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2019/05/29

さくら学院の新戦力

Sakuragakuin39

近年においても稀に見る粒選り感で新時代を感じさせた、今年度のさくら学院転入生。非常に気になる存在となっているわけだが…FRESH!マンデーにて、それぞれ個別に出演し、その興味深いキャラクターの一端を垣間見せたようだ。

最初の週に登場したのが、戸高美湖。クールビューティーな印象が際立ち大人っぽさも漂うが、実際には意外な面が隠されていた模様。
フレマンではやや緊張した様子だったが、KYGの一角であった藤平華乃と距離を縮め、気の合う間柄というフレキシブルな人間関係を築いている。ただ残念なことに、学力不足という負の側面も似かよっているようで、父兄のお便りがまともに読めないという想定外の事態も勃発している。
殊に、ごく簡単な漢字が読めないという有り様で、恐らく小学校低学年レベルの漢字力が危ういといった、中学生らしからぬ失態を演じていた。今から学年末テストが思いやられてしまう。
ただ一方で、ダンスや歌の評価は高く、在籍暦のある先輩メンバーのお墨付きも頂いていた。後から知ったのだが、この子は広島のアクターズスクール出身で、あの中元すず香の直系の後輩にあたる。いわば、英才教育を受けている秘蔵っ子というわけだ。
こうした経緯から、BABYMETALを引き継ぐ後継ユニットの一員ではないか?などという噂までたっているが、さすがに無理がある話だろう。そこまでのスキルはないし、俗物的な二番煎じのような方法をアミューズは嫌うに違いない。
いずれにしても、スキル面でさくらを引っ張り、新しい風を吹き込んでくれる期待感を担う逸材であることは間違いないと思う。

そして転入式にて、上品なお嬢様テイストを遺憾なく発揮した佐藤愛桜にも言及しておこう。
初めてのフレマンではあるが、おっとりした優しい空気感のある独特な雰囲気、真摯でありながらの愛嬌溢れる微笑みと、これまでの学院生にはない癒し萌え要素に父兄はメロメロの様子である。
各種SNS、掲示板等でも抜群の好感度を叩き出している。かくいう僕も相当に惹き込まれ、痛烈に魅了された感覚を確かに覚えている。
見た目も基本清楚なのもあるし、声が思ったよりずっと可愛く、実に女の子らしい点など非常にポイント高いものがある。
番組内では、やたら森萌々穂を持ち上げていた感じがあったが、いわば生徒総会をピリつかせるほどの影の権力者に媚びている風に見えなくもなく、ある種、世渡り上手な一面もあるのかも知れない。
フレマンとは別に驚きだったのが、転入して間もないというのに、なんと五枚綴りの日誌を上げているのだ。しかも、びっしりと書き連ねた文字のみの長文である。真面目な性格が窺い知れて好感もてるのは良いが、高齢父兄には老眼でキツイこともままある。しかし、凄い子である。
吉田爽葉香が卒業した後が心配だったが、少なくとも現時点で、次期推しメン候補ナンバーワンに躍り出たという印象。今後も、決して目が離せない存在となりそうである。

初見のインパクトが甚だ強かった、木村咲愛についても語らねばなるまい。
先ず、そもそも他メンと並んだ絵面が異様である。明らかにサイズ感がおかしくて、そよの胸くらいまでしかない。身体が小さいというより、頭も顔のパーツも全てが小さい。さくら学院史上最小サイズというのは伊達じゃない。
緊張してるとは言っていたが、意外に落ち着いている様子だった。話し方もしっかりしているし、父兄のお便りも美湖と違って、問題なく読めていたように思える。全体的に見た目の印象に反し、しっかり者という印象が色濃く残った。
ただ、言いたいことははっきり言う、強めのキャラクターも見え隠れしているようだ。いうなれば、ちょっぴり強気なチワワといったところか。強めキャラは萌々穂でげんなりしているので、個人的には、あまり歓迎出来ない感はあるが…。
ビジュアル面でいえば、やはり歯並びは気になるところ。ただかなり発育途上感があるので、体型はもとより、顔の造形に関しても大きな変化が起きる可能性あり。いずれにせよ、なるべく早い段階で歯列矯正をした方が良いとは思う。
関係ないが、野中ここなの矯正器具は目立たないものにすべきだったのでは!? 愛桜がしているような白いのとか。
かつての大賀咲希も、見た目可愛いのに、あの矯正器具が妙に目についた記憶がある。アイドルは魅せる商売、親御さんも細かな配慮をして欲しいものだ。

多様な隠されたキャラクターを見せ始めた、転入生の面々。才能の片鱗を覗かせるスキルメン、清楚な香り漂わせる良いとこの御令嬢、まるで幼女にしか見えないしっかり者…バラエティに富んだ個性と安定したビジュアルで魅了する今期転入生には、心ときめくものが確かにあるようだ。
過去にNHKホールを埋めた全盛期から数年、さくら学院の勢いは格段に落ちたと認めざるを得ない。それでもなお、こうした良質な新戦力の加入により淡い希望を抱かせてくれる。
僕にとってはやはり、決して欠かせない心の拠り所なのである。

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