重圧から始まる新年
年末恒例の総決算記事を見送ったのは、少なくとも僕個人の中では異例な事態である。アイドルに対する熱が冷めるにつれ、注目すべき事柄が限られてきており、総括するほどのものがなかったからといわざるを得ない。
このままアイドルに何ら関心を抱かなくなってしまった場合、このブログを継続する意味がなく、閉鎖することになり兼ねない危機的状況に陥るだろう。同時に、生き甲斐を失くした僕の人生も、いよいよ終わりを迎えるのかも知れない。
昨今は、特に生活そのものに張りがなく、精神的にも肉体的にも力が湧いてこない状態が続いている。生物としての死というのは、いわば自然発生的に、こうした怠惰な成れの果てに訪れるものか。必然なのかも知れないと、心のどこかで感じているところだ。
兎にも角にも、哀れな中年世代での最期を避ける為にも、今しがた注視している少女らの現状と今後の要望を反芻しておきたい。
ハロプロにおける、静かなる空洞化。顕著なモーニング娘。を始めとして、若手ユニットにも絶対的な存在は見当たらない。
前記事でも言及した通りの印象薄い新メンバー、これにより本体の将来が不透明になってしまった。加えて、小田さくらとのダブルセンターを画策していたと思われる佐藤優樹が、椎間板ヘルニアで休業する事態に…。雲行きは悪くなる一方だ。
カントリー・ガールズは嗣永桃子が引退、やはり不安要素が大きいが、主要メンである森戸知沙希が髪を下ろして確変するなど、若手の底上げが少しは期待出来る現況か。個人的にも地元出身というのもあり、頑張って欲しい。
こぶつばに関しては、こぶしの一時期の勢いに陰りが見える中、つばきファクトリーはようやくメジャーデビューを迎え、唯一の光明を見い出せるだろうか。新加入の小野田紗栞は早くもセンター扱いされており、美少女としての期待度も高いので注目すべきだ。
さくら学院のアミューズ勢も、粒選りでありながらグループの顔になり得る存在が居ないのは同様。知名度と経験豊富なプロの立ち回りで無理矢理引き抜かれた?黒澤美澪奈が今年卒業、次期生徒会長は山出愛子で確定だろうが…ビジュアルと印象不足により、かなり不安定要素が強いといわざるを得ない。岡田愛や日髙麻鈴といった個性の強いメンバーにより、うまく乗り切って頂きたいものだ。
その他では、吉田爽葉香や森萌々穂が成長し、存在感を増すことに期待するしかないだろう。いずれにせよ、春の転入生には大注目だ。
現状、僕が最も心動かされているBABYMETALは、もはやアイドルを捨て、世界的アーティストの領域に入ってしまった。国内露出の減少は紅白落選により決定的となり、海外の大物とのコラボに終始している状況が早くも見えてきている。
最も推しているゆいもあ(水野由結、菊地最愛)が今年18歳に達し、アイドルとしても厳しい年齢に差し掛かりつつある。恐らく今後も、世界基準での海外活動がメインとなるのは確実であり、距離感は遠のくばかりだ。世界に羽ばたく姿は嬉しくもあり寂しくもある、複雑な心境に見舞われている。
若手女優、子役の面では、やはり人材不況を感じ得るが、限られた中で注目に値する存在が居ないわけではない。
芦田愛菜の系列を断固として否定してきた僕ではあるが、彼女も12歳となり、それなりに可愛く成長してきたと認める。しかしながら、当然として追い求めるのは、非の打ちようのない美少女。それに今一番近い存在が、篠川桃音と断言出来るだろうか。
国際映画祭に出展する新作映画「淵に立つ」でも、輝くばかりの可愛さにより共演者をメロメロにし、演技も折り紙付きという噂。多大な期待を寄せるに値する、美少女子役の誕生を目の当たりに出来るのかも知れない。
アミューズのバックアップが珍しく正常に機能している感の、山田杏奈の活躍にも目を見張るものがある。さくら学院へのアイドルルートが断たれたのは残念だったが、その卓越した美少女ぶりはそのままに、女優として順調なのは嬉しいばかり。
「咲-Saki-」実写版でも主演級の扱いであり、業界の評判も上々のようだ。正統派美少女としての質が飛び抜けて高いだけに、女優以外でのグラビア展開、トーク番組出演なども大いに期待したい逸材の一人といえる。
年明け早々、全てにおいてマイナスから出直しするかのような、ネガティブな感情に浸っているのが何とも情けない。
なぜ、前向きになれないのか、なぜ、未来に希望を持てないのか。いわずと知れた話だろうが、僕にとって泥沼の中で握り締めた命綱が美少女であり、アイドルであったのは誤魔化しようのない事実なのだ。
数十年に渡り想い続け、憧れを抱いたことへの功罪。今にして、ひしひしと心の重圧と化している。この愚かなる半生に報いるとするならば、いわずもがな渇いた胸中を満たし、今一度燃え上がらせる珠玉の美少女との出逢いに他ならないのだ。
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コメント
こんにちは。
今年もよろしくお願いします。
確かに。。。僕も熱は冷めてるけど、自分の理想を求めてる部分もあり複雑です。
現場を離れてる僕の見方が正しいかは分かりませんが、こぶしの勢いは落ちてる気がします。原因としてはライブハウスでの活動・過度な握手会の回数が原因でしょうかね。
いずれにしても本人達というより大人の責任でしょう。
佐藤さんのケガに関しても同じでしょうね。何度も繰り返してるけど、あれだけ過度な使い方してたらケガ人も出ます。もう個人のケアの問題を超えてます。何度繰り返せば分かるんでしょうかね。
森戸さんはカントリーはもちろん、ハロプロ全体を引っ張る存在になって欲しいです。ただ去年の舞台とかを見た時に思ったんですけど、イマイチ僕の中で好きになりきれない部分も持ってる子だなって思ってます。
それは娘の尾形さんも同じで。。。
推しで考えれば今年デビューする岸本さんに期待していますが、伸びしろから考えたら2期メンの方が期待出来そうですね。小野田さんはもちろん、リーダーとして小野ちゃんに期待してます。ただ大化けはしなさそうだけど。。。
あと、研修生がツブ揃いなので良かった頃のベリーズ工房のようなグループを作って欲しいですね。
と言ったところでハロには限界を感じてます。
僕的に今年の注目は・・・
ミラクルキャンディーベリーの前野えまcです。
ただ、活動が増えすぎて子役としての仕事が出来なさそうなので難しいところもあるかも知れません。
今年は自分の理想とする子に出会えるといいですね★
投稿: 館の主 | 2017/01/03 09:39
今年も、どうぞ宜しくお願いします。
過度な活動が原因で悪循環に陥っているとすれば、ハロプロの焦りを感じますね。プラチナ期を思い出して、こんな時こそ我が道を往く姿勢で、腰の据わった活動を心掛けて頂きたいものです。
つばきに関して、二期メンの補強についてはまずまずでしたが、欲をいえばもう一人くらいタレントが欲しい感じです。さおりんの評価は高いものの、誰かしらとのダブルセンターで初めて安定するものかと。
まあ人材不足に苦慮するハローに、少し酷な注文でしょうね。つばきの今後は、いずれにせよ楽しみです。
>ミラクルキャンディーベリー
これは子役の子を集めたグループですかね?? 素人っぽさ満載のロコドル感が、なんだか懐かしいですね。
子役や女優志望の可愛い子には、是非ともこうしたアイドル活動を期間限定でも良いのでやってもらいたいと思っています。
投稿: santa | 2017/01/04 10:49