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2012/10/18

「プロ」たるアイドルの本領発揮

モー娘。を推すユースケ

今、アイドルの形として求められているのは実に多様であり、枚挙に暇がない。大勢の中から注目を集めるために、奇抜な演出を駆使して、いたずらに斬新さを追求するばかり。古典的なアイドルのイメージとは、かけ離れたものも少なくない。
かつて、80年代に清純派アイドルがもてはやされ、おニャン子によってグループアイドルの個性味の魅力が、重要な要素として確立された。後に、モーニング娘。によりパフォーマンスと楽曲の強化がなされ、ひとつの完成形に至ったと確信している。
現代の頂点に立つAKBは、それらを多人数の条件下で平均以上に高めた、いわば「総合力」のアイドルグループだと言えるだろう。

僕は、長年アイドルを見続けることで、いわゆる人数の多さや派生グループによって個々の実力にフィルターをかける手法が、必要以上に目に付くようになってしまったようだ。つまり、言い方を変えれば、それは「ごまかし」である。
別にAKBを否定するつもりはないが、真にプロフェッショナルかと言えば違うと思う。更に上のレベルの最上級のパフォーマンス、彼女らはまだ登れるはず。それを具現化しているのは、間違いなく新生モーニング娘。だと断言することが出来る。

メンバーが大幅に刷新され新垣里沙が卒業する辺りから、楽曲の質が向上した印象が強い。ダンスとフォーメーションで魅了する意図が明確に感じられ、高度なパフォーマンス有するモー娘。の良い面が浮き出た風であった。
もちろん、言うまでもなく、鞘師里保石田亜佑美などの実力者生田衣梨奈佐藤優樹といった個性派の加入による相乗効果も見逃せない。最高峰のパフォーマンス、そして新たな個性味の注入。ここにきて、モーニング娘。の再興が大いに期待出来る状況になってきた。

特筆したいのは、ももいろクローバーに代表される芸能人ファンの増加傾向。これまでモー娘。ファンとして公に知られていたのは、指原莉乃柳原可奈子くらいか。しかし最近、意外な人物がハマっているらしい。
先日の「ぷっすま」での企画、ユースケ・サンタマリアが、スマップ草彅にモーニング娘。の魅力を熱く力説していた。
彼の場合、比較的最近よりハマったようだが…しばらく興味を失ってメンバー入れ替えから再び惹かれ始めた経緯、更に、ほぼ同年代ということもあり、妙に親近感が湧いてしまった。
やはり、彼もその圧倒的なパフォーマンスに魅了されたらしく、AKBなどとはレベルの違う高い実力に衝撃を受けたようだ。
ラジオまでチェックしているところを見ると、個性豊かなキャラクターの面白さが拍車をかけたのも容易に想像がつく。推しメンが、えりぽん生田衣梨奈)というKYキャラな点が、また何とも通好みである。
僕の場合、娘。に対し、ルックス重視の評価は始めからしていないが、強いて言えばだーいし石田亜佑美)が推しメンになるのだろうか。
平均以上のルックスだし、ダンスも巧い。だがそれよりは、まーちゃん佐藤優樹)の保護者的な役割に見られる、包容力や優しさが魅力的に思えるのかも知れない。
石田亜佑美

あらゆる手段、そして新たな方法を用いて高みを目指すのは、決して悪いことではない。ただ、然るべきアイドルの精神と心意気、脈々と受け継がれた根本たる能力が伴わなければ、まかり間違うことになり兼ねない。
ひと目見ただけで、裏打ちされたクオリティ、そしてたゆまぬ努力が垣間見えること。少女が輝きを増す時。ただ飾り立てるだけでなく、積み上げた最高の贈り物をファンに届けるのが変わることなき原点。モーニング娘。は、改めて僕に教えてくれた。

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2012/10/05

永遠に揺らめく花

浜辺美波

思い描くままに、そしてありのままに輝きを放つ美少女は、例えるなら野山に咲く花のようなものだ。ありふれた平凡な光景の中に、ほっと心安らぐ印象を付け加えてくれる。
「生きる」ということは、つまるところ、思い出を作ることのように思える。それを穢れたものにするか、美しいものにするかは、人それぞれ受け止め方によって違うのだろう。
僕はただ、積み重ねた悪い思い出を、美しい少女のイメージで塗り潰したいだけなのかも知れない。

伝説に残したかった美少女松嶋友貴奈(現、松山友紀奈)以来、「珠玉」と呼べるほどの美少女が現れたかといえば、やや疑問が残る。
アイドルグループが乱立する中で、様々な魅せ方が提案されたのは確かだが、飛び抜けて可愛い女の子が果たして出現しただろうか?
総合力と距離感という点でAKB、奇抜さとひたむきさという点でももいろクローバー、パフォーマンスと個性という点でモー娘。他ハロプロ勢。しかしながら、美少女性を追求したグループは、なかなか思いつかない。

個人的に唯一気になる存在なのが、やはりさくら学院か。義務教育終了と共に強制卒業、こういった無茶な試みにより、武藤彩未三吉彩花松井愛莉の三人が今春卒業した。ツインタワーは方向性に食い違いがあったようだが、アイドル性抜群で美少女っぷりにも定評のあった武藤彩未を失ったのが甚だ大きい。
損失を補填するには転入生に期待するしかないが、田口華磯野莉音微妙に期待外れに終わった。中元すず香の会長就任と共に転入した野津友那乃大賀咲希杉本愛莉鈴に関しては、個性が未だ見えないものの、ルックスレベルは意外と高い印象がある。
とりわけ目を引いたのが、杉本愛莉鈴。小学生には見えないスレンダーな体型でありながら、パッチリした目元と愛嬌ある笑顔が愛らしい、相当な清純派美少女である。
ルックスの良いメンバーが揃うさ学においても、抜きん出そうな気配さえ感じる。広島アクターズスクール出身でモー娘。鞘師里保と同期、歌唱力もあるそうで期待は高まる一方だ。

子役の世界は盛んに見えるが、実のところ、長年の不作が続いているのが真実である。いわゆる「幼女」ではなく、中学生にかけての少女美が際立つ年齢層には、思ったよりずっと注目株は少なくなっている。
かつての安達祐実前田亜季ほどの才能を持った存在はなく、美少女性もまた然り。そんな寂しい状況の中、僕が感嘆するほど「美少女」然としているのが、真の東宝シンデレラ浜辺美波であった。
デビュー当初から僕の肥えた目を釘付けにし、成長した旬の今となっては、溢れんばかりの美少女ぶりを遺憾なく発揮している。
ドラマ「浪花少年探偵団」では、有象無象の小学生に混じって、信じられないくらいのオーラを放ち存在感を際立たせていた。
端正で愛らしい少女の造形美は、まるで奇跡を直視したかの衝撃がある。非の打ちどころがない、まさに「究極の美少女」である。
杉本愛莉鈴

美しいものを尊く思い、鮮烈な記憶としていつまでも残そうとするのは、人が生きていく上での本能に根差すものだろうか。
傷ついた心を癒し、活力を与えてくれる少女の美しさは、いつしか永遠不朽の思い出へと変わってゆく。
いつでも挫けそうな時に支えてくれた、大切なもの。どこか懐かしい、馴染み深い風景に溶け込んだ、あの愛らしく可憐な花のよう。
駆けてゆく優しい風になびかれて、ずっと心の内で揺らめいている。

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