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2013/06/04

アイドルの賞味期限

大賀咲希

さくら学院が、意外にもアイドリング!!!との関係を深めているらしい。
どギツイ罰ゲームが売りのアイドリング!!!の番組にゲスト出演し、大賀咲希がお姉さん方を萌えさせ、堀内まり菜が青汁の粉を噴出したとか。こうした展開は、清廉潔白なイメージを貫いてきたさくら学院としては、本来なら考えられないことだ。
更に、アイドリング!!!の新曲に田口華期間限定で参加することになった。元々、グループのカラーが全く違うこの両者が、ここまで密接なコラボをするというのは極めて異例なことといえる。
最近は、推しであるゆいもあ水野由結菊地最愛)や、咲希ちゃん以外のメンバーに対する関心が極端に薄れつつある。正直、華がアイドリング!!!に完全移籍してしまっても全然構わないのだが…推しメンが、ああいったタイプのグループに大きな影響を受けると考えれば、あまりいい気はしない。

アイドリング!!!は高齢化しているし、どうしてもフレッシュさに欠ける。非常にアクが強く、トークやMCの能力は秀でているが、楽曲やパフォーマンスに見るべきものはほとんどない。要するに、著しくバランスの偏った、中途半端なアイドルグループなのである。
さくら学院は、あくまで成長期の可憐な可愛さ、清楚で襟元正した育ちの良さを特徴に掲げたアイドルグループ。何かと影響を受けやすい多感な時期なのだから、コラボするにしても、もう少し相手を選んで欲しいところ。
例えば、楽曲の優れた東京女子流や、なんならハロプロでもいい。ずば抜けたパフォーマンスを誇るハロプロの空気感には、さくらのメンバーも大いに良い刺激を受けるに違いない。まあ、事務所的に無理なんだろうが…。

さて、さくら学院は成長期限定なので憂慮する必要もないが、昨今の乱立するアイドルグループにおいて、高齢化を当たり前に受け入れる風潮が強くなっている感がある。
今、話題になっているAKB48の総選挙。僕は全く興味はないが、いわゆるAKBの顔と呼ばれたメンバーが勢いを失っているらしい。
そういった古株のメンバーは当然のこと20代、下手すれば20代後半も紛れている。卒業や脱退が、基本的にメンバーの意思に委ねられているAKBの弊害が、あからさまに出てきている気がしてしまう。
他のグループにも言えることだが、アイドルグループは世代交代をしていかなければならない。言い方は悪いが、アイドルには賞味期限がある。おおよそ、13歳から23歳くらいの間までだろう。20代半ば過ぎてまで、アイドルを名乗るべきではない。
然るべき時期がきたら、事務所判断でも辞めさせるべき。世代交代を軽んじる秋元康などは、もう少しつんくのやり方を見習った方がいい。思い切った刷新があったからこそ、モーニング娘。は復調してきている。
総選挙なぞやって上位にくれば、需要があると判断して辞めさせない。大島優子が一位でも、全ての人が熱い思いの上で投票したのか甚だ疑問だ。なんとなく、ノリで投じた人も少なくないはず。「大島優子」という名前に引かれて。
速報で指原が一位だったようだが、いかに知名度だけの、いい加減な中身かがよく分かる。こんな順位の無意味さが露呈しているのだ。

アイドルを定義付けることの難しさは、よく承知しているつもり。あくまでも清純で穢れなく、いつでも輝いていて、そして若々しく生命力に満ち溢れていること。そこに、歌やダンスで、より華やかな彩りを添えていくもの。
思い出に留めたいアイドルのイメージとは、大人びた女性の風貌などではなく、あどけなく愛らしい美少女の面影であって欲しいと切に願う。
夢を想う一瞬の時間は、心の中で永遠へと形を変えるのだから。

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