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2015/02/05

「永遠」に適う少女を夢見て

前田亜季

先日の深夜、珍しくバラエティ番組に出ている前田亜季を見た。こうした出演は、なにしろ初めてらしく、かなり緊張した様子が覗えた。
前田亜季といえば、丁度僕が大学生の頃に夢中になった、「元祖チャイドル」として知られている。子役やローティーンアイドルが一緒くたで扱われ、曖昧な位置付けでありながら、確かな先駆けとなったのが彼女だったと思う。
番組中では、当時のファンなら常識であった前田姉妹不仲説など、その実情を吐露。いわば、ボーイッシュだった姉が、ベタベタとくっ付いてくる妹を毛嫌いする構図が、今にして明らかにされていた。
他にも、堅実な仕事ぶりから想像しにくかった弱点など、意外な印象もあった。車庫入れが出来ないで、よく運転免許が取れたものだ。
バラエティは、もう懲り懲りといった風情だったが…真面目なだけに、イジられて面白くなるタイプでもないので、望み通り最初で最後の出演となるだろう。

今にして顧みると、彼女の場合、旬の時期が輝き過ぎた故に、まさに一瞬で消えたようなイメージが深く残っている。
僕の中で、あの小学生の頃の「ごめんね」PVにおける前田亜季は、「永遠」である。恐らく、死するその時まで決して忘れることのない、他に類を見ない永遠の美少女だったといっていい。(参照:永遠の少女 最終幕
高校生になってから急速に朽ち果ててしまった経緯は、今思い返しても胸が痛む。まるで、幻でも見ていたかのように、突如として甘い夢は終わってしまったのだ。

考えてみれば、僕は今でも、前田亜季の亡霊を追いかけているのかも知れない。現実には絶対に有りはしない「永遠」を求めて、特別な輝きを放つ美少女を探し続けている。実に、愚かな話だ。
僕は、自分の人生を短く区切って、美しい少女の記憶だけで埋め尽くし、偽りの幸福感を得る選択をしたわけだ。かといって、もはや後悔もないし、生き方を変えるつもりもない。自己満足出来れば、それで最善の人生なのだ。

今、現時点で、果たして「永遠」に近い美少女は存在するだろうか。難しいところだが、幾つかは名前が挙げられるかも知れない。
さくら学院卒業を控える、水野由結菊地最愛の二人。彼女らに特徴的なのは、非常に発育の早い今どきの小中学生とは違って、幼く愛らしい雰囲気を、より長く維持している点だろうか。
前記事でも言及した「ベビメ大陸」などに見られるように、天使のように可愛らしい時期を頂点にして、現在でも十分に輝きを残している。
もうすぐ高校生になるとは思えない、この幼く純粋な可愛さ。これこそ、永遠と見紛うかの、特別な少女美といえるのかも知れない。

想定外の勢いで、僕の中での評価が急上昇している、カントリー・ガールズ。その原動力となっているのが、いわずもがな島村嬉唄その人である。
あのタワレコ嶺脇社長までが、浜浦彩乃から推し変したと噂されるほどの、絶賛を浴びる美少女ぶりかなりの恥ずかしがりや指先握手の塩対応と、アイドルとしてはまだまだだが…逆にこの素人っぽさが、ドルヲタには大好評のようなのだ。
僕としても、結成当初の低評価から一転、前髪ひとつで確変したのもあり、自らの見る目のなさを猛省しているところ。改めて、この子の美少女性に、永遠とほど近いものがあると断言させて頂きたい。
森戸知沙希、島村嬉唄

どこか物悲しくなるような夢現な感覚が、胸の奥から込み上げてくる。散り散りになった心の欠片は、繋ぎ合わせても、もう元には戻らない。そう、「永遠」なんてないと、肌に爪を立てるかの鋭い叫びで、自らを説き伏せている。

少女の輝きは、ほんの一瞬。たとえ終わりが訪れても、美しく繊細な記憶を反芻したまま、自分の中で動き続ける時を止めるだけ。
切なくも陰鬱で、甘い夢が覚めることはなく、そして僕は、もう帰れない。

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コメント

こんにちは。

少し僕の意見を書かせていただきます。

最近、年月の経過を感じることが多いのですが

今まで好きになった子を思い出してみるとみんなに共通点が有った気がします。

顔はもちろんだけど、キャラクターというか考え方みたいな(もちろんそれぞれのキャラを演じてるのかもしれないけど)

でも、ある子が終わって次の子に好きって気持ちが移った時に何かを引き継いでるような気がします。次に好きになる子は似ていながらも前の好きだった子の嫌だなって思う部分をクリアしてる子を選んだり・・・好きになった子を冷静に理由付けしてるとふと昔好きだった子の面影に被ってる部分を見てるんだろうな・・・って自覚したり。成長しながらも自分の中の理想を永遠に求めてるのかもしれません。

最近テレビとかで自分がピュアピュアで見ていた子が今も芸能界で活動してるのを見る機会があったりして、未だに頑張ってるんだーと嬉しく思う反面、やはりあの頃と比較して・・・と思う自分もいるんですよね。僕でさえそういう風に思うのだからsantaさんのように様々な経験をお持ちの方だったら余計いろいろ考えることもあると思います。


ちょっと違う話ですが・・・たまに地下アイドルのライブに誘われたりすることもあるのですが、僕の中でどれも好きになれません。(詳しくないから断言はできないけど)

あまり可愛く無いし、ツイッターなどで身近に感じるの魅力と言っても・・・何かアイドルらしさよりも変に芸能人ぶってる感じがする子が多くて・・・そういう子を好きになる知人とは温度差を感じてしまいます。。。


でも、アミューズのような大手にいて、ハロよりも集客出来るのにピュアな部分を残してる彼女達は魅力なんでしょうね。頑張って欲しいですね★

投稿: 館の主 | 2015/02/07 15:33

おっしゃる通り、好きなタイプに共通項があるのはもちろんですが、以前に好きだった子を補完するという考え方は新鮮ですね。
僕の場合、最初に完全な理想形があって、それにより近い子を探すという方法が日常的でしたので。
いわば、僕にとっての「永遠」とは、理想の美少女像が具現化した瞬間に発せられるものと認識しています。そうした少女らは、永遠に時が止まったまま、記憶の中に刻印されるわけですからね。

地下アイドル、ロコドルという点でいえば、前に徳島の地方アイドルが好きだった頃がありました。
ただ、それらは、素朴で愛らしい地方ならではの良さがあったからこそ。沢山いるようで、なかなかいませんよね。
僕の地元にも、ご当地アイドルがいますが、とにかくビジュアルが酷いです。全てがそうとは言いませんが、その気があれば誰でもなれてしまうのは少し違うと思います。
やはり、アイドルは可愛くてなんぼですから。

投稿: santa | 2015/02/07 23:14

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