少女の季節を生きる感覚
やがて季節が移り変わり年月を重ねても、僕は相も変わらず少女の季節を生きている。明確に表すのなら、数十年に及ぶ時を隔てても、美しい少女の印象が心の奥底に焼き付いて離れないという意味合いだろうか。
未完成でありながら最も美しいシルエット、無垢で純真な硝子のような魂。これらの要素を有している存在は、どんなに他を探しても見つけることは叶わなかった。少女ならではの魅力だけが、この凍えた孤独感を紛らしたのだ。
いかに取り繕ったとしても、こうした心情を吐き出しただけで非常な迫害を受けることに変わりはない。俗にいうロリコン呼ばわりされ、酷い場合には犯罪者予備軍といったレッテルまで貼られる始末。
今、世界的にも、LGBTなどの性的少数者が擁護される傾向が強まっている。しかし正直にいうと、同性愛者の類いには違和感しか感じないし、そこまで擁護される理由があるのか疑問に思ってしまう。
決して、幼い少女に性的な目的で惹かれているのではないと固く断っておきたい。その前提でもってしても、人間本来の本能として全く不可解極まりない同性愛は明らかに異常であり、あくまで雄の本能に従い若い雌を求める小児性愛者は、まだ正常に近いといえる。同じ性的少数者ならば、なぜ一方は擁護され、一方が迫害されるのだろうか。理解に苦しむ。
無論、小児性愛を肯定するつもりはないが、きちんと人権を守られ適切なカウンセリングを受ける権利はあるのではないか。それによって性犯罪の抑止にも繋がるだろうし、同性愛者に注ぐ税金があるなら犯罪の未然防止に使われるべきである。
さて、これはあくまで個人的見解だ。どうでもいいことで無闇に叩かれるのは御免なので、このくらいにしておこう。
話を戻すと、少女の癒しという要素はアイドルにとって欠かせないものであり、逆風の強いジュニア世代、殊に小学生アイドルにおいては極めて特徴的なものになる。数少ないこの世代だが、とりわけ目を引いたグループをひとつ挙げておきたい。
詳細がなかなか掴めない地下事情において、主に小学生を扱ったグループは絞られるが謎も多い。
名古屋を中心とした活動らしい、DIANNAプロジェクト。どれほどの活動範囲なのか知らないが、最近リニューアルしたMERUCHUという名のグループが妙に気になった。
「はじめての片想い」というMV、ほんわかした空気と甘く蕩けるような美少女のイメージが脳髄を揺さぶるようだ。この絶妙なお遊戯感は見覚えあるが、あえていうならあのボナプロテイストだろうか。つい魅入られてしまう。
特に推しの子というのは居ないが、この得もいわれぬ幸福感に包まれる感覚が秀逸である。歌もダンスもお遊戯レベルでしかないが、ビジュアル・雰囲気共に、今あるべき小学生アイドルの原型を示している気がしてくる。しばし見守り続けたい。
ちなみに、以前「あまのひにゃさく」として紹介した面々も、名前を変えて同プロジェクトにて活動継続中らしい。貴重な小学生アイドルとして、併せてチェックしておくべきだろう。
(参照:美少女という希望の灯火)
かつて、もう十年ほど前になるが、こうした小学生アイドルに魅了され足繁く現場に通いつめていたことがある。その時に感じていたものは、性的な要素など一切なく、ただひたすらに刹那的な心の癒しそれのみであった。
どんなに過去を振り返ろうとも、未来を見据えようとも、止められない時の流れの中で一瞬の輝きを放つ少女期の美しさを素通りすることなど出来はしない。
ふと我に返った時には消えている。そんな儚い瞬間に触れる感覚こそが、少女の季節を生きている幸福感には含まれている気がしてならないのだ。
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