« BABYMETALに生じる危機感 | トップページ | 少女期の終着駅 »

2017/10/24

アイドル不変の道すじ

ミラクルちゅーんず!

日曜の朝っぱらから、テレ東の子供向け番組を見ている自分が情けないとは毛頭思いもしない。哀れなドルヲタ中年と罵られるのだろうが、こちとら言うなれば中学生の頃から生粋のドルヲタである。あまりに年季が入り過ぎている。
おかげで、美少女を探知する嗅覚が無駄に敏感になった気がしてしまう。これが少しでも反応したならば、ついチェックしないとどうにも釈然としない。在宅ドルヲタを拗らせた所以である。

アイドル業界において、どれだけ話題を呼んでいるかは不透明な特撮番組ミラクルちゅーんず!」。いわゆる、実写版セーラームーンに近い内容にも思えるが、こちらはあくまでアイドルがテーマ。近年では珍しいケースな気がする。
悪いハートをチューニング!」の決め台詞で人々を改心させるとか、プロデューサーは何かの宗教かぶれなのか!? 邪推すると、ドルヲタのオッサンを悔い改めさせ、更生を促しているようにもとれるのだが…。
というのは、非常に違和感を覚えた場面があったから。サイン会だか握手会だかのシーンで、なぜか客のほとんどが若者で見栄えの良い洒落たイケメンや女の子ばかりだったのだ。そんなわけないだろと。
テレビなので醜い絵面は回避するとしても、現実とのギャップが酷すぎて萎えるものがあったのは否めない。実際、このグループのイベントでは客の大半を子供が占めていて、通常のドルヲタは排除されているようにも映った。
今後、アイドルとして本格的に売り出すのかどうか知らないが、メインの客層にするべきは当然、ドルヲタのオッサンに他ならない。子供や同世代の若者などファンに付けても、すぐ飽きるし金を落とさない。オッサン相手に接触でも何でもやらないと上に行けないという認識は、最低限持つべきだろう。

さて、出演している女の子について。最初の印象では、小奇麗なモデルの卵を選りすぐりで集めた感じ。物凄くアイドルっぽい子や、個性が際立つタイプの子は皆無という雰囲気がありありと出ている。
しかし何だかんだいって、ビジュアルの悪い子はいない。センター?の内田亜紗香は唯一、異色な見た目に思えるが、恐らく髪型が中国人っぽいからだろうか。個人的に気になったのは、小田柚葉という青い子。アモレカリーナ東京というアイドルグループにいたようで、最もアイドルとしてのスキルに長けている印象がある。
そして特筆すべきは、銀色の西山未桜。意外にもちゃおガールオーデ2015の受賞者で、アミューズが捻じ込んだらしい。同郷ということで、モーニング娘。'17森戸知沙希同様、ある程度推せる美少女となるかも知れない。
いずれにしても総じて美形揃いであり、思いのほかダンスのキレもあって好印象があるのは確か。本気で売る気があるのなら、十分に上昇気流に乗れるポテンシャルを秘めているのは間違いない。

子供に夢や憧れを抱かせるアイドル、そう思わせたいのは分かるが、如何せんアイドルの現実とは程遠いものがある。子供がいつか成長し、実際にアイドルの夢を掴んでも、目の前に待ち受けるのは濃ゆいドルヲタとの握手漬けの毎日だ。
給食が不味いから平気で残す。それを簡単に許す。そんな風に子供を甘やかすよりも、本当の現実というものを突きつけてやる方が、よっぽど勉強になるはず。
かつてのクッキンアイドルのように、ドルヲタ排除して子供に夢を与えます。それなら、アイドルなんて名乗るんじゃない。全ての人に公平に分け隔てなく、感謝の思いで返すのがアイドルとしてあるべき道すじ。不変の道程なのだ。

|

« BABYMETALに生じる危機感 | トップページ | 少女期の終着駅 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92132/65958695

この記事へのトラックバック一覧です: アイドル不変の道すじ:

« BABYMETALに生じる危機感 | トップページ | 少女期の終着駅 »