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2019/12/30

2019年アイドル総決算

佐藤愛桜、木村咲愛

癒しを求める思いとは裏腹に、着実に芯まで冷却された期間。そういった印象を深く覚えた一年であった。
忍び寄る老いと朽ちる肉体と共に、日常に染み込んだ完全なる孤独との葛藤。少女に癒しを求めるのが、最後に残された生き甲斐だったはずだが、それももはや危うくなりつつあるというのか。
長きに渡り注目し、興味を掻き立てたグループから心が離れ、行き場を失った空虚な心境が浸透してゆく感覚。令和の希望ある新たな時代とは、およそかけ離れた自然災害に見舞われたこの年にも似て、個人的な意味合いでも暗雲立ち込めた感は確かにあったようだ。

先ず、閉塞的な心境に陥らせてくれたのが、BABYMETALとの決別である。
決定的だったのは水野由結の脱退に他ならないが…遅過ぎたアナウンスや株主総会での言い訳、メンバーや関係者の口を塞ぐ秘密主義なやり方等々、数え上げればキリがないほどの不始末の数々に嫌気が差したのは言うまでもない。
その後、元モーニング娘。エースの鞘師里保サポメン採用や、さくら学院生のサポート、髪型や衣装の現状復帰など柔軟性を見せたものの、皆が納得し得る方向転換とまではいかず、人気の復活には至っていない様子である。
個人的には、水野由結への思いを断ち切れていない点だけが苦しいところ。今なお、過去のBABYMETALの映像を振り返ること多々あり、この形容しようのない胸苦しさを何とかして欲しい。一刻も早く、このことだけは気持ちのケジメを付けたいと願うばかり。

カワイイメタルを引き継ぐ者
鞘師里保、BABYMETAL電撃加入!?
水野由結の呪縛とさくらの異変

現状、最も推しているグループとしてのさくら学院に対する熱量低下は、僕のメンタリティの危険水域だといえる。
育成機関」と、いわば言い訳をすることで活動を意図的に狭める手法の愚かさ、推しメンを始めとする主要メンバーの部分的劣化、そして来年度の卒業離脱に際しての不安感など、ほぼマイナス要素しかない状況が続いていくことは一層に深刻だ。
どう考えても「映え」ない白鳥沙南もしくは野中ここなが率いるであろう次期体制には、魅力を感じることは甚だ難しい。転入生は良い面子ではあったが、決め手に欠けるものがあったのも否めない。
来年度以降、当面は佐藤愛桜を仮の推しメンとしていくしかないが、アミューズのキッズ部門にはオーデ通過の良質な原石がゴロゴロしているので、これらを転入生で迎え入れられれば救いはあるのかも知れないが…。期待するしかない。

少女らしく輝ける選択
さくら学院の新戦力
孤高の美少女、胸に秘めた悲哀

ここ数年に渡ってハロプロから遠ざかったのは、不本意であったとしか言い様がない。若手の堕落が大きいが、選りすぐりの新戦力を補充する上で、円滑な世代交代が停滞していることも一因であるように思えている。
ここにきて少しだけ僕の心を引き戻しているのは、やはり新世代の加入である。ビジュアル要因スキルメンキャラクター推しといった明確な区別によって、彩り豊かでバランスに富んだ新人を確保出来たのは好材料だったろう。
ただ残念ながら、古株で卒業したのがアンジュルム和田彩花Juice=Juice宮崎由加くらいで新陳代謝が促進されていない印象が根強い。特に、本体であるモーニング娘。には、未だに高齢の9期10期が居座っており、世代交代を阻んでいるのは頂けない一面だろう。
勢いのある新ユニットも登場しているし、全てがフレッシュで爽やかな若い世代のハロプロを見てみたいと望んでやまない。

ハロプロ変遷の時
若き精鋭の可能性

アイドルへの興味が薄れるにつれ、全く別のジャンルの美少女、或いは混沌とした地下にまで目を向けてしまう傾向は、どうしても出てきてしまうもの。
近年、話題の絶えない美少女特撮モノというのは、アイドルとは別ジャンルでありながら、若くビジュアルの良い女の子を起用しヒロイン化することで、子供のみならず、大人の美少女マニアすら虜にする特殊な魅力を放っている。
かくいう僕も日曜の朝には醜態を晒しているし、ファントミの動画を検索したりしている。画面に映る煌びやかな映像で演出された推定中学生の美少女は、何やら麻薬的な中毒症状を僕に催させるようである。
そして、地下において稀に見られる特段の美少女と、驚くべき才能有する存在の発見。これら極めて稀少な事例ではあるものの、決して見過ごすことの出来ない奇跡との遭遇といっても過言ではなかろう。

減りゆくアイドルのメディア露出
少女の奇跡の発露
原石を活かせない悲しみ

ここ数年は、決まり文句のようにネガティブな印象ばかりを年末に吐露しなくてはならない状況に置かれ続けている。
アイドル全盛の時代は確かに終わったのかも知れないが…どんなに時を隔てても、夢溢れるアイドルを志す少女、そのポジティブな魅力は決して色褪せることはないと信じていたい。

いつしか、人生の最期にまどろみの中で出逢える美少女、アイドルとして軽やかに舞うイメージを幾度も思い返しては、心満たされた心境で消えていける。そんな年が来ることを、ひたすらに待ち望んでいる。

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2019/12/18

若き精鋭の可能性

岡村ほまれ

前に久し振りに記事にしたハロプロに関して、新たな若手グループとは別に、今年加入した新メンバーについても取り上げてみたくなった。
たまの休日に暇を持て余していたところ、ふと思い立って、ハロプロ新人の動画を検索したのがきっかけだ。まだ各人について詳しくは知らないが、少なからず興味を引く存在はいたようである。

およそ半年ほど前になると思うが、各グループの新メンバー発表のシーンまで遡る。ハローではお馴染みの、合格発表をサプライズ…早くいえばドッキリで仕掛けることで、新メンバーの素顔やキャラクターの一面が垣間見れるのが何とも興味深い。
モーニング娘'19岡村ほまれ北川莉央山崎愛生Juice=Juice工藤由愛松永里愛アンジュルム橋迫鈴。それぞれ新加入した面々の中から、とりわけ印象に残ったのは岡村ほまれ北川莉央橋迫鈴であった。

先ず、岡村ほまれについては、とにかくビジュアルの印象が良い。細身で思ったより上背もあり、モデル系と思いきや、かなりの童顔で可憐な少女っぽさを湛えている。いかにも成長期を思わせる風情だが、その繊細な危うい感じもまた魅力的である。
反面、譜久村聖ハロプロリーダー直々によるドッキリにも動じるでもなく、淡々と合格発表を受け入れた様は、面白みに欠けるものがあった。このリアクションの薄さもあり、キャラクター性も疑問視されたが…CAにお子様扱いされて、ぬいぐるみを渡されたエピソード披露など、自身の幼い容姿を逆手にとったかの和ませ属性が見え隠れしたのは幸いだった感じか。

キャラ面で期待が大きいのが、北川莉央。例によって、リーダーによる自宅直撃を受けたが、そのリアクションが岡村ほまれのそれとは段違い。何が起きたが分からず素の姿丸出しで、合格発表時には驚きのあまり身体の震えが止まらない。ニックネームの「水飲みババア」といい、ツッコミどころ満載な感が初っ端から出ているところも素晴らしい。
両手で顔を覆う仕草が癖なようで女の子らしいが、意外と果敢に喋る面も見られたりして、個性の多彩さを感じられるのが最も大きな特徴か。運動音痴な劣等性的な面があったとしても、それを武器にするくらいの型破りさを大いに期待したいところ。

研修生出身の橋迫鈴だが、少し前までの記憶では相当小さかったイメージがある。研修生にはあまり詳しくないが、元気があるのかないのか掴みどころのない地味な子という印象しかなかった。
ただ、アンジュ加入発表時には結構大きくなっていて、髪型もショートにして印象が一新されていた。それに成長したせいもあり、心なしか顔立ちも洗練され美少女ぶりに磨きがかかった気がする。アンジュには、もったいないほどの輝きに思えたのだ(失礼)。
惜しむらくは、当たり障りのない平凡なコメントや発言、真面目さが逆につまらないこと。個性派のアンジュで、更なる突き抜けた個性を発揮してもらいたいと切に願う。

完全に余談だが、新メンの研修生を調べる過程で、現研修生に気になる子を見つけた。小野田華凛という子。弱冠11歳と小柄で幼い印象ではあるが、独自の平凡な可愛さを有している、ハローでは珍しいタイプか。今後の成長が気にかかる原石といえるだろう。
橋迫鈴

アイドル王道を往く、ハロプロの遺伝子を引き継ぐべく投入された新鋭への期待感は極めて大きいだろう。
アイドルの常識を覆したパフォーマンス能力、競争意識漲る強靭な精神力、彩り豊かで底知れず溢れ出る個性味…。伝統的に継承されたその本質は、現代の生温い時代に生きる若い世代にも必然として求められるもの。

本当に徐々にではあるが、僕の冷め切ったハロプロ熱が呼び起こされるようだ。過去を払拭し、新たなる時代を形作る若き精鋭の可能性に、ほんの少しだけでも賭けてみたいと今、自分自身を説き伏せているところである。

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