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2015/10/21

繊細なる少女美の極致

尾形春水

アイドルの肥満について苦言を呈することが多いが、珍しいことにモーニング娘。'15では、両極端な事態に見舞われているようだ。
新世代である12期メンバー、その中の尾形春水痩せ過ぎと話題になっている。握手会の対応が良い、いわゆる神対応として、テレビに取り上げられた際の姿が、少々ショッキングだったらしい。
比較的、肌の露出が多い衣装での身体つきが、相当に痩せ細っている。枯れ枝のような腕に、背骨が浮かび上がった後ろ姿。あまりの痩せ様に、拒食症なのではないか?との憶測まで呼んでいる。

確かに痩せ過ぎているとは思うが、成長期の女の子としては、ごく自然な感じだと思う。これ以上痩せると危険だが、リバウンドしたり、ダイエット出来ていない鈴木香音鞘師里保の方が、遥かに大きな問題だ。
先頃はスキャンダルのみならず、肥満までも安易に容認され兼ねない風潮のあるアイドル界だが、全くもって愚の骨頂である。ぽっちゃりが個性だとか、ももクロのピンクはあれで良いとか、わけの分からない論調が見られるが、断じて受け入れられない。
アイドルの旬の時期が前倒しになる傾向、それが全体としてある中、思春期の健全なる成長とは、しなやかで華奢な少女美に他ならない。
あくまでも細く折れそうな繊細さがあってこそ、少女ならではの魅力、ひいては現代におけるアイドルの魅力の根本となり得るのだ。

ここで改めて過去を遡り、深い印象を残した細身の美少女を何人か取り上げてみたい。
イメージDVDや、水着グラビアを主体に活動していた美少女の例としては、吉沢真由美が思い出深い。小学生時代の非常に華奢な感じと、純真であどけない横顔が、今なお鮮烈に蘇ることがある。
天使の絵日記シリーズなど、数多くのリリースを経て、名前を変えたりもしたが、あえなく消えてしまったのが残念だ。

同様に、グラビア展開が顕著であった櫻井あやも、スレンダー美少女として名が挙がる一人。特にデビュー時の六年生の時期から、しばらくの間は、顔立ちの端正さも相まって、かなり完成度の高い美少女ぶりを遺憾なく発揮していたように思える。
彼女も、徐々にセクシーさを前面に出したグラビアへと移行し、その後は知る由もない。やはり、いわずもがな旬は短いのだ。

最近の映像作品として最も感銘を受けたのは、早坂美咲だろうか。いかにも清純派らしい無難な内容がほとんどだが、それでも美少女のクオリティが素晴らしいが故に、満足度が高いのが特徴である。
瞳の大きな、いわゆる猫顔の美少女。これに、黒髪ロングスレンダー純白ワンピと、誰しもが夢に描く理想の美少女像を具現化している節さえある。今は少し成長しつつあるが、デビュー作などは至極の出来映えである。
ひとつ思い返したのが、数少ない高次元の猫顔美少女であった、かつてのエンジェルプロダクションの、れおという子。これが、早坂美咲と雰囲気がよく似ており、つい仄かな郷愁に浸ってしまう。(参照:記憶に潜む猫の眼差し
当時のデジタル写真集は極めて高品質なものもあり、今でも僕の宝物だ。機会があれば、是非、手に取ってみて欲しい。
早坂美咲

少女とは、内面的にも外見的にも、非常に不安定な存在である。ただ、そこには、自己確立するにあたっての気持ちの揺らぎ、そして、どこか研ぎ澄まされた緊張感が存在し、決して緩み切った肥満現象などに繋がるはずもないのは言うまでもないことだ。

時として、病的なまでに細く見られがちな少女の体型であるが、それこそが健やかな成長の証しでもある。
あくまで、華奢でしなやかに、繊細な美しさを湛えたフォルムだけが、少女美の極致。この世に二つとない、絶対の真理である。

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