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2013/09/29

武藤彩未と桜の園

武藤彩未

とんでもない失態を演じてしまった。なんと、渋谷で迷子である。
初めて行くライブハウスとはいえ、何度か訪れている街ということもあり、下調べがお座なりであった。最初に入るべき道を間違えたことで、何やら完全に迷ってしまった。
結局、一時間以上彷徨った挙句、駅まで戻り、何とか正しいルートを辿れた。開演に20分ほど遅れ、しかも関係者入り口から入ろうとする慌てぶり。いやはや、情けない限りだ。

そんなこんなで、SHIBUYA-AXを訪ねた目的は、武藤彩未LIVE DNA1980 ~Version.2.0~である。
ひと息にメジャーデビューというよりも、地道なライブ活動を選択したかの展開が見え隠れする。年齢的な面での焦りは、我々が感じるほど、本人も事務所も感じてはいないのだろうか。
ともあれ、ライブの雰囲気は、やはり80年代そのもので、前回の初ライブと似通っていた。(参照:武藤彩未の新境地 キャパを増員した会場と言われていたが、見た感じ、それほど大規模な印象も受けなかった。

心揺り動かした、初ライブの完全再現ともいえる内容。伸びのある力強い歌声、ベタなほどに80年代なアイドル衣装、饒舌なトークが冴える華やかな彩未ワールドが繰り広げられる。
スマイル・フォー・ミー」では元気で楽しい空間に癒され、切なさで胸熱くした「セシル」には、彩未ちゃんの素晴らしさを再認識。
わたしは、いつもみなさんのそばに居ます」そんな言葉の端々に、心温まる優しさと包容力を感じ得る。これほどまでに、魂の共有を実感出来るアイドルを僕は知らない。まさに、彩未ちゃんマジ天使である。

今回、「彩りの夏」とは別に、新たにポップな新曲も披露。更に、関東四ヶ所を巡るライブハウスツアーも発表された。
締めは、年末の赤坂BLITZ。金欠に喘ぐ現状では悩むところだが、どうにか前向きに検討してみたいものだ。

さて、彩未ちゃんの今ライブに先駆けて、さくら学院のライブチケットも入手していた。というのも、これを気まぐれに取った直後に、彩未ちゃんライブ第二弾さくら学院の学院祭などの情報が入ったのである。
経済的な面を考えれば、優先順位は低かった。しかしまあ仕方ないので、学院祭を諦め、連日のライブ参戦となったわけだ。

白井沙樹、父兄を代表して顔笑ります!!」と題されたこのライブは、新曲「顔笑れ!!」リリース記念として、メンバーでありながら屈指の父兄でもあった白井沙樹が、自分好みのライブをプロデュースするというユニークなもの。
馴染みとなったShibuya O-EASTでの入場順は、300番台だったが、真ん中よりやや後ろめか。そこそこのポジションではあった。
さくら学院加入前から父兄として鋭意ライブ参戦し、最前をキープするほどの白井沙樹。新たに野津友那乃を加えたミニパティや、バトン部の再結成など、父兄目線に立った興味深い企画を発信していた。
それにしても、スタンディングということもあり、以前と比べてもファンの乗りが一変した印象を受けた。着席が主流だった頃は、手拍子程度で静かに見守るという雰囲気だったのだが、かなり激しく声援を送り、果ては振りコピまでやっている始末。
参戦スタイルが「地蔵」である僕にとって、なかなか溶け込み難い感じに変貌してしまっていた。地方遠征組としては、滅多にない機会で、振りコピなぞやってる余裕はない。メンバーの姿を目に焼き付けることが最優先なのだ。

そんなわけで、推しである水野由結ちゃんを視線で追いかけ、脳裏に焼き付ける。未だ幼い雰囲気ながら、着実に成長した美少女っぷりが眩しい。ライブが進むにつれ、頬を染め額に汗する容貌が、お風呂上がりのようにも見え実に艶かしかった。
僕は左寄りにいたのだが、そこからは菊地最愛ちゃんがよく見えた。やはり、紛れもなくこの子も美少女だ。ゆいもあが卒業したら、僕も父兄を卒業するかも知れないと、改めて思わせるものがあった。
このステージでは、ベビメタライブのように両端にお立ち台?があったのだが…そこに立たれると、かなり距離感が近く感じる。大賀咲希ちゃんや友那乃が立った時は、ちょっと見惚れるくらいのインパクトがあった。さくらのルックスレベルの高さを、まざまざと実感したものだ。
さくら学院

武藤彩未ソロライブ、さくら学院ライブ、それぞれに良い面があるが…共通するのは正統派、清純派の方向性が揺るぎなく、磐石な点。
アイドルとは、こうあらねばならないという、基本的かつ重要な部分が、しっかりしているのだ。これは、昨今のおちゃらけたグループアイドルによくある、奇抜さによる話題性のみを狙ったプロデュースの、悪しき風習を如実に炙り出している。

確実に人の心を掴み、長く愛されるには、時代に囚われない心意気の強さが必要だ。過去への回帰はもちろん、受け継がれた根本を守り、今の時代に即した演出を体現していくこと。
武藤彩未に、輝かしいアイドルの血脈を見ること。さくら学院に、正統派アイドルとしての精神を感じること。それらは、未来永劫変わることなく僕らの心に響き、熱いときめきを呼び起こすのだと信じて疑わない。

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