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2016/05/01

波紋を呼ぶ新ジャンルの力

望月愛実

巷で話題に上がっている、BABYMETALへの「まがい物」発言。賛否両論が当たり前のベビメタからして、今さら問題になるのもどうかと思うが…これは、一応音楽評論家を名乗るコメンテーターの、公の場における発言だからなのか。
聞くところによると、この発言主は、大してBABYMETALの曲を聴くこともせず、「まがい物」だとか「世も末」だとか切り捨てたらしい。
批判するのであれば、BABYMETALの代表曲を最低でも三曲は聴いてから、あれがおかしいとか変だとか説明した上で、好きではないと結論付ければ良いだけのことだ。ただ、見た目や雰囲気だけで判断し「まがい物」と決め付けることは、批判ではなく明らかに悪意のある中傷に過ぎない。少なくとも、名のある音楽評論家のやることではないだろう。

さて、バカランだかバラカンだかいう似非評論家のことなど、どうでもいい。誰が何と言おうとBABYMETALは本物だし、世界で認められている事実は確固たる実績が証明している。アンチは最早、ベビメタ人気の栄養源でしかない。
BABYMETALが世界規模でビッグアーティストになるにつれ、漲る期待感が増す一方で、個人的な観点からいうと益々遠くなり寂しく感じる面があるのは確か。そこで、地下アイドルの域を出ないが興味深い同系列、今回またデスラビッツを取り上げてみたい。

デスラビッツの新曲「うさぎストリーム2」MVは、阿波踊りを盛り込んだ相変わらず度肝を抜く内容だが、どことなくBABYMETALの「メギツネ」MVを連想させる和のテイストが際立つ感じ。
ノリの良いポップチューンと阿波踊り、そしてデスボイスと、あまりにもカオス過ぎる世界観が良くも悪くもインパクト十分。やはり、メインボーカルであるえみ望月愛実)の透き通る歌声が、絶妙なアクセントになっているようだ。
僕は、この子の才能をかなり買っている。在宅である僕が今一番見に行きたいと思わせるのが、えみであり、デスラビッツなのだ。

そして、かねてより期待の高かった海外公演についても、やや可能性が出てきた報せがある。
毎年恒例の、フランスで開催されるJapan Expo。このコラボ企画でTokyo Candollという、いわゆる地下アイドルによるトーナメント戦みたいなものがあったらしい。ここで優勝すると、Japan Expoでのライブメインステージに立てるという。
かなりの数のアイドルがエントリーしたようだが、デスラビッツ決勝進出を果たしたと聞いている。決勝には未だ10組程度が残るらしく、優勝するのは容易ではない情勢だ。
ただ、海外で注目を集める要素をデスラビは十分に有しているし、何とかこの機会をものにして頂きたい。フランスで仰天する外国人を、是非とも見てみたいものだ。

ちなみにだが、デスラビッツと関連の深いLADYBABYが、充電期間を宣言した。事実上の活動停止ということだろうか?
LADYBABYは衝撃的な見た目と、MVのインパクトで爆発的な世界的センセーションを巻き起こしたが、個人的には疑問に思っていた。
彼らがこのまま消えるのかは知らないが、僕は以前より一発屋になると予想している。(参照:デスラビッツの可能性 彼らは、あくまでプロレスラーとグラドルの寄せ集めであり、そこに確かな実力や音楽性というのが感じられないからだ。
BABYMETALは言うに及ばずだが、デスラビッツにしても歌唱力のあるえみ、まとまりのあるダンス、奇抜ではあるものの確立した音楽性という柱が存在する。しかし、LADYBABYには、そういったものが有ると思えない。
きちんとした実力や音楽性というものが見い出せないグループは長続きしないと、過去の歴史も証明している。たとえアイドルといっても、一定の基本要素は必要なのだ。
デスラビッツ

日本独自といっていい、相容れないはずの要素を融合させた新しい形。それは、新鮮な驚きをもって世界中に受け入れられる一方、激しいバッシングに遭い議論を活性化させる働きさえ伴う。

世界に知らしめる、日本独自の新ジャンルがもたらす底力。人心に衝撃を響かせるその力には、光り輝く少女の可愛さが確かに内在するという事実を、我々は忘れてはならない。

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