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2014/09/26

スマイレージ改変の不可解

浜浦彩乃

ハロー!プロジェクトが、何だか慌ただしい。突然に発表された、スマイレージ改名案と増員人事。ここ最近のハロプロ改革の猛チャージに、まるで追いついていけない。
Berryz工房の解散発表を経て、じきにモーニング娘。'14の新メンバー発表と、道重卒業も控えている。この目まぐるしい時期に、今度はスマときたか。

スマイレージの不振は、不甲斐ない二期メンバーにあると考えていたのだが…いわゆる、現メンバー脱退も考慮に入れた入れ替えではなく、単に「増員」というのでは、ほとんど意味がないように思える。(参照:忘れかけた過去のときめき
改名」も同様だが、こうした無意味な改変を行ったところで、貴重な人材を浪費するだけだろう。しかも、一般からのオーデはやらずに、研修生から選抜されると聞いた。あまりに、ぞんざいなやり方ではないか!?

研修生から希望を募り、正式なオーデを実施するとは思えず、完全に大人の都合だけで選抜するつもりなのだろうか。今の研修生のほとんどは、スマではなく、モー娘。新ユニットへの加入を希望しているのは間違いない。
好き好んで泥舟に乗っかる子はいない。しかし、一方的に指名されれば断れないだろう。非常に有望で将来性に溢れる研修生もいる中、こうした措置は、未知の原石をみすみす潰すことになり兼ねない。極めて、不可解な話といえるのだ。

ハロプロ研修生において、現在有力と思われるメンバー。この内、モーニング娘。'1412期加入と、スマイレージ3期加入とで、大きく明暗が分かれてしまうことになる。考えてみれば、まさに天国と地獄である。

先ずは、浜浦彩乃金子りえ脱退後、研修生のリーダー格として脚光を浴びている。つんく♂の代役を任されるなど、期待値はかなりある模様で、モー娘。電撃加入も夢ではない逸材。
もし、はまちゃんがスマなぞに入れさせられた折りには、僕はハロプロを徹底的に軽蔑するはめになるだろう。間違っても、期待の星をドブに棄てるような真似はしないで頂きたい。
そして、牧野真莉愛も良質な素材。道重さゆみに気に入られる人懐こさ妹属性が、研修生随一といえる。背が伸びて身体的成長もさることながら、歌やダンスのスキルも着実にアップしているのが見てとれる。
野球好きという特異なキャラクターが、竹内朱莉とカブるのは何とも嫌な感じではある。
地味なところでは、メンタルの強そうな加賀楓や、子役経験もある岸本ゆめのなども有望だ。当然、キャリアのある田辺奈菜美室田瑞希佐々木莉佳子辺りも、十分に採用圏内に入る。
一方で、新顔も粒揃いであり、決して見逃せない。新人ながら12期最有力とまで噂される船木結を筆頭に、羽賀朱音稲場愛香非常に優良な面子が揃っているのだ。

このように、今後の成長によって大化けしそうな未完の大器がひしめいているのが、現在のハロプロ研修生なのである。
これら、良質かつ貴重な人材を、中途半端な改変、大人の事情等によって無闇に浪費しないことを心より祈る。
牧野真莉愛、道重さゆみ

明確な将来像を見据えて、慎重に吟味した上での適切な改革を進められないのであれば、いっそのこと、スマイレージには即座に解散して欲しいとまで思っている。

売れないから名前を変える、増員するといった安易な考えでは、いつまで経ってもドサ回り、ジリ貧は目に見えている。
数多くのプロフェッショナルを育ててきたハロプロの、より正しい決断を求めずにはいられない。

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2014/09/17

新たなアイドルの時代

モーニング娘。'14

これまでのアイドルの長い歴史を振り返ると、そこには「」と呼ぶに相応しい華やかさ、可愛さが溢れていたのを認めるものの、強いて「実力」をも兼ね備えていたかと問われれば、少なからず疑問は残る。
歌の下手な歌手、台詞棒読みの演技、盆踊りばりのダンス。そんな体たらくでも、アイドルならば許され、メディアでもてはやされ、ブレイクに至ったケースも多々あるのだ。

そうした、いわば過去を踏襲した最も王道に近いアイドルが、現在のAKB48であり、いうまでもなく、今なお頂点に君臨しているといえる。
ただ、長年アイドルを見続けてきた僕にしてみれば、ややもすると食傷気味であり、物足りなさを感じてしまうのが正直な気持ちだ。
時代の流れと共に、新しい勢力が進出してきたことは、ドルヲタ諸君には周知の事実だろう。そして、それらを歓迎する向きも、徐々に出始めている。そう、つまり実力派アイドルの時代が到来しつつあるのだ。

誤解して欲しくないのは、僕自身、アイドルとしての王道は尊重したいということ。
AKBのように、ファンとの距離感を重視し、親しみやすい素人味を前面に出すのも決して悪くはない。スキャンダルの対応の悪さによって嫌悪感を抱いているが、AKBのコンセプト自体を否定するつもりは全くないのである。

近年、実力至上主義の印象が強まったのが、ハロー!プロジェクトだろうか。
一時代を築いた黄金期の頃からも、実力を重んじる傾向は見えたが、プラチナ期を経て更に拍車が掛かった感がある。
AKBが誰でも真似出来るダンスで人気を博する中、素人では真似出来ないモーニング娘。'14のフォーメーションダンスにも注目が集まった。
アイドルらしからぬ高いパフォーマンスはリスペクトの的となり、モー娘。の再ブレイクに至る原動力にもなったのだ。

ハロプロはAKBと違い、非常に厳しいオーディションを経て正規メンバーへの道が開かれる。顔が可愛いだけでは通用せず、むしろそれよりも、歌唱力やダンススキルなどの評価が優先されている節さえある。
研修生制度はあるものの、何年頑張ってもユニット入り出来ないケースがザラだ。確かな実力がなければ、どんなに可愛くても上には上がれない。AKB研究生のような大抜擢は、決してありえない厳しさなのだ。
基本生歌なので、大きなステージでも声が通る発声法を叩き込まれるし、複雑なダンスのフォーメーションも覚えなければならない。
結果として、コンサートでは、高いチケット料に見合うパフォーマンスを堪能出来るというわけだ。

言い方は悪いが、AKBのパフォーマンスは、学芸会レベルである。
無論、これまではそれで十分だったのだが、高い実力を持った新興勢力が進出してきた今、大きく見劣りするのは仕方ない話なのだ。
そして、一方としては、実力が伴っていなければ、海外進出を考える際に致命的になるとも考えられる。
実際に、海外でのハロプロ人気には定評があり、AKBの知名度は低いといわざるを得ない。台湾や韓国など近隣諸国の知名度しか獲得していないAKBに対し、ハロプロはアジア圏はもとより、フランスや北米南米に至るまで幅広い人気があるのが事実だ。
アイドル文化が定着していない海外においては、純粋に実力が評価される傾向が根強い。「学芸会」では、相手にもされないのだ。(参照:世界的ヒロインの胎動

海外で成功している例としては、やはりBABYMETALも挙げておきたい。
恐らく、国内では、よく知らない人から見ればイロモノと映るかも知れない。だが、それはとんでもない誤解だ。このユニットは、非常に高い音楽性と考え尽くされたギミック、それに才能溢れる少女のカワイイを加え、独自の色に染め上げた、前代未聞の存在なのである。
名門アクターズスクールで鍛え上げた中元すず香の歌唱力は凄まじく、ゆいもあのダンスもキレッキレで躍動感抜群だ。
以前に、ミュージックステーションにて、AKBとベビメタが共演したが、その対比が酷いものだったのを憶えている。全口パクで、ただ飛び跳ねているだけのAKBに対し、一流ミュージシャンである神バンドを引き連れ、圧倒的な生歌で歌唱力の差を見せつけたBABYMETAL
(参照:美少女アイドルへの崇敬
斬新さが海外で受けたと思われがちなベビメタだが、確かな実力が根底にあっての総合評価だと僕は見ている。アイドルには必要と思われなかったものが、欠かせないものになりつつある。そんな予感を強くする、ベビメタの世界的ブレイクなのである。
BABYMETAL in Paris

とりわけ秀でたものがなくても、可愛い女の子がひた向きに努力する姿や、誠意を尽くしたファンアピールがあればいい。そうした従来のアイドルのあるべき姿は、徐々に形を変えつつあるのかも知れない。

より本格的なパフォーマンスが求められ、才能のない者は淘汰されていく。アイドル戦国時代と呼ぶに相応しい、妥協なき実力勝負へと。
新たなるアイドルの時代が、もうすぐそこまで来ているのだ。

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2014/09/08

BABYMETAL、再び欧米へと

BABYMETAL

今夏のワールドツアーを成功させた、メタルダンスユニットBABYMETAL。先月のサマーソニックにおいて告知されていた、海外追加公演の詳細が明らかになっている。
11月のニューヨークロンドン、新たな会場のキャパシティは、それぞれ3500人5000人。規模が倍増されているが、熱狂的な人気を博したイギリスであれば、一万人規模でも埋められる気がしないでもない。まあしかし、妥当なところなのか。
ゆいもあの、さくら学院との兼ね合い、受験の問題などもあり、この追加公演による過密スケジュールは予想外であった。アミューズの、BABYMETAL世界戦略にかける意気込みは、半端ではないらしい。

かねてより、BABYMETAL世界規模での快進撃を報道しない、日本国内のメディアに対する不信感を記事にて訴えてきた。(参照:BABYMETAL、欧州を席巻
ただ、よく考えてみると、アミューズほどの大手がその気になれば、大々的なプロモーションを打ってメディア露出をゴリ推しするのは容易なはず。あえてそれをしないのは、当初から世界展開を視野に入れていたのが覗えるのだ。
国内で、それなりにブレイクしたとしても、瞬く間に消費され、すぐにオワコン扱いされてしまう。それよりは、初めから世界戦略を重視して、地道に浸透させる方が遥かに良い感じがする。それに、周囲が騒がしくない方が、多感な中高生少女らも、落ち着いて伸び伸びと活動出来るだろう。
Perfumeで実績のあるアミューズの、世界を見据えた独自プロモーションを、やはり評価していきたいと改めて思い直すことにした。

さて、英米追加公演に話を戻すと、これらは前回の会場規模でチケットを取り損ねたファンの取り込みを狙ったものか。当然、メタルフェス等で興味を持った新規を、発掘する意味合いも兼ねているのだろう。
いずれにせよ、前回公演をただリピートするだけでは、やや物足りなく感じてしまうかも知れない。
時期的にいっても、新曲が無理なのは明らかだが…せめて、海外で披露していない曲目を、セットリストに加えるくらいの工夫は必要になるはずだ。
例えば、可憐Girl'sの「Over The Future」とか。メタルフェスでは無理があるが、ワンマンなら十分アリだろう。海外のファンは当然、動画をチェックしているし、それほど違和感ないと思う。YUIMETALも、この曲を海外で披露出来れば、感慨無量に違いない。
あるいは、キバオブアキバの「君とアニメが見たい」でもいい。よりメタル風にアレンジし、キャッチーな合いの手を入れるなど、ベビメタ独自の楽曲になっている。振り付けも面白く、盛り上がること請け合いだ。是非、検討して頂きたい。

余談だが、サマソニにおいてスラッシュメタル四天王の最後の一角、メガデスとのフォトセッションに成功している。
これで、全てのレジェンドとの共演を果たしたわけだが…一緒に写真に納まるということが、お墨付きという解釈でいいのか、この界隈を知らない僕には判断し兼ねる。可愛い女の子と写真を撮りたくないオッサンなんていないだろう。
できれば、レジェンドらの口から直接、BABYMETALの率直な評価を聞いてみたかった気がするのだが…。
メガデスのムステインと

海外でのライブやフェス動画を、飽きもせず見続けているが…欧州、特にイギリスの過熱ぶりには目を見張るものがある。
あの6万人の大観衆を魅了した、Sonisphereのメインステージ。見渡す限りの人の海が衝撃的すぎて、脳裏に焼き付いて離れない。

再び、あの地に赴き、今度は一体何を成し遂げようというのか。もはや、アイドルともメタルともつかないオリジナリティを引っさげて、更なる想像の範疇を超えた、途轍もない成果を期待せずにはいられない。

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2014/09/03

原石に出逢える予感

高橋ひかる

先月、恒例の国民的美少女コンテストグランプリが選ばれていたようだ。
弱冠12歳の高橋ひかるという少女。初見の印象では、まず「無難」ということか。ネット上で「痩せすぎ」という声も聞こえたが、この年頃なら珍しくもなく、それよりも存在感というか印象が薄いことの方が気になった。
もちろん、美少女に違いはないのだろうが、正直いってオーラがない。このレベルの子ならば、街中を一日探し歩けば見つかりそうな感じなのである。どう考えても「国民的美少女」では、ないだろう。

グランプリ以外の受賞者を見てみたが、総じてビジュアルのレベルが低かった。要するに、この子くらいしか選べる素材がなかったというわけだ。無理に選ばずとも、「該当者なし」で良かったのではないか。
ご存知の通り、国美グランプリは近年、鳴かず飛ばずの歴史を積み重ねてきた。この悪評に焦るオスカーは目下のところ、前回グランプリである吉本実憂ゴリ推しに躍起だ。
剛力のように簡単にはいかず、そちらに気を削がれるあまり、今回のコンテストに吟味した様子が感じられなかったのは残念である。

昔とは違って、現代の少女は洗練され、一様に可愛らしく見える。しかし、そういった上辺の話に惑わされることなく、真なる美少女を発掘したい。そんな気概が足りないのかと疑ってしまう。
僕の中で、デビュー時の西村知美、小学生時代の前田亜季松嶋友貴奈殿堂入りである。ここに及ばないものの、現役で挙げられる屈指の美少女は僅かながらも実在する。
田口華、水野由結、菊地最愛

さくら学院BABYMETALのメンバーである水野由結を真っ先に挙げておきたい。
一見して凡庸ながら、非常に端正かつ清楚な雰囲気が秀逸である。色白、黒髪の純正統派。幼い頃より愛らしかったが、15歳の今に至っても、あどけなさ色濃く、彼女にとっての旬を迎えたような得もいわれぬ少女美を誇っている。
メンバーを気遣う優しさや、一歩引いた大人しい姿勢とは裏腹に、高いダンススキルを持ち向上心にも満ちている辺り、アイドル性にも長けている。根が真面目で思慮深い点も、実に僕好み。今後も引き続き、イチ推し美少女としていきたい。
池間夏海

数少ない期待の原石を、子役やモデルの分野から挙げるとすれば、この二人になるだろうか。
我ながら意外な伏兵として浮上したのが、池間夏海か。以前にも記事に取り上げたが、そつない美少女ぶり、ダンスに打ち込むひた向きさに、妙に魅入られる格好に。
沖縄ローカルの映画に主演と躍進しているが、この子なら断然、全国区で決まりだろう。演技力は知らないが、大手の子役事務所が引き抜きに動いてもおかしくない逸材に思える。アイドルの方向性も無視出来ず、目が離せない美少女の一人だ。

それと、子役、モデルと幅広く活躍している原菜乃華も、地味ながら要注目だ。幼い時分は垢抜けていなかったせいもあり、パッとしなかったが、11歳という旬の時期に差し掛かり磨きがかかってきた模様。
キラピチ専属モデルとなり注目度が増す中、ネットでも話題になることしばしば。ロングヘアのお嬢様風ルックスと、上品な私服のマッチングが、ドルヲタの琴線に触れたようだ。
あまり今風のモデル色に染まらずに、独自の清楚さを貫いて欲しいと願うばかり。まあ、無理な注文なのだろうが…。
原菜乃華

美少女といえば、単純に容姿の整った少女と思われがちだが…そこに必要とされるのは、美貌も含めた特別な佇まい、オーラと呼ばれるものに近い神々しい要素が第一に挙げられる。

成長期ならではの、未完成で危うい美しさ。絶妙な均衡を成したそれを宿した少女のみが、真に注視するべき選りすぐりの美少女
未だ見ぬ原石を見極める眼を持てたなら、待ち焦がれたヒロインに、いつか出逢えるかも知れない。そんな予感が胸を過ぎるのだ。

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