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2015/07/21

水野由結 心の変遷

水野由結

近年の人気上昇、快進撃が止まらないBABYMETALなわけだが…僕のドルヲタ的な観点からすれば、それらはあくまで、メンバー個々の可愛さや人柄あっての賜物と見ることになる。優れた音楽性や実力を、差し置いてもだ。
とりわけ、YUIMETALこと水野由結心情の変化は、特筆すべきものがある。常に明るい菊地最愛や、天然の中元すず香に比べても、大きく変貌し揺れ動いた印象が拭えない。
今回は、水野由結の心の変遷について振り返ってみたい。

僕が最初にさくら学院を知ったのは、2010年のTIFだったろうか。当時の加入当初のゆいもあは、高学年とはいえ幼女のような小ささで、さすがに目を引く存在とはいえなかった。
やけに目をギョロギョロさせた最愛と、ピョンピョンして落ち着きのない由結。そんな印象でしかなかったが、その後の二人の掛け合い(背比べ対決等)や、似たような容姿、雰囲気を見るにつけ、うまく釣り合いのとれたコンビだと見直すことになる。
この時期の由結は、とにかく最愛に対する対抗心、競争意識に満ち溢れていた。2010年の学年末テストで、最愛より上位を取ったと勘違い(実際には同じ順位)した由結が「最愛に勝ったよ!」と声高に叫ぶシーン。今では、ちょっと考えられない。
更に、うわさ話の企画コーナーでは、最愛に関して勢いよく話すあまり、「忘れ物が多い」という嘘をでっち上げる失態まで演じている(後に本人自ら謝罪)。これには、背を抜かされ、いつも屈託なく明るい最愛に対しての嫉妬めいた感情も、もしかするとあったのかも知れない。

そんな、いわばギラギラピョンピョンした由結が、思春期を迎え一変する。どちらかといえば大人しく控えめとなり、友愛を重んじるさくら学院愛に目覚めたのか、とにかく理性的で優しげな美少女に姿を変えたのである。
これがまさに僕の好みにぴったりで、ますます惹かれていったわけなのだが…あえていうなら、これは妥協とは違った、相手を認め自己を確立する、理想的な成長を遂げたということも出来る。
BABYMETALの遠征先で、一緒にお風呂に入るのが習慣のゆいもあだが、二人それぞれ好みの湯の設定温度が違う。そこで、中間をとって、仲良く入る微笑ましいエピソードやら。
それから一緒に寝て、朝起きてぼんやりしている時間は、お互い無言だったりと。
もはや、ライバルや親友という関係よりも、姉妹や家族に近い、固い絆を築いているようにさえ思えるのだ。

BABYMETALにおける、表現力(顔芸)の最愛と、ダンスにキレがある由結。これが、誰もが知る定番だろうが…さくら学院後期において、最愛の大きな魅力である表現に関して、由結が良い意味で吹っ切れ、自分のものにした兆候が見られた。
LoGiRLでは生放送に緊張しながらも、ブリッ子キャラを披露し、頬を膨らます「可愛い顔」でドヤ顔にまで。タワレコのストリーミング放送にゲスト出演した際には、無茶振りにも動じず、「トマト君」なる架空キャラを生み出したのは記憶に新しい。
このように、大きなキャラ変遷を経て今まさにこれから面白くなるという時点で、さくら学院卒業の時期が来てしまった。これは、あまりにも無粋であり、BABYMETALで隠してしまうには惜しい、他に類を見ない個性の発露であった。

ただ、最近においても、幼い頃の水野由結らしい素の表情を垣間見ることはある。
先のケラングアワード舞台裏映像で、フォトセッションしていた他バンドの男性メンバーからお菓子を貰い、嬉しさのあまりピョンピョンする様子が映し出されている。
極めつけは、スイスメディアのインタビュー中に居眠りする大胆行動。下の画像、瞬きする瞬間とかではなく、すうもあが喋っている最中に、ガチでマジ寝している映像を切り取ったものである。疲れもあったとは思うが、あの真面目で理性的な由結が見せる、こんなちょっとした意外すぎる表情。実に萌えるではないか。
居眠りするYUIMETAL

成長期の少女が織り成す世紀のアイドルユニット、その迸る力に魅せられる。夢に辿り着く道程には、幾重にも心揺らし、葛藤した少女の軌跡が刻々と刻まれてゆくに違いない。

水野由結という一人の少女が見せた、健やかなる成長過程に思いを馳せる。愛すべき美少女は、時に迷い、自らに問いかけ続けながらも、果てなき夢を見失わない。
繊細且つ、たおやかな心象風景すらも感じさせた、理想に相通ずる美少女たる所以なのだ。

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2015/07/10

新ジャンルの波及効果

デスラビッツ

アイドルとは全く異質なジャンルであるメタルを取り入れ、世界中を仰天させたBABYMETAL。その影響たるや、アイドルファン、メタラーのみならず、世界のトップミュージシャンまで虜にする有り様だ。
海外の人々が想像だにしない、日本人特有のオリジナリティ溢れる斬新な発想。その力は今や、BABYMETALを新たな音楽ジャンルとして認める領域にまで達している。日本発の新ジャンルが、世界の音楽ファンから認知されつつあるのだ。

BABYMETALは極めて高い音楽性と、若いティーンのアイドルテイストをミックス。本格的なメタルを可愛い女の子が歌う独自性は、これまでなかった…というより、誰もそんなこと、考えもしなかったという方が正解かも知れない。
ただ、そこには音楽性と共に、高い歌唱力キレのあるダンス神バンドのテクニックといった、確かな実力が存在していたのはいうまでもない。BABYMETALの築いたジャンルの、正式な後継者が現れるかというと、甚だ難しいというのもまた事実だろう。

後継というほどでなくても、似かよった独自性を持ったものは既にいくつか現れている。
やはり、これだろう。デスラビッツ。いわば、メタルというのではなく、単にアイドルソングにデスボイスを掛け合わせた、異色過ぎるアイドルユニットである。
年齢よりは幼く見える(13歳くらい?)三人組の女の子に、部長と呼ばれる完全武装の黒いオッサンが加わった、異様な見た目のインパクトが凄い。この部長とは、プロデューサーでもあるようで、PM(プレイングマネージャー)という形であるらしい。
音楽はというと、いわゆる融合という類いではなく、水と油を無理矢理掻き混ぜたという強引さを感じる。音楽性を突き詰めるというよりは、「面白そうなアレンジを試して、笑えれば良い」という悪ノリに近い感じか。
事実、部長のことを女の子らが嫌ったり、客が罵倒したりする、コンビ芸みたいなものがあるようだ。ファン層も、いわゆるドルヲタで、世界的に通用するレベルではなさそう。一風変わったコミックアイドルの独自色を楽しむなら、アリだと思う。
ちなみに、センターの望月愛実という子は、演歌まで歌いこなす歌唱力の持ち主。よく伸びる澄んだ歌声には将来性を感じ、顔も可愛いので期待が持てるかも知れない。

さて、BABYMETALと同系統となると、某国のパクリなどを除けば、見つけるのは難しい。最近では、日本独自の斜め上を行く発想力の産物として、珍しがられる傾向ばかりが目立つ気がしないでも…。
一部、海外で話題になっているのが、LADYBABYというグループ。こちらもティーンの女の子二人にオッサン、しかも外国人の女装男子という無茶苦茶な組み合わせ。隠れメンバーに、犬とかゲイとかいるらしい。
ニッポン饅頭」というMVが奇天烈で、意味不明で、頭がおかしくなりそうだ。もう音楽性だの実力だの飛び越えて、何やらわけの分からないパワーがあることだけは確からしい。
LADYBABY

こうした奇異な存在が数多く出現することによって、真にBABYMETALの後継が誕生する土壌が出来上がっていくのだろうか。
そう思えば、とにもかくにも、日本ならではの発想力を余すことなく吐き出すのも悪くない気がしてきた。

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2015/07/06

アイドル素人化への危惧

浜辺美波

浸透する、アイドルの素人化。いわば、誰でも望めばアイドルになれてしまう敷居の低さによって、様々な弊害が生じている。
パフォーマンスレベルの低下はもちろんのこと、プロ意識の欠如からくる自己管理能力の低下、つまり肥満化スキャンダルの続発が挙げられる。親近感が増したメリット以上の大きなデメリットが、アイドル界全体を地盤沈下させているように思える。

個人的にもショックを受け、落胆することが多い。AKBグループのスキャンダルはもとより、気にかけていた子の肥満化など、非常に残念である。特に、モーニング娘。'15のセンター鞘師里保や、一時期絞ったがリバウンドした武藤彩未らの肥満は、深刻な状況だ。
一方で、より深く資質や個性を見極めて、まさにこれから推していこうと思ったところで、あえなく消えてしまう子もいる。
カントリー・ガールズ島村嬉唄電撃脱退や、さくら学院強制卒業制度による水野由結菊地最愛の喪失。これら、あまりに理不尽な事の成り行きによって、僕のアイドルに対する情熱は、大きく失われていった。

安易な考え方に他ならないだろうが、もはや「可愛いは正義」で良い気がしている。要は、素人でも何でも、可愛ければ許してしまえとばかりに、ややもすると投げやりな心境に支配されつつあるのだ。
ここで、アイドルのみならず、幅広い視点で注目に値する美少女を取り上げ、今一度吟味してみたい。

かねてより注目してきた影の東宝シンデレラ浜辺美波。完成された美少女ぶりの印象だったが、昨今リリースされた写真集の会見動画を目にして、若干の違和感を覚えることに。
澄ました表情の完璧さに比べ、笑顔がやや崩れる傾向があったのは承知していたが…それよりも、喋っている時の口をモゴモゴさせる仕草、とりわけ上唇の動きが妙に気になってしまった。
写真集の表紙と比べても一目瞭然だが、顔の膨らみ加減も懸念材料に。フライドポテトや炭酸など、ジャンクフード好きだそうで、肥る要素が大いにありそう。十分に気をつけてもらいたい。
女優としては、朝ドラ出演を経て、人気アニメ「あの花」の実写ドラマ、そのヒロイン役にも抜擢されており、今後の活躍が楽しみだ。

いわゆる洗練された雰囲気、殊にスラリとしたモデル系美少女は冷たく見えがちだが、この子は少し違う。
スターダスト、私立輝女学園坂井仁香は、高いクオリティを誇るモデル系としては珍しいくらい温かみのある、魅力溢れる女の子だ。
スタダに馴染みの浅い僕ではあるが…高レベル美少女ながら、ファン対応の良さや親しみやすい愛嬌あるキャラで人気のある、この子の存在は見逃せない。
このほど、ミスセブンティーン2015の最終候補に選ばれている。他を見ても、全ての面で明らかにずば抜けているし、選出されるのはほぼ間違いないだろう。
トマト好き、リコピン成分の美少女効果は、あの水野由結が実証している通りだ。是非とも頑張って頂きたい。

最後に子役を一人。あまり目立っていないが、9歳にして数多くのドラマ出演経験を有し、CMでは「COCO塾」や「マクドナルド・ハッピーセット」等で話題になった、篠川桃音を挙げておきたい。
現時点で最も名が知られる子役といえば、芦田愛菜鈴木梨央だろうが…演技力はさておき、単純に美少女度でいえば、まるで比較にならないほどの飛び抜けた可愛さを有しているのは間違いない。
現役子役の中でも、一、二を争う天使級の可愛さに感嘆する。このまま劣化知らずに成長したなら、十年に一人の途轍もない美少女になるのではないか? 
女優業も良いが、将来的にはアイドルの世界にも足を踏み入れてもらいたい。それだけの逸材だと思うのだが、果たしてどうだろう。
篠川桃音

単なる「素人」が溢れ返り、その原則すらないがしろにされる現代のアイドル界。スキャンダルは致命傷にならず、肥った子が大手を振ってアイドルを名乗る違和感。実に、耐え難いものがある。

アイドルとは格別の美少女でなければならず、清楚で気品ある雰囲気が欠かせない存在であるべきもの。変わることなき原則が無視される時、長きに渡り受け継がれた固有の文化は、跡形もなく崩れ去るだろう。

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