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2015/06/07

ワールドツアー絶賛の渦

おねだり大作戦

今年のBABYMETALワールドツアー第一弾が、無事に終了。短い期間の間に、北米から欧州へと、ロックフェスも含めたワンマンツアーで世界中を飛び回った。
現役の高校生である彼女ら、特に入学したてのゆいもあは、いきなりの長期欠席を余儀なくされただろう。しばしの間、元の日常に戻り、ゆっくりと身体を休めて欲しいと思う。

さて、前記事に引き続いて、ヨーロッパツアーの模様を振り返りたい。
まず幕開けのドイツだが、やけにアウェー感漂う地蔵の集団を前にし、メンバーも戸惑ったに違いない。いわゆる、モッシュは極一部に限られ、サーフする人は皆無の異様な状況。ただとにかく見る、棒立ちで見つめるだけの人々の様子は、不可思議な感覚をもたらした。
これには、YouTubeなどの動画投稿サイトの、ドイツにおける規制が関係しているようだ。他国に比べ非常に規制が厳しく、著作権を理由に、BABYMETALの動画もブロックされてしまうらしい。
MV動画から世界人気に火が点いたBABYMETALにとって、これは痛い。つまり、ドイツ人にとって初見が多かったのかも知れないわけだ。
ただ、おおむね好評を得ていたようだったし、フェスを二公演と力を注いでいる感もある。BABYMETALの世界人気に、ドイツも取り込みたいとの強かな狙いがあるのだろう。

ちなみに、ドイツの「ROCKAVARIA」から、フェスにおけるセットリストの大幅な見直しがされていたようだ。
メギツネで始まり、RORはもちろんのこと、ドキモヘドバン、果てはソロ曲の「悪夢の輪舞曲」や「おねだり大作戦」まで入れている。昨年に比べると、実に多彩なラインナップだ。
ドイツでは、リンプ・ビズキットとも共演しているが、おねだりは彼らの曲をオマージュしたものであるらしい。それがきっかけかは分からないが、フェスでの斬新なセトリについては、ファンとしても大歓迎なのは間違いない。

そして、昨年に続いてのフランスでは、小箱に拘らずチケット売れ行きが今ひとつだったとの情報も。
相変わらず会場でサイリウム振るドルヲタが見られたフランスは、日本のアイドル文化が最も根付いている西洋諸国のひとつ。いわば、アイドルの枠を越え、より本物のメタルアーティストとして認知され始めたBABYMETALから、フランスのドルヲタが離れ出した兆候は、むしろ肯定的に受け止めるべきなのかも知れない。

初上陸となるスイスイタリアでも、熱狂的な盛り上がりに沸いた様子だ。スイスで「イジメ」演奏時に、しゃがみ込んでからの一斉ジャンプという、新たなモッシュが自然発生するほどの勢いまで見られた。
イタリアでは、空調の不具合により曲数が減らされるといった、一部トラブルもありはしたが、大きな混乱には至らなかったようで何より。締めのオーストリアのフェスでも、大画面モニターにメンバーのアップが次々と映し出され、存在感を際立たせているようであった。
リンプ・ビズキットのフレッドと

今後の展望としては、もちろん次なる世界ツアー。恐らく、八月末のイギリス超大型フェスが、キモになるだろう。
当然、第二のホームといわれるイギリスのワンマンはあるだろうし、そこでの何らかのサプライズも十分有り得る話だ。それに、未だ海外未公開の新曲あわだまフィーバー」の初披露もあるに違いない。

なにかと楽しみが尽きない、BABYMETALの行く末。単なるアイドルから世界的アーティストへと進化を遂げる、その軌跡を脳裏に刻むようにして、熱い眼差しを注ぎ続けるのだ。

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