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2017/06/18

国民的アイドルの終焉

須藤凛々花

別にどうでもいい話だが、AKB48というかつての国民的アイドルグループが、いよいよもって完全に終了した模様だ。
恒例の総選挙において、NMB48須藤凛々花が、こともあろうに壇上スピーチ中に結婚発表するという暴挙に出たらしい。要するに、恋愛禁止など無視して異性交遊した挙げ句、投票したファンの気持ちを踏みにじるといった、アイドルとして有り得ない素行をしたわけだ。自慢げに堂々と、その場で告白する神経は明らかに異常だし、一部の祝福するかの声が上がったのも非常識の範囲を超えている。
この娘は少し変わっているというか、爆弾発言が珍しくないタイプと聞いているが、20歳にもなって物事の正常な判断がつかないでは済まされない。こうした事件は、これまでのAKB48を象徴しているかのようである。

数多くの非常に杜撰なスキャンダル処理をしてきたツケが、まわってきたのだろう。致命的なレベルのスキャンダルを、そのメンバーが主力級であるという理由だけで揉み消す、もしくは放置してきたことによって、若い世代のプロ意識が欠落してしまった。
プロどころか、アイドルという意識ですら希薄になり、何の罪悪感もなく男遊びをする始末。挙げ句の果てには、総選挙でファンに投票を募っておきながら全てをひっくり返し、単なる金づるであるかのようにファンを足蹴にした。こんなことが果たして許されるのか!?
NMB48はもちろんだが、AKBグループ全体に対し、直ちに解散して欲しい気持ちで一杯になった。

僕はAKBが嫌いだが、それはパフォーマンスが稚拙とか、握手主体の過剰商法が直接の理由ではない。あくまで、前述のようなスキャンダル対応の不備が、嫌悪感を抱く一番の理由となっている。
いうまでもないが、アイドルはファンによってのみ成り立っている。タレントやアーティストにとってもファンは大事だが、嫌われ者でも仕事がきたり、音楽性の追求が優先したりと、必ずしも第一義ではない。
しかしながら、アイドルは応援するファンあってこその存在故に、最も大切に扱い重要視しなければならないのだ。そのための恋愛禁止ルールであり、これを破ることにより、たとえ擬似恋愛であったとしてもファンを裏切ることになってしまう。
一度でもこの禁を犯してしまった者は、誠心誠意ファンに謝罪した上で、直ちにアイドルを辞める必要がある。須藤凛々花の場合では、総選挙を辞退し、謝罪を尽くした上で即引退すべきだった。順番さえも、致命的に間違っていたわけだ。

自身のスキャンダルをネタにしている指原莉乃は到底支持出来ないが、ストイックなまでにアイドルを貫いてきた渡辺麻友はリスペクトしている。今回、二位に終わった彼女は遂に卒業を発表したが…若手がこの体たらくでは、AKBの未来はないと彼女自身が最も感じているに違いない。
総選挙でのこの事件は、今のAKBの体質を象徴している。メンバーの意識然り、運営の姿勢然り、全てにおいて蔓延していると確信するべき。
はっきり言わせてもらいたい。AKBは終わった。完全に終焉を迎えたのだ。がん細胞が全身に転移し、あとはただ死を待つのみ。
余命いくばくもない未来に、果たして何が残せるのか。多分、消えようのない汚点だけだろう。

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