« お知らせ | トップページ | 少女のより良い育成環境 »

2014/10/28

水野由結の涙

水野由結前に訪れたのは憶えてないくらい、久しぶりの六本木。人生最底辺を這いずる僕には、六本木ヒルズなど、まるで別世界にある巨大オブジェのように思えた。
EX THEATER ROPPONGIにて開催された、さくら学院祭2014に参加する意味は、いうなれば卒業式の代替え。数年に渡り推してきたゆいもあ水野由結菊地最愛)の最後の姿を、しかと目に焼き付けることにあったといえる。
今回、二日目の26日公演に参加した成果としては、ほぼ完璧に、その目的を達成したと断言出来るだろう。
僕は、スタンディングエリアの、ど真ん中後ろ寄りに位置取っていたのだが、そこからは相当に近い距離感をもってメンバーの躍動する姿を視認することが出来た。
当然、ゆいもあはセンターに来ることが多く、そのアイドル界随一とも呼ばれる可愛さを、じっくりと堪能することが叶ったわけである。

ゆいもあは、さくら学院の要である。そう確信するに余りある、眩いばかりの圧倒的な存在感。他のメンバーもアピールに事欠かなかったが、やはり、ゆいもああってのさくらなのだと再確認することとなった。
卒業式は参加に向けて尽力するつもりだが、これまで武藤彩未中元すず香と、チケットを取り損ねている前例がある。僕にとって、ある意味、最後と踏んでの学院祭参加。それは、思いがけなく心揺さぶられるフィナーレを、心根に深く刻み付ける結果すら残したのだ。
鮮烈な印象を残したゆいもあを中心に、詳細に振り返ってみたい。

菊地最愛
会長らしくセンターをキープした最愛は、まさに目前にいた僕をメロメロに虜にした。
やはり、何といっても表現力が素晴らしく、歌い踊る際も、クルクルと変わる表情は見ていて全く飽きることなく、最高に可愛かった
さくら新グッズ提案の場面、「まくら学院」での森先生によるシモネタ投下にも、あっけらかんとした余裕の対応で、手慣れたものだった。
パンプキンパレードという曲中で、羽織ったマントが頭に絡まるハプニングが発生したものの、落ち着いて難なく乗り切る辺りは、BABYMETAL時の経験値がものをいった感じ。予期せぬトラブルを呼び込むタイプだが、華麗に処理する様が絵になり、実に素晴らしい。
パッチリした、力強い瞳も魅力的。目線が合うことが何度かあり、年甲斐もなく妙にドギマギしてしまった。残りの期間、生徒会長として、存分に輝きを放ち続けて欲しい。

水野由結
現アイドル界隈における屈指の純正統派、理性と友愛を併せ持つ美少女という点で、激単推しといっても過言ではない特別な存在。
今回も、色白で清廉な美貌、珍しく結んでいないゆるふわ黒髪で、僕の鼓動を、急き立てるように荒々しく掻き乱した。
寸劇の新グッズは、「由結ちゃんのほっぺ、最愛ちゃんのお団子」なるものを提案。シュークリームと、おはぎで形作ったお菓子らしいが…森先生に髪の部分は何で作るのか?と振られ、つい「自毛で」と答える。想定外の質問でうろたえて、無茶な返しをしてしまう辺りが何とも可愛く、萌え要素抜群である。
公演最後の最愛のMCにおいて、「中三にとって最後の学院祭」というキーワードが出たせいか、由結ちゃんだけ目が潤んでいたように見えた。
さくらの行事、ひとつひとつに精一杯、純粋に取り組んできた思いが覗けたようで、胸にぐっと込み上げるものがあった。あまりにも澄み切った純真な魂に触れ、心が洗われた気がしたのだ。

その他のメンバー
さすがはトーク委員長といった感じの野津友那乃は、序盤から小悪魔キャラで、他メンを責めまくっていた。さくらは、加入時期による先輩後輩の関係はないらしく、ゆいもあ相手でも容赦なくダメ出しの嵐で、なかなかキャラが立っていたと思う。
田口華磯野莉音によるプロレス同好会は、ホール両脇のバルコニーから登場したかと思えば、特設リング上で迫力あるパフォーマンスを実演。さくらの雰囲気とは明らかに異質であり、気合い入り過ぎのの表情に、正直ちょっと引いてしまった。
さくらデミー賞の告白シーンにおいて、小学生らしからぬ胸キュンアピールをやってのけた岡田愛。同級の山出愛子とガチ対立してそうなお子様感から逸脱した、相当な女子力の持ち主なのか!? 今どきの小学生は恐ろしいと、戦慄さえ覚えたものだ。
在校生と卒業生

純真無垢な可愛さで、正統派のアイドル像を体現してきたさくら学院。寸劇や部活動、果てはプロレスまで取り入れた奇抜な要素により、その個性味は大きく面白さを増し、少女らの魅力に華を添えた。

ただ、決して変わらないものがある。それは、どこまでも懸命に、感謝の気持ちを伝えようとする少女のひた向きさ。熱い思いが溢れ、やがて頬を伝うひと筋の滴となって、水野由結の涙は、僕の心に訴えかけてきたのだ。

|

« お知らせ | トップページ | 少女のより良い育成環境 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92132/60555352

この記事へのトラックバック一覧です: 水野由結の涙:

« お知らせ | トップページ | 少女のより良い育成環境 »