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2014/07/06

BABYMETAL、欧州を席巻

BABYMETAL特集

ここ最近は、さくら学院の父兄というよりは、世界のBABYMETALに肩までどっぷりとハマってきてしまった。
しかしながら、ガガツアー前座の報を受けてもなお、相変わらず日本国内におけるBABYMETALの扱いは良いとはいえない。
TBSにて、ようやく特集を組んだが、その他では、シャブ中のミュージシャンや、阿呆な号泣議員のニュースなぞ流している。馬鹿のひとつ覚えのように、アイドルといえばAKBばかりだ。失望せざるを得ない。

対して、満を持したワールドツアーの幕開け。注目のヨーロッパツアーは、予想を遥かに上回る熱狂に満ち溢れていた。
チケットの完売という情報がなかったフランスドイツでは、若干、人気が疑問視された節もあったが…蓋を開けてみれば、ぎっしりと埋まった会場は熱狂の渦。特にフランスでは、ドルヲタとメタラーが入り混じり、凄まじいまでのカオスな状態と化していた。
定番のイジメ、ダメ、ゼッタイでのウォール・オブ・デスまで発生し、その狂乱ぶりには度肝を抜かれることとなった。

入れ墨をしたガチなメタラーから、家族連れの幼女まで、バラエティに富んだファン層が繰り広げる異様なまでの昂ぶりは、極めて非現実的な異空間を作り出していた。
とりわけ、SU-METALこと中元すず香ポテンシャルを思い知らされた感がある。ソロ曲(アカツキ悪夢の輪舞曲)での歌唱力、声量はもとより、その堂々とした存在感、熱い魂を感じるオーラの強さに、正直、心を揺さぶられるものがあった。
アイドルでも歌の巧い子はいるが、最早そういったレベルではなく、一流のアーティストの領域に確実に入っている。16歳で、これだけの才能ある子は今後十数年、出てこないのではないか? それくらいの強烈なインパクトを受けたものだ。
スレイヤーと

ヨーロッパツアーの目玉、最大級フェスのSonisphereでも、ベビメタ旋風が吹き荒れた模様。
メタルの本場、イギリスでのフェスにおいては、つまらないバンドには容赦のないブーイング、酷い時には、小便入りのペットボトルまで投げつけられるらしい。
とかくイロモノに見られがちなBABYMETALに対し、手酷い仕打ちがあるのでは?と危惧されたが、そんな心配は全く要らなかったようだ。
およそ5万人に及ぶ大観衆が見守る中、30分という短いステージだったが、全体を通して良い雰囲気。最初こそ、初見のオーディエンスに戸惑いが見られたが、最終的には歓声が鳴り止まず拍手喝采。「We want more!」コールまで起きるほどの大盛況であった。
本場のメタラーに、完全に受け入れられたBABYMETAL。現地でのマスコミ取材も過熱しているし、スレイヤーを始めとした大御所とのフォトセッションも話題だ。今後、どこまで人気が加速していくのか、大変に楽しみである。

ちなみに個人的な動向としては、ロンドンのワンマン、そのライブビューイングがディレイ(録画)ながら、地元の映画館であるので観に行く予定だ。これについての印象、感想は、後ほど記事にしたいと思う。
アンスラックスと

メタルというジャンルのみならず、日本の音楽界が決して成し得なかった、否、想像も出来なかった並外れた功績を、BABYMETALは残そうとしている。
極めて革新的な試みによって、世界中の人々の心を捉えるのは、簡単に思いつくようでいて実は遥かに難しい。混在する全ての要素が、高い次元で、完璧なバランスが取れていなければならないからだ。

愚かな日本のメディアよ。いい加減に目を覚ませ。BABYMETALがアイドルというカテゴリーに分類される限り、頂点は最早、AKBなどではない。
確固たる実力、実績、才能に満たされた、真に価値ある存在を、如何なる理由があろうとも、決してないがしろにしてはならないのだ。

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