« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2014/04/08

変わることのない原則

新おはガール

数あるメディアの中でも、とりわけ大きな力を得たネットという媒体。今やテレビの影響力さえ上回るほどの、底知れないポテンシャルを見せつけている。
そうした流れに追い付けないのが、ネットリテラシーの問題。殊に、世間のイメージを最重視するアイドルに関しては、死活問題にもなり兼ねない重要事項である。

新年度の注目事のひとつである、新おはガールの発表。ここで、何か想定外の事態が起きたようだ。いわば、表に出てこない、隠れたスキャンダルとでも呼べばいいのだろうか。
モデルや子役として活躍中の川鍋朱里井東紗椰が抜擢。ここまではいい。ただ、もう一人、事前告知されていたはずの平田あいりが姿を見せず、代わりに子役の実績ある三好杏依がメンバーとして紹介された。
番組内で特に説明はなく、物議を醸した模様。どうやら、平田あいりという子のブログに不適切な写真が掲載されたことにより、ちょっとした炎上騒ぎになったことが原因であるらしい。

この平田あいりという子は、ジュニアモデルということもあり、かなり今風の都会的な雰囲気の女の子だったらしい。ただ、その度合いは図抜けていて、茶髪にギャルっぽい服装が年齢に釣り合わず、とにかく違和感が凄いのだ。
こうした子が、清楚さを重視するおはガールに選ばれたこと自体、疑問なのだが…この容姿に反発したドルヲタによって、ブログの過去記事が掘り出され、常識を疑う悪ふざけな写真が発覚したとのこと。
地下鉄の入り口に座り込んだり、電車の車両内で吊り革に逆さまにぶら下がったりと、一見すると中学生ならよくある軽い悪ふざけだ。
しかし、一般人ならともかく、曲がりなりにも芸能活動しているモデルとしては、あまりに軽はずみな行為だといえなくもない。

いわゆる、昨今問題となった、若者による非常識なツイート「バカッター」と同種のものである。
その場のノリで悪ふざけし、何の考えもなしにツイッターやブログに載せて発信してしまう、極めて稚拙で愚かしい話だ。
この子の場合、そうした写真を親が撮っていた可能性もあり、そうでなくとも、13歳の子供のブログに載せていいものかチェックを怠っていたのもあり、親の責任が問われるべきだろう。
結果として、芸能界において大きな契機となったはずの仕事を失い、イメージ悪化の影響により、モデル業の先行きも怪しくなってしまった。拙い判断力で暴走したツケはあまりに大きく、取り返しのつかない最悪の事態に、さぞ落胆していることだろう。

この事件はある意味、同情する部分もあるが…この子の年齢不相応なギャルっぽさがなければ、ここまで叩かれなかったのでは?と勘ぐってしまうのは、正直なところ。
急遽、代役を任された三好杏依は、平田あいりと対照的に非常に清楚で評判が良く、ドルヲタの類いから絶賛されているようだ。
僕自身も、昼ドラ「愛のうた!」での荒井萌との姉妹役共演が大変印象深く、健やかに成長した子役美少女に胸が熱くなる思いだった。
おはガールに限らず、アイドル性というものは、混じり気のない清純さにのみ生まれるのだと強く再確認。容姿から受ける印象はもちろん、理性的で品行方正な性質も必須であると思う。個人的には、結果オーライというわけだ。
三好杏依

アイドルを語る上で、決して外せないはずのイメージの大切さ。AKBを始めとした国民的アイドルの影響を受け、スキャンダルにまみれたアイドルの存在を容認してきた事実が、この原点をないがしろにさせたといえるだろう。

一点の曇りもなく清純でなければ、アイドルとは呼べない。呼んではいけない。過去から現在に至るまで、決して変わることなき大原則
悪しき慣習を退け、今一度、夢溢れる存在に出逢いたい。そんな切望に胸焦がされる、熱い思いが抑えられないのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/04/01

注目すべきアイドルグループの今

西野七瀬

世間は新年度。テレビは番組改編、プロ野球開幕と、様々な面で刷新を盛んにする時期である。
個人的には、別に何も変わるわけではない。ただ生きるためだけに、その場限りの仕事を探し奴隷のように扱き使われ、生命を磨り減らす日々の繰り返しだ。
生きるという意味が、こうして苦しみに耐えることだけならば、僕はとっくに自殺しているだろう。美しい少女に心惹かれ、遠のいたときめきや切なさを、ほんの少しでも思い出す瞬間がある。それが、唯一の生命線になっているのは間違いない。

選りすぐられた美少女を探索しようとする時、数あるアイドルグループから目を通すのが、最近では通念となっている。
真野恵里菜や、最近では武藤彩未といったソロアイドルの試みも見られるが…あまりうまくいかなかった、或いは、前途が厳しいといった悲観的な見方が多数を占める。
かといって、グループなら安泰というわけでなく、あらゆる面で可愛さやアイデアを盛り込まなければ、たちまちの内に淘汰されてしまうもの。こうした競争激しい現状における、注目すべきアイドルグループを再確認してみたい。

AKB48系列
大島優子卒業の報を受け、世代交代の促進という契機を得たAKBだが…NMB渡辺美優紀スキャンダルなど、未だ汚れた裏の顔があるという、負の側面を払拭出来ないでいる。
今回の件では、本人並びに事務所が素知らぬ顔でスルーするという、個々の対応の違いも浮き彫りになり、大きく信頼を損ねている点もマイナスだろう。ただ、若手には個性的で有望な人材が溢れており、その躍進が期待されている。
チーム4の三銃士と呼ばれる、小嶋真子西野未姫岡田奈々らの個性派が際立つ。ヘタレや真面目キャラといったインパクトが絶大で、かなり面白い。他にも、HKT矢吹奈子田中美久の小学生コンビなど、手付かずの素材が目白押し。
世代交代による若々しいパワーの注入で、薄汚れたイメージを変えられるかが、大きな鍵になるだろう。

乃木坂46
8枚目のシングル「気づいたら片想い」で、センター抜擢となった西野七瀬。乃木どこ企画での、マカオタワーからのバンジーは、まさしく圧巻であった。
どことなく地味で人見知りの彼女には、個人的に親しみ深い感情があったが…まさか、233mからのジャンプが出来るとは思わなんだ。
高所恐怖症気味の僕では、足が竦んで立ってもいられないだろう。意外なまでの根性、強かさを見せつけられたようで痛く感服した。
メンバーの成長が垣間見える一方で、公式ライバルでありながらのAKBとの共同歩調 を余儀なくされる違和感、それに対しての反発も根強くなっている。
AKB独自のシャッフル企画であるはずの、組閣変更。それにより、生駒里奈SKE松井玲奈が、それぞれを兼任するという人事にファンが猛反発した。反対の署名を集める事態にまで発展したが、運営には全く響かなかったようだ。
ファンが何を求め、メンバーがどう応えようとしているのか。それを見極められないようでは、アイドルをプロデュースする資格はないと断言出来るのではなかろうか。

ももクロ
AKBに追い付け、追い越せとばかりの勢いが度々報じられてきたももクロだが、徐々に陰りも見え隠れしてきたようだ。
主題歌を担当した映画の興行収入が低迷したり、CD売上げも伸び悩みつつある現状らしい。加えて、アイドルとして高齢の域に差し掛かり、肥満化の止まらないメンバーがいるなど、ビジュアル面で劣化の傾向が明らかに見てとれるのは残念だ。
奇抜な演出、異なるジャンルからの取り込みにも限界はある。ここで敢えて、王道を顧みるのも一興かと思うが、どうだろう。
ちなみに、3B junior勢では、私立恵比寿中学チームしゃちほこらが躍進する一方で、次世代の期待を担っていたはずのKAGAJO☆4Sみにちあ☆ベアーズが解散。はっきりと明暗が分かれている。
運営においても両極端で、一貫性のない印象が色濃く残った。独自色先行というのも、こうなると考えものである。
井頭愛海、吉本実憂

ハロプロ
つんくの喉頭がん告白、休養に伴い、再ブレイクといわれたモーニング娘。'14の今後が大いに危ぶまれた。
再発の危険も考えれば、もしものことがあった場合、モー娘どころか、ハロー!プロジェクトそのものがどうなってしまうのか?との疑問が、幾重にも投げかけられた。
そんな中、つんく不在ながらも発表された、12期新メンバーオーディション。前回の「該当者なし」から考えるに、今度は不作だとしても、必ず誰かしら採ると思われる。それだけに、どういったタイプを人選するのか注目が集まる。
これ以外のユニットの動向としては、「秘密兵器」との期待背負う、Juice=Juiceが勢いある印象。初の単独ツアーも発表され、若手としては例外的な待遇で推されているのが分かる。
甚だ意外だったのが、今夏に武道館公演を決めたスマイレージか。人気の低迷から数百人規模のライブハウスツアーに甘んじていたが、果たして武道館を埋められるのか疑問が残る。
ステージ設定により「武道半」と揶揄される事態が目に見えるようだが…正常な判断力を失っているかの、つんくの病状が気にかかる。

さくら学院
初期からのオリジナルメンバーが全て卒業し、かなり層が薄くなってしまった感が否めない。ベビメタ効果による水野由結菊地最愛の存在感は大きく増しているものの、この二人がいなければ、今のさくらは全く機能しないであろう。
だからこそのベビメタ国内休業であり、海外展開といっても、夏に欧州で一度ライブ開催する程度と思われる。さくらでの、ゆいもあ最後の年ということもあり、僕自身も経済的に許す限り、出来るだけライブに足を運びたいとは思っている。
卒業組に目を転じると、今回の卒業生は、歴代の武藤彩未三吉彩花松井愛莉中元すず香といった厚遇は受けられないと思われる。
ビジュアルに華がなく、各スキルも不足気味飯田來麗佐藤日向は女優を目指すらしいが、事務所推しは期待出来ないだろう。
堀内まり菜は、アニメ好きが高じて声優を目指すとのことだが、あまり現実味はない。何だかんだ、一番まともな選択をしたのは、看護師目指し、芸能界引退した杉﨑寧々ということになるか。
モデル育成や、ベビメタ世界戦略に力を注ぐアミューズの現状を鑑みれば、可哀想だが除外される存在も出てくる。一瞬の輝きに散る、アイドルの宿命と呼んで差し支えないのかも知れない。

その他
いわゆる、ロコドルも交えての評価は差し控えたいが…大手のメジャーでありながら、アイドルをメインとは考えない志向性が、ひしひしと伝わってくるグループもある。
国民的美少女でお馴染みの、見目麗しいアイドルグループ、X21。天下のオスカーにとって、アイドルプロデュースとは単なるお遊び、お稽古事の範疇でしかないのかも知れない。これまでの歴史が、如実に物語っている。
今回、違うのは、選抜メンバーを設定した点にあるが、楽曲、パフォーマンス共に月並みで、興味をそそられる感じは一切なかった。
いわば、ローカルのお遊戯レベルでしかないのだが、あまりにもビジュアルの平均値が高いので、どうしても無視するわけにいかない。
不遇のグランプリ」の汚名を晴らすべく、吉本実憂のゴリ推しが見られるのも特徴か。剛力での手腕が活かされるのか、見物である。
個人的にはやはり、最年少井頭愛海や、美形小澤奈々花末永真唯辺りを推したい。
アイドル性という点でも意識は薄いらしく、握手会で「アイドルより女優」という意図の発言を漏らすメンバーがいたとか。テレビ収録の最中に、メンバーの長尾真実が他メンとガチ喧嘩。あるまじき、汚い言葉を吐いてしまうといったハプニングも。
事務所はもとよりだが、もう少しメンバーも、アイドルとしての意識をもって務めて頂きたいものだ。
さくら学院卒業生

瞬く間に変貌を遂げ、より多様性を増したアイドルの世界。一時の夢を見るかに終息してしまうように思えたが、想像していた以上に強固な根を張り巡らせ、多大なる影響を今なお及ぼし続けている。

グループアイドル隆盛の背景は、こうした土台の基に築かれたのは疑いないが、ひしめき合う個性の相乗効果による利点も見逃せない。
あくまで可憐さ、清純さを追求した原点回帰。それに個性と実力を兼ね備えた、純正統派の台頭を心より待ち望んでいる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »