらぬ憶測やデマが飛び交う事態に発展してしまう。最後だからこそ、きちんとすべきなのだ。

さて、お分かりのこととは思うが、非常に悶々とした状態のまま、なし崩し的に活動を継続しているBABYMETALについて。
根源となっているYUIMETAL水野由結)が姿を消してから、もうすぐ一年が経とうとしている。あやふやな体調不良?的な報告がなされたのみで、詳しいことは何も分からず、運営は頑なに口を閉ざし続けている。
明らかに異常な状態であるにも拘らず、ここまで真相を明かさない不誠実な対応に、かなりのファンが他界していると聞く。相変わらず憶測や不穏な情報が飛び交い、メイトの間でも誹謗中傷や貶し合いが横行する酷い有り様だ。
そんな中、何事もなかったかのようにジューダス・プリーストのシンガポール公演にゲスト出演、年末にはオーストラリア初上陸と、スケジュールが埋まっていく。
そうやってブッキングしていくのは構わないが、先ずやるべきはYUIMETALに関する詳しい説明と、今後の体制の明確化であるのはいうまでもない。変わらぬ三人でいくのか、SUのソロ移行なのか、そこをはっきりさせないでズルズルと先延ばしにするのであれば、ファン離れはますます深刻になっていくであろう。
実際に、箱を小さくしたはずの日本公演のチケットも捌けていないと聞いている。海外のファンはともかく、日本のファンには例のダークサイドすこぶる不評であり、「あのゴキブリ衣装では、ゆいちゃんが帰ってきても嬉しくない」との声まで聞こえるほど。
大方、当面のダークサイド演出は変わらない模様で、下手をすればオーストラリアもゴキブリかも知れない。カワイイメタルを待ち望んだ現地のファンが気の毒であり、運営の馬鹿さ加減には呆れ果てるほどである。

不満の矛先は、なにも運営側だけでない。とうとう、YUIMETAL本人にも向けられ始めている。
男遊びが原因だの、YUIの我がままで他の二人が迷惑しているだの、遂には体調不良であるはずの本人が元気に演技レッスンを受けている、といった真偽不明のリークまで飛び出しているのだ。
僕自身としては、やむにやまれぬ事情があり、公に出来ない複雑な問題によるものと信じているが、結局何もいわず徹底して隠された状況ならば、こうなるのは目に見えていたことと思う。
僕は、水野由結本人に何らかの責任があるとは思っていないし、恐らく周りの大人達の所為だと確信しているが、一点だけ本人に求めたいことがある。いわずもがな、きちんとケジメをつけることだ。
19歳といえば、もう小さな子供ではない。世間一般にいわれる大人としての責任、殊に熱烈に応援し続けてきたファンに向けて、本人の意思により声を発して欲しいと願うのだ。
無論、海外における契約の事情、その他諸々の絡み合った問題によって、箝口令が敷かれているのかも知れない。しかし、これだけ界隈を騒然とさせ、ファンの気持ちを掻き乱した責任は何よりも本人が重々に感じているはず。
さくら学院時代から、決してファンに感謝を忘れない彼女だったからこそ、今の状態が信じ難いほどだ。愚かな大人達が何をいおうと、水野由結には、あくまで真摯で誠実であって欲しい。泣きながら悔いた島村嬉唄のようにはなって欲しくないのだ。
島村嬉唄

繰り返しになるが、辞めようがどうしようが、それによってBABYMETALが解散になっても構わない。今の混沌とした状態をどうにかして欲しいし、この割り切れない気持ちを何とかして欲しい。

僕が五年以上に渡り推してきた水野由結の率直な気持ちを耳にし、全てに納得し気持ちの整理がついたなら、本当の意味でBABYMETALを記憶の箱に封じ込め、良き思い出として懐かしむことが出来るように思えるのだ。今はその時を、喘ぐようにして待ち続けている。

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2018/08/24

蕾みのまま育む才能

山出愛子

今春、さくら学院を卒業した昨年度生徒会長山出愛子シンガーソングライターの夢を語っていたのが、ついこの間だが、既に小規模ながらワンマンライブを二度催し、新曲のMVまで公開している。
スマイル」というこの曲は、変に構えることもない自然体の曲調が耳に優しい印象だろうか。曲の作りや歌唱力など全体を見れば、まだまだ発展途上感が否めないが、最初はこんなもので十分ではないかと納得は出来る仕上がりだ。
正直言うと、ここまで愛子がバックアップされているのが不思議なくらいに思える。お察しの通り、以前の武藤彩未ソロプロジェクトがあれほどまでに頓挫し、悲惨といって差し支えないほどの大失敗に終わった経緯があるからだ。
(参照:消えたソロアイドルの夢
恐らく、あれだけの大々的なプロモーションを打って、楽曲製作に力を入れただけに、多大な損失が生じたのは想像に難くない。
今回の愛子の場合、シンガーソングライターという違いはあるが、歌手への思い入れも強い中でのソロ活動。非常に似かよった流れに見えてしまい、本人には申し訳ないが、あまり良い予感はしていない。

共に元生徒会長松田聖子を尊敬する歌手志望さくら卒業後のソロ等、二人の共通点は多いが、あえて異なる点を探してみよう。
武藤彩未さくら卒業後、一年以上に渡りレッスンに励み下準備に余念がなかった。更に、80年代アイドルをテーマに掲げ、当時の著名な作詞家など積極的に起用し、かなり大掛かりなプロジェクトの下に高品質な楽曲製作に注力した。
対して、山出愛子は卒業後すぐに活動をスタートさせている。そして当然、シンガーソングライターを目指す以上、多少の助けがあったとしても楽曲は全て自ら作り上げる方向性である。
プロモーションに関しても、全面バックアップを受けていた武藤彩未と異なり、ほとんどまともな宣伝もないまま数百人規模のライブハウスで父兄を相手にしている山出愛子とでは、明らかに待遇に差があるのが分かる。要は、金をかけていないわけだ。

こうしたことから、アミューズ山出愛子を強力に推すつもりはないと思われる。あくまでさくら学院の功労者として、その夢の手助けをする体を装っているだけだろう。
あくまでデビュー当時に限るが、武藤彩未はアイドル性、美少女性、存在感において卓越したものが確かにあった。グループアイドル全盛の時代にありながら、ソロアイドルの境地を見せてくれると本気で期待したものだ。
しかし、どうだろう。個人的には、山出愛子特別なものは感じられないというのが正直な印象である。もちろん、弾き語りの技術や作詞する感性には、一定の評価が出来るのは認めるのだが…。
いうまでもないことだろうが、これからは本人の実力で切り拓くしかない。焦らずじっくりと腰を据えて、何年もかけて少しずつ才能を磨いていけばいい。アミューズがあてにならないなら、躊躇することなく移籍してでも。

さくら学院は研修機関である」というのが実際のところ。隠れた才能を花開かせる最初のきっかけが与えられれば、それこそ御の字なのだろう。当然のこと、現役生の中にも才能の片鱗を見せる子は多く存在する。
有料配信である「FRESH!マンデー」に係わる動画は基本公開されないが、断片的になら見ることが出来る場合がある。最近になって、特技披露?の回らしい場面を少しだけ目にする機会があった。
英語が得意な日髙麻鈴エレキギター弾き語りで、さくらの曲を自身で英訳したものを披露していた。ギターはいかにも初心者な風ではあるがよく弾けているし、何より思いのほか声が良い。高音が心地良く響き、将来性を感じる歌声だ。
こうした動画を世界に向けて発信出来ないのは、何とももどかしい。海外の父兄には、きっと胸に刺さるのではないだろうか。

追記
武藤彩未海外留学を終え帰国したとの情報が入っている。あくまで初代生徒会長として潔い引退を望んできたが、本人はステージ復帰するつもり満々らしい。
さくらを卒業している以上、何も無理強いなど出来ないが、現役の後輩らに対し恥ずかしくないよう留意しつつ、納得いくまで頑張って頂ければと願うばかりである。
日髙麻鈴の弾き語り

少女の内に秘めたる才能は、折りしも儚く瞬間的な美しさが色付く時期に、青く固い蕾みを宿している。それは、ゆっくりと時間をかけて成熟し、咲き誇るのには極めて長い年月がかかるもの。

今でしかない少女の美しさを愛し敬うように、まだ蕾みのままの未知なる才能を夢想し讃えよう。未完成だからこそ稀少で麗しい、本当の少女らしい魅力に出逢える予感が、いつでも脳裏を過るのだ。

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