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2015/08/22

望まれる改革の時

BABYMETAL

今夏も、メトロックサマーソニックで、話題を独占しているBABYMETAL。秋から年末にかけての国内ツアーも盛り上がりそうで、まさに順風満帆といったところ。

先頃、再びTBSで特集を組まれ、ガン無視だった国内メディアも、そろそろ取り上げないわけにはいかぬ空気感が出てきた模様だ。
前回は、クールジャパンとの絡みで、政策批判に利用された感もあったが…今回は、率直にベビメタの良さを認める内容で、まずまずだったと振り返る。
加山雄三伊藤政則といった、存在感ある方々から絶賛のコメントが伝えられており、インパクトが抜群だった。とりわけ、若大将のベビメタ好きには驚きだ。やはり、見る目のある人は、ちゃんと見ているということか。
主に、メタルの復権に、BABYMETALが貢献しているとの指摘があったが、それは少し違う気もする。あくまで、全く新しいオリジナルのジャンルを築いたのであって、それが幅広い層のファンを取り込んだわけだから、また別の話だろう。
ちなみに、今頃になって、一年以上前のソニスフィアの映像を流し、その偉業を報じているように見えた。間違いなく、あのフェスは、日本の音楽史における伝説的快挙である。本ブログでも、これまで何度も繰り返してきた事だが、ようやく民放で初公開とは少々情けない。
レディング&リーズのメインステージは、きちんと報じて頂きたい。同様のことを成し遂げられる日本人など、未だかつて居ないのだから。

さて、サマソニにおいて、YUIMETALこと水野由結が、憧れのアリアナ・グランデと初対面を果たしたわけだが…当然のことながら、彼女の歓喜の心境が伝わることはない。
さくら学院在籍だったなら、ブログ等において、その喜びをファンらと共有出来たであろう。非常に残念な話である。

そのさくら学院の現在はというと、有望な転入生を獲得したとはいえ、主力を欠いた状態が続いている。特に、生徒会長である磯野莉音頼りなさ、存在感のなさは特筆すべきものがある。
転入生オリエンテーションにおいて、罰ゲームが嫌なあまり、泣きながら勝手に裏に引っ込んだのには呆れたものだ。周りが見えていないし、空気が読めない。おまけに頭も悪くては、まるで話にならない。とんだ生徒会長である。
まあ、さくらの生徒会長は、重責ではないのが救いか。ライブなどの活動も、昨年までに比べ、大幅に縮小されてきている。
ただ、学院祭が三回公演の上に、チケット料金が高め設定に思えるのが不可解だ。小箱とはいえ、満足に埋まるのか!? 今のさくらに見合った適正金額は、せいぜい4000円程度だろう。事務所的に強気なのか弱気なのか、何だかよく分からないのだが…。

それでも一応、現役の父兄を暫定で継続している身としては、推しメンだけは、はっきりさせておきたい。
ベタな選択と承知しているが、吉田爽葉香ということで良いだろう。デビュー前のプライベート写真で、行き過ぎたハロウィンコスなど、多少のケチが付いたものの、やはり可愛さが最も安定している。
あえての眼鏡っ子キャラ、その二次元な存在感が抜きん出ている。この子がステージに出てくると、瞬時に華やいだ雰囲気になるのだ。
キャラクターの面では、城や武将好きな岡田愛、元父兄の麻生真彩などが秀でている。共に、明るく屈託のない性格で、ムードメーカーには打ってつけという感じ。個人的には、真彩の「わがままお嬢様」なイメージが、妙に気に入っている。目が離せない二人となりそうだ。
アリアナ・グランデと

自前で、アイドルを大成させた実績のないアミューズBABYMETALはもちろんのこと、厳密にいえばPerfumeも、いわゆる偶然の産物に過ぎない。
それらは、アーティストとして開眼させたものの、ソロでゴリ押しした武藤彩未は低迷し、さくら学院が本気でない、いわば「研修」の域を出ないのも、残念ながら事実である。

武藤彩未のソロアイドル断念、そして、さくら学院の抜本的改革を考えてもいい時期かも知れない。そう、新たなグループの結成強制卒業の限定解除接触の一部解禁など、多岐に渡る規制の緩和である。
何かを決めて与えるのではなく、自由な発想で、ファンの求めるものに応じる姿勢こそ、アイドルのあるべき姿。余計なことに手を出すのではなく、全てを組み換えて出直す考え方は、悪い状況を打破する契機になり得るのだ。

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2015/08/12

ももち論 永遠の炎

嗣永桃子

僕の中で、長きに渡り生き続けた紅蓮の炎。それはもう燻ぶるでもなく、跡形もなく消えたはずだった。
過渡期を迎えたアイドルの歴史において、あの狂おしいまでの出逢いは、まるで異次元の領域から精神を支配するかのように、しかとこの胸に刻んだものがある。
頑ななまでに拘り続けた、正統派の道。そう、それは紛れもなくアイドルの王道と呼ぶべき、唯一無二の原則論。記憶をどんなに辿ってみたとしても、体現していた存在を他に思いつかない。
嗣永桃子という存在が、僕の生半可なアイドル論を叩き壊した。全てにおいて妥協を許さない、徹底し尽くしたアイドル像の完成型。その確固たるイメージを、心根の深層に宿していた真実を、今更ながらに想起させられたのだ。

なぜ、今「ももち論」を取り上げるのか。様々なタイプのアイドルが試行錯誤しながらも伸び悩み、当たり前に消えていく現実がある。
ももちの真髄。それは、アイドルを貫き通すために最も必要な、魂の脈動。いわば原理原則に則った、頑ななまでにブレない確固たるイメージがあり、決してそこから外れることがないのだ。
昨今のアイドルは、とりあえず最初に打ち出したイメージに沿って活動していくが、それがうまくいかない、またはワンパターンに感じると、すぐに違った方向へと舵を切りたがる。自らのイメージすら定着していない内に、新しい要素を取り入れては迷走を繰り返し、遂には何処へ向かっているかも分からなくなってしまう。
そうした無用な変化は、意外性などというポジティブな印象ではなく、それまでのファンが持っているイメージを次々と裏切る結果となり、大幅な人気低迷を招くのだ。

無論、統一されたイメージを守り、信念を貫くには、確かな実力と多大なる資質を持ち合わせていなければならない。
十年以上をハロプロという実力派集団で磨き上げ、何よりも並々ならぬ資質と、アイドル性に長けたももちに、一分の死角もなかった。
Berryz工房でデビュー以来、一貫したプリティアイドルのイメージを、ももちは完璧に作り上げた。大人になってもフリフリの桃色衣装で露出するももちを見て、世間は痛いというが、それが十年変わらない絶対的なイメージなのだ。
ももちが、一度でも髪を染めたことがあるか? 否、それはももちの思う清純派ではないからだ。
ももちのブリッ子キャラが崩れたことがあるか? 否、それは松田聖子から続く、王道アイドルの変わらぬイメージだからだ。
ももちが弱音を吐き、無様な姿を曝したことがあるか? 否、それはファンに夢を与え、元気付けることを至上命題に掲げた、アイドルの存在意義を揺るがすことになるからだ。

ももちは、Berryz工房において、異端とされた一人であった。個性派揃いとされたベリにおける、ももちの存在感は次第に増していったのである。そう、あたかも巨大化した怪物が、自らの拘束を引き千切るかのように。
新ユニットカントリー・ガールズは、ももちがこれまで守り通した、絶対無比な王道のイメージを踏襲するものであった。ももちは長い年月を経て、完全なる自己表現の場を得たのだ。そしてそれは、着実に次世代のメンバーへと引き継がれることになる。

今、ももちが再び猛々しい咆哮を上げ、歪み切ったこの世界に渇を入れるのだろうか。アイドルの王道、正統派のあるべき道すじは、ただひたすらに清純さを追求したイメージの構築、その固定化にあると。楽曲から衣装、髪型に至るまで一切の妥協を許さない、徹底した自己演出にあると。
呆けたアイドル観に身を委ねる愚か者どもに、鉄槌を喰らわせてくれる期待感に心躍ってしまうのだ。
カントリー・ガールズ

何者も寄せ付けない王道への渇望と、その確かな信念。もはや怨念とも呼ぶべき怪物の咆哮は、この愚かで矮小な自我をも呑み込み、果てしなく心を震わせるに違いない。明日なき煉獄の底にありて。

ももち」という名の畏怖すべきアイドルモンスター。我が深淵で密やかに息を潜める、あの大いなる眠れる魂よ。
身を焦がすように仄熱く、肌を切り刻まれるかの痛み。記憶の闇夜から染み出すように、まざまざと甦る。底知れぬ孤独で凍えたこの魂は、今、そして未来永劫、蒼白く燻ぶる永遠の炎で焼かれ続けるだろう。


参照リンク
ももち論最終章 大いなる眠れる魂

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2015/08/02

肥満というアイドルの大敵

鈴木香音

モーニング娘。'15ズッキこと鈴木香音ダイエットに成功し、話題になっている。あのリックドムのような体型が見違えるように絞られ、9期オーデ当初の可愛さを取り戻しつつある。
確かに大幅な減量に成功したとはいえ、欲をいえば、あとほんの少し絞って欲しいところ。そして、その状態を維持出来てこそ、初めてダイエットがうまくいったと公言出来るのだろう。リバウンドしたら、元も子もないのだ。
まあ、そもそもアイドルという立場にありながら、肥ってしまうこと自体が大変よろしくない。ズッキの場合、それを開き直ってネタにしていた点などもあり、個人的にあまり良い印象を持っていなかった。
痩せたのは本来のアイドルの姿に戻ったに過ぎず、肥ったことはイメージ的にマイナスでしかなかった事実を、ズッキにはよく理解して今後も励んで頂きたい。

さて、かように今のモーニング娘。'15においては、スキャンダルの心配は無用だが、肥満に関しての不安材料は尽きないか。
センターの鞘師里保の肥満が、ここ最近徐々に悪化し、ファンを不安に陥れている。元々、食べることが好きで、大食いの体質でもあり、ここにきてそのツケが回ってきた感じだ。
更に彼女には、メンバー間で孤立しているとの噂が以前よりあって、精神面での不安定さを危惧する声もあるようだ。先頃のイベントを体調不良により欠席したが、この際、具体的な病状が明かされず、後に精神的なものであったことが知らされた。
精神不安による過食、可愛がってもらっていた道重さゆみの卒業、エースの重圧。様々な要因が考えられるだろうが、モーニング娘。のエースとして、確かな存在感を発揮して欲しいと願うしかない。
きっちり身体を絞り、メンバーとの連帯感を高めて、一時代を築いてもらいたい。彼女には、それだけの資質と胆力があると信じてやまないのだ。

一方、個人的に最も注目しているのは、新世代12期メンバーの動向だ。
歴代メンを顧みても、決して同期が仲良しではなかったモーニング娘。だが、12期も例外ではないらしい。仕事の都合で12期で昼食をとる機会があったにも拘らず、それぞれがバラバラにファミレス等で済ませたという話もあり、ちょっと衝撃的だった。
そんな12期も最近になって、初めて4人で遊びに行ったりと、ようやく融和ムードが出てきた。「肥満」という面でも、カツ丼好きで、いかにも肥りそうな感じのあった野中美希が、食事制限を実施し、美少女ぶりが増したとファンの間で話題に。
ただ、そんな中でも、羽賀朱音旺盛な食欲には、一抹の不安が残る。育ち盛りというのもあるが、元々がしっかりした骨太な体型なので、意識せず食べ続けると将来的に怖い気がするのだが。ある程度は周囲の大人達が、きちんと指導するべきだろう。

ズッキのビジュアル面での話が出たところで、ついでに触れておきたいのが、顔のホクロについてである。
アイドルにとって、美容整形は忌み嫌われるものだが、ホクロの除去に関しては例外だ。初見でビジュアル評価が決まるのを考えると、顔に目立つホクロがあることで、そこに視線が集中してしまう大きな弊害がある。
結果として、その人の顔かたちの印象は薄くなり、ホクロのイメージばかりが残ってしまう。まるで悪い影響しか与えないわけだ。
BABYMETAL中元すず香は、ブレイク前に口元のホクロを除去している。大袈裟ではなく、あのままだったなら今はなかったかも知れない。
ズッキも、鼻の脇にあるホクロを取れば、より評価が上がるのは間違いないはずだ。この辺は、柔軟に考えて良いと思う。
野中美希

見た目が全てでないのは明白だが、アイドルにとって可愛さが生命線であるのも、また事実である。高い意識をもって、ビジュアルに磨きをかける働きかけは、決して怠ってはならない。

常にファンのイメージする、可憐さ、清純さを体現してこその、アイドルの存在意義。スキャンダル、素行不良、肥満など、これらを僅かでも容認することが有り得るならば、そこに本来の意味での「アイドル」は居ないということになるのだ。

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