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2018/05/02

遠のく少女の輝き

新たな予言?

BABYMETALのワールドツアーを前に、新情報が断片的に伝えられている。
アパレルブランド設立、アメリカでオリジナルレーベルを立ち上げ、更に先述した謎かけの注釈等々。この内、音楽活動から外れるものは除外したとして、独自レーベルというのはよく分からない話でもある。アメリカ大手レコード会社との契約がうまくいかなかったのか、より自由な方針の基に活動したかったのか、様々な憶測が流れている。
例の謎かけに関しては、結局まだ意味不明のままである。ニュアンスからすると、フロントメンバー増員・交代の類いではなく、神バンドの入れ替わりのような気もするが、蓋を開けてみなければ何ともいえない。きちんとした答えを早く聞きたいところだ。

いずれにしても個人的に最も気になっているのが、YUIMETALこと水野由結の動静である。広島公演欠席以来、さくら学院卒業式の集合写真にすら姿を見せず、半年以上に渡り一度も顔を見られないというのは明らかな異常事態だろう。
昨年秋の、巨大キツネ祭りの映像を見る機会があった。2014年から2015年にかけてくらいの最も輝いていた時期の記憶が眩し過ぎるのもあるが…正直、YUIMETAL肥満劣化しかけていると言わざるを得ない様子に映ってしまった。
やはり、顔が丸いのだ。身体は細いまま顔だけが膨らむ肥り方をするタイプなのだと思うが、ウェンブリーの頃と比べても見る影もなかった。
恐らくじきに始まるUSツアーでは絞ってきていると思われるが、摂食障害を匂わせる激痩せがあっただけに、標準ウエイトに戻せるかは微妙か。無理はして欲しくはないが、とりわけ女子力の高かった彼女の無惨な姿を目にしたことで、かなりベビメタへの熱量が削がれたのは否定しようのない事実らしい。久しぶりの姿を見られる海外ツアーにおいて、ビジュアル面での復活を強く願いたい。

海外公演といえば、異色の地下アイドルです。ラビッツ海外進出も秘かに進んでいた模様だ。
昨年末に既に台湾、そして三月には再び台湾でフェスに参加、ワンマンライブまで催していたようである。以前に海外進出するとは聞いていたが、解散騒動やらで流れたと思いきや、いつの間に?という感じであった。
台湾というのは、アイドル文化のあるアジア圏の中でも最も無難な選択。本音をいうと、欧米での反応が興味深かったが、地下アイドルには無理がある話なのだろう。アニメフェス等の出演オファーなどの機会がない限り、難しいのかも知れない。
三月のフェスの映像を見させてもらったが…フェス自体は大きいらしいが、実際のステージは思いのほか小さい。観客も大した数でもなく、前の方だけ盛り上がっていた感じだ。まあ、そんなものなのだろう。
ただ、改めてフルで見てみると、やっぱり悪くない気がする。三人のバランスに、部長の異色さ加減、それに何といってもパフォーマンスが意外に「ちゃんとしてる」のだ。
もちろん、メジャーの一流どころと比べると見劣りするものの、きちんとレッスンを受けて完成されたものなのが分かる。推しはセンターのえみ望月愛実)だが、女子高生になって背が伸びたのもあり、脚線が画的に映える。ダンスの足の運びに注視してしまうほど、綺麗に流れるように踊れるのは実に素晴らしい。
ステージ外のオフショット時に気を抜き過ぎている表情も見受けられるが、この子は歌唱力も含め悪くないと思う。どこかの大手が池間夏海のように引き抜いてやれば良いのに…と少しだけ考えてしまった。
です。ラビッツ

BABYMETALの高齢化、もしくは劣化によって、似たような無名の地下アイドルに乗り換えるようなことはないだろうが…メジャーであろうと地下であろうと、懸命に頑張っているグループの中には見るべき価値のある存在が皆無ということはない。

ひとつの潮流を生み、新たなカテゴリーを認識させた面において、BABYMETALはひとつの役割を果たしたといえる。このまま彼女らが停滞し消えていったとしても、これ以上にないほどの実績と存在意義を歴史に刻み込んだはずだ。
ただ何よりも物悲しいのは、朽ち果てていく少女期の面影。眩しいほどに輝いていた少女の輪郭が、記憶の中でしか反芻出来ない過去の遺物と化してしまう苦しい現実の方なのだろう。

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