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2014/06/08

王道アイドルの在り方

渡辺麻友

AKB48の選抜総選挙において、渡辺麻友一位を獲得した。昨年、指原莉乃が頂点に立ち、並々ならぬ脱力感を感じたこともあり、王道たり得るまゆゆが取って代わったのは、多少の慰めになったといえる。(参照:忌まわしき邪道の時代
相次ぐスキャンダル、そしてその杜撰な対応などから、アイドルとしてのAKBに失望し、嫌悪感すら感じていた僕にとって、こうした一大イベントであっても大して興味はそそられない。
しかし、少なからず事実として、トップアイドルであることは認めざるを得なく、結局何だかんだいって視聴してしまったわけである。

振り返れば予想通り、まゆゆ指原の一騎打ちになったわけだが…そもそも、この二人が争うこと自体に違和感がある。一方は王道を往く清純派アイドルであり、もう一方は、スキャンダルでも毒舌でも何でもありの、B級バラドルもどきである。
恐らく、指原が連覇した際には、僕のAKBに対する嫌悪感は、決して消せない根深いものとなったに違いないのだ。

スキャンダルという点でいえば、渡辺美優紀18位峯岸みなみ22位につけている。特に前者は、スキャンダル発覚後も何の対応もとらず、完全スルーという最悪の展開となっていて、それでもこの順位である。本来なら圏外になってもおかしくないのだが、一体どうなっているのか?
かつては、男性絡みのスキャンダルが公になったメンバーは、即解雇といった厳しい処分がなされていた。それが現在では、素知らぬ振りで無視を決め込むことで、うやむやにするのも通例になりつつあるようだ。
実際それは、事情を知らない一般ファン層の目くらましには成功しているのかも知れない。だからこそ、この順位を保っていられるのではないかと。
まあ、酷いものである。こういうことを繰り返すようでは、その内、足元から崩れ落ちていくだろう。

今回の良い点を探すとなると、若々しいHKT勢が上位に食い込んできたことか。とりわけ、宮脇咲良11位という大躍進には驚かされた。
音痴でスキルの乏しい子ではあるが、安定した可愛さと、キャラクターの意外性などが良い面に働いている好例であろう。
21位兒玉遥25位森保まどかなど、著しい躍進を見せているメンバー多数で、HKTの将来性には大いに期待が持てそうだ。
その他、乃木坂46の交換留学生である生駒里奈が、14位選抜入りというサプライズも。この兼任には、ファンからも反発の声があったが、こうして結果を残せたことは、彼女にとって大きなプラスになるのは間違いないだろう。

そして、例の握手会事件によって大きな衝撃が広がったわけだが、その被害者となった川栄李奈16位で登場し、元気な姿を見せた。入山杏奈20位につけ、電話で喜びの声が流された。
この事件は、単に握手会の是非だけでなく、アイドルの在り方そのものに大きな影響を与えただけに、彼女らの強かな面を感じられたことは非常に意義深い。無理はして欲しくないが、心身共にしっかり治療して、これからも頑張って頂きたいものだ。
宮脇咲良

王道を往くアイドルとして、ごく当たり前のこと。それは、あまりに必然であるが故に、見落としがちな傾向はあるのかも知れない。
スキャンダルを許さないこと。利益至上主義に走らないこと。危機管理体制に力を入れること。様々にあると思うが、最も大切なのは、いつでもファンを思い、感謝の念を捧げることに他ならない。

夢を魅せるアイドルは決して汚れることなく、飽くなき向上心と、心からの笑顔を忘れない。永きに渡り引き継がれた原則を守り通す生き方こそが、王道アイドルの在り方なのだ。

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