« 水野由結の涙 | トップページ | メタルレジスタンスのヒロイン達 »

2014/11/01

少女のより良い育成環境

12期メンバー

モーニング娘。'14新体制に関して、興味関心が尽きないわけだが、まずは何よりも新メンバーの詳細が気にかかるところ。
先日、12期オーディションのダイジェスト映像を見る機会があった。その印象として特筆すべきは、明らかなビジュアル重視スキル軽視の選抜傾向。特に、尾形春水スキル不足が甚だしく、ハロプロでもトップクラスのパフォーマンスを誇るモーニング娘。に入れたのは、かなりの大博打な感じがした。

尾形春水といえば、フィギュアスケート経験者ということで、身体能力のレベルは高いと見ていたが…最終審査の段階でのダンスを見ても、人並み以下の印象が強かった。リズム感が今ひとつで、急ごしらえでどうにか形にした感じだ。
歌に関しては、またこれが酷く、声量がないのでサビで全く声が出ていない。基礎的な発声法からやり直したとしても、かなり難しく、歌は、ほぼ完全に期待出来ないだろう。要するに、素人レベルのスキルでしかないのを、これ見よがしに露呈しているのだ。

これに対し、野中美希は、ダンススキルが非常に優れている印象があった。海外でのダンス経験(チアダンス?)があるらしく、独特のリズム感があり、キレのある大きな動きが特徴的であった。
ただ、モーニング娘。のフォーメーションダンスは、全体の統一された形が重要なので、あまり自己流のテイストを入れられるのは好ましくない面もある。まあ、その辺りは十分に修正可能だとは思うが。
歌唱力は尾形春水ほど酷くはないが、それほど突出したものはない。この子は、鞘師里保石田亜佑美に続くダンスマシーンとしての、大きな期待を背負うことになるに違いない。

こうなると、いわゆる「問題児」となり得るのは間違いなく、尾形ということになるか。
彼女の問題点は、スキル不足が深刻であるにも拘らず、やや危機感が薄い印象があること。合宿のダンスで振り付けが抜けまくり、見るも無残な体たらくであったが、表面上、落胆や悔しさのような感情が見受けられなかった。
もちろん、裏では悩んだのかも知れないが、歌が苦手な彼女にとってはダンスが生命線のようなものだし、もう少し危機意識が表に出てもいい気がした。振り付けを忘れるとか明らかな練習不足であって、悔し泣きしてもいいくらいかと。
それに、例のツイキャスの件もあって、他メンを巻き込んで、引っ掻きまわす要素がプンプン匂ってしまうのだ。

ただ、モーニング娘。には、10期に佐藤優樹という、とんでもない問題児がいたわけで、そんな彼女も今では立派にメンバーとして務めている。これから紆余曲折あろうが、尾形も成長してくれると信じている。
佐藤の例を見ると、やはり、同期の結束が大事だったと今にして思う。同級の工藤がいて、厳しく叱る石田がいて、フォローする飯窪がいる。こうした相互関係が、何より大切なのだ。
12期を見ると、研修生の経験があるとはいえ、年少の牧野真莉愛羽賀朱音が、最年長の尾形をフォロー出来るか微妙なところ。やはり、同年代の野中が、特にダンスに関しての手助けをしてあげて欲しいと願う。
野中には、12期を先導する役割も期待され、様々な側面においてキーとなる存在になり得る。12期の人間関係についても、今後、注目すべきポイントとなりそうだ。

ちなみに、合格発表時の羽賀朱音ノーリアクションが、道重さゆみの当時のものと全く一緒であった。
顔が似ているだけでなく、リアクションまで同じとは、末恐ろしい。まさしく、ポスト道重といった雰囲気に満ち満ちているわけで、期待は高まろうというもの。羽賀ちゃんの成長にも、要注目となりそうだ。
羽賀朱音の発表時

モーニング娘。を語る上で欠かせない、厳しい上下関係。それ故、同期の団結力が必要とされる認識が、当たり前に定着した感がある。
未完成な少女らが手を取り合い、励まし合い、競い合う健全なる環境が、アイドルのより良い育成には不可欠なのだと、改めて思うのだ。

|

« 水野由結の涙 | トップページ | メタルレジスタンスのヒロイン達 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92132/60575640

この記事へのトラックバック一覧です: 少女のより良い育成環境:

« 水野由結の涙 | トップページ | メタルレジスタンスのヒロイン達 »