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2012/12/06

少女の灯

BABYMETAL

時間というものは、常に変化を求め立ち止まることを決して許さない。その瞬間に合わせて時計の針が刻むかのように、最も美しく輝いた貴重な時間でさえも、容赦なく消し去ってしまう。
どんなに誇り高く生きたとしても、誰しも確実に死は訪れる。生きるのに苦心する僕にとって、さして死を恐れることはないが、少女の時があっけなく吹き消されるのには胸が痛み、途方もない喪失感を感じるのだ。

かけがえのない少女の時。なぜ、未完成で不安定なはずの成長期の少女は、かくも美しいのだろうか。あくまで、「旬の美少女」という観点から、気になった注目の存在をおさらいしてみたい。

アイドルとメタルの融合という斬新なコンセプトが話題を呼んでいる、BABYMETAL。待望のメジャーデビュー曲「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のMVが、満を持して公開された。
歌詞が一部アレンジされているようだが、ほぼ原曲のまま。中元すず香の澄んだ歌声に、驚愕のゆいもあ水野由結菊地最愛)ツインギターバトルと、心躍る演出に度肝を抜かれた形となった。
しかし、このMVの最も評価すべき点は、明るい光りの下でメンバーの顔がよく見えること。これまで、メタルの世界観を重視する余り、暗い雰囲気のMVが多かったが、やはりアイドルだけに可愛さもアピールするべきである。
特に、可憐Girl'sの頃の「ただの痩せっぽちの子供」から脱却したすず香の、美少女ぶりが麗しい。スラリとした身体つきにせよ、黒目がちな大きな瞳にせよ、まさに旬という雰囲気だ。ホクロを除去したのも、今となっては大成功だろう。
ゆいもあも、絶妙なバランスを維持している。13歳とは思えない幼い容姿の二人だが、個人的には由結ちゃんが大のお気に入りだ。目鼻立ちの整った、正統派な感じの可愛さが素晴らしい。UTB辺りで、ソログラビアとかやって欲しい逸材である。

楽曲のクオリティばかりが際立った東京女子流だが、安定した美少女性は現在も保っている。都会的で今風な美少女の多い中、東北出身の子は純朴な雰囲気が残っていて、僕の琴線に触れるものがある。
特筆すべきは、センターの新井ひとみ。デビュー当時からすれば成長した感があるが、より少女らしい自然な美しさを手にしている。
思いのほか歌唱力があり、エンターテインメント性も備える。何かのイベント動画で、スカパラの「美しく燃える森」を披露していた。
それを見た僕は、何やら切ないような哀しいような、言い様のない感覚に浸ってしまった。優れた才能と少女美の儚さとの、見事なまでの共存。それは、いずれ時に隔たれ、過去のものとして色褪せるには、あまりにも惜しい気がして胸苦しい思いに苛まれたのだ。

他に挙げるとすれば、同系統になってしまうが…現役てれび戦士の鎮西寿々歌も見逃せない。ヌード披露した中村有沙、もはや普通の女子高生一木有海、年内引退を発表した篠原愛実と、ブレイクの望めない天てれ勢ではあるが、「抜きん出た美少女」というポジションを堅持している点は評価したい。
福岡ロコドルからメディア露出してきた橋本環奈は、中学生としてはかなり小柄だが、凛とした美少女ぶりが話題になっている。
そして、最近再評価したのが、小学生限定ムックで表紙を飾った岡詩乃。第一印象は「大人びた顔立ちの子供」であったものの、甘えん坊のキャラや、高次元の端正さにしてやられた感じである。
こうして見ると、お人形を思わせる端正な美少女が目に付いたのが分かる。ただ欲を言えば、普通っぽさの中に光るものがある子が出てきて欲しい気がする。いわば、かつての松嶋友貴奈が理想形か。とかく脳裏に焼き付き、長く記憶に残るタイプなのだ。
橋本環奈

遠い記憶の中に、ありありと浮かび上がる輪郭が、時の彼方から手繰るようにして僕の心を離さない。果てしなき時の流れ、そして刻々と姿を変えてゆく少女の面影。まるで走馬灯のように、いつか見た夢の欠片が点々と散っていくように。
生涯の何処かの地点で後戻りしては、大切に仕舞っておいた想い出の蓋を開け、その仄かな温もりを確かめる。懐かしい記憶の舞台に立ち、彼のあどけない美少女に出逢う瞬間。
少女の灯は、今もこの胸に灯っている。

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