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2013/10/12

記憶に降りた少女の煌めき

田中明

過去を振り返ることに、さして後ろめたさを感じることはなくなった。過ぎた日に引き摺られるというよりも、閉ざされた未来を前にして、今日も滞りなく記憶の中を彷徨っている感じ。
先の見えない人生を生きていると、胸の奥で、諦めとは別の何かが決定付けられている気がする。運命などという陳腐な言い方でなく、自分が自分である以上、決して変えられない何か。

今なお、記憶の深い部分に棲み続ける少女達。何気ない出会いから、実に今日まで長い年月を経ても、つい昨日のことのように鮮明に思い出されるその面影は、やはり特別な輝きがあればこそだと思う。
メディアを通じ強い印象を得ることが多いという点から、どうしても幼くして活躍する子役が主になってしまう。あどけない面立ちと、未完成ながらの直向きな演技に、何かしら郷愁を感じてしまうのだろう。
重本愛瑠

NHKの大河ドラマ「八重の桜」にも出演し、未だ現役で活躍中の田中明。僕としては、やはりかつての小学生時代の子役ぶりが、殊更に印象に残っている。
昼のファミリードラマ「キッパリ!」での、立木洋華役が痛く琴線に触れ、盛んに萌えまくったのが懐かしく思い出される。
(参照:移り往く少女の色合い
凛としたお嬢様な雰囲気と、幼くも端正な美少女っぷりが見事に共存。それでいて、あの「オジさま」である。連日のように萌え盛っていた時分が無様ではあったが、ことの他、幸せでもあったとつくづく思うのだ。

同様に、このドラマの続編に出演していた重本愛瑠も、当時の田中明とよく似た雰囲気を持っていた。
綺麗なロングヘアとカチューシャが、品のある可愛さを醸し出していて魅了されたのを憶えている。ドラマやCM出演を経て、現在はアイドルカレッジというグループの一員として、アイドル活動をしている模様。
田中明が、想像通りの流麗な美人に成長したのに対し、残念ながら彼女は肥満劣化への道を辿ったようだ。髪を短くしたことで膨らんだ顔の輪郭が強調され、全体的にもやや小太りな印象を受けた。華奢な雰囲気が一変してしまったのが、何とも悲しい。
原菜乃華

劣化という面で、ひときわ目に付く酷い様相を呈したのが、かつての実力派子役である大後寿々花だろうか。
極めて可憐で愛らしかった、ハリウッドデビュー作「SAYURI」のイメージが未だに根強い。幼いながらの存在感純朴な美少女ぶりに、胸苦しいほどのときめきを感じた。
中学生時代の「セクシーボイスアンドロボ」までは、可憐な雰囲気を維持していたが…その後は坂道を転がり落ちるかの、壮絶な劣化の憂き目を見ることに。
いわゆる、前田亜季にも共通する面長劣化となり、妙に顎が強調され、のっぺりした顔つきに変貌してしまった。幼い頃の天使のような可愛さから、別人のようになってしまった彼女。この落差には、大きなショックを受けたものだ。

この他、無名ながら気になっていたのが、子役の原菜乃華。舞台などの経験がある程度だが、プロフィール写真が非常に可愛い
幼少時にテレビ番組で取り上げられ、母親の芸能活動への執着を垣間見た。アクの強い親の悪影響は、あまり受けて欲しくない優良な素材ではある。
それと、珍しく子役でも何でもない全くの素人としては、森川実咲という女の子が深く記憶に刻まれている。
NHK教育のドキュメンタリー番組に出ていた子なのだが、とにかく清楚で可憐な、とびきりの美少女。えらく勉強熱心で、女子アナを目指していた。
この年代としては、完全にツボなビジュアル。普通にアイドルになっても頂点狙えそうだと、本気で思わせるものがあった。
今でも動画が観られるらしいので、是非チェックして頂きたい。(参照:わたしが勉強する理由
森川実咲

積み重なる記憶の只中に、色鮮やかな美少女の煌めきが降りしきる。まるで不意をつくかのように舞い降りては、いつも心の何処かで見守っていたかの仄かな温もりで、僕を優しく包容する。

記憶の森に迷い込んだ僕は、呆然としながらも、憑かれたようにして煌めきの欠片を拾い集める。そこに確かに息づいていた、少女の得もいわれぬ愛らしさ。手に取っては、儚く消えていくのを見届けるのが、自らの役目であるかのように。

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コメント

森川実咲さんは初めて知りました。
動画を見たあと心が浄化されたような気持ちになりました。それと同時に今の実咲ちゃんを見たいという思いがこみ上げてきました。
清楚で知的な美少女を紹介して頂きありがとうございました。

投稿: ファン | 2013/12/09 09:16

コメント、ありがとうございます。
もう、かれこれ二年ほど経つのでしょうか。今では可愛さがより洗練され、また新たな魅力が加わっていることと思います。

おっしゃる通り、極めて清楚で勉強熱心な点は、改めて素晴らしいと感嘆しました。今現在でも、僕の理想的な美少女像として忘れられない存在です。
アナウンサーも良いですが、いつかアイドルとしてまた逢えたらなぁと、妄想することしきり。何ともイタイですね^^

投稿: santa | 2013/12/10 17:50

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