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2008/12/14

閉塞感を打破する美少女の風

大橋のぞみ

ふと見ると、手がグローブみたいだ。いわば、「しもやけ」である。
世界的大不況の大波に呑まれて、日本の企業もほうほうの体で人件費削減に躍起な昨今。大胆な派遣切りによる使い捨ての実態は、大量のホームレスを生み出し兼ねない事態にまで発展し、大きな社会問題となった。
自家用車も維持出来ない無職の僕は、日夜バイクで遠方の工場派遣に出勤する。暖房などと無縁な工場作業において、生来の冷え性が悪化の一途を辿る。

身も心も凍えそうな時に心に浮かべるのは、可憐な美少女の面影。僕はまるで、尽きかけた命を繋ぐようにして、その温もりに暖をとる。ほんの僅かの間、暖かく満たされる気がする。
もうむしろ、虐げられてもいい。それだけ愚かな人生を歩んできた、僕の贖罪なのだ。自らをないがしろにしてまで、追い求めたものがある。今はただ、それさえあればいい。

不況に相反する経済的効果を生み出した、「崖の上のポニョ」。その認知度を高める原動力となった主題歌…もっと言えば、それは只ならぬ無垢な幼女力にこそあった。
史上最年少の紅白出場、文字通り崖っぷちにある僕から見ても、あまりに眩し過ぎる偉業とピュアネス。このほど、不況下の世間を萌えさせる美幼女大橋のぞみがバラエティ出演した模様。
おしゃれイズム」で垣間見せた、無邪気な笑顔と素顔の数々DAIGOなど、イケメン好きな正直過ぎる子供っぽさ。学習机と愛犬の話題、お小遣い300円といった庶民的なプライベートも公開した。某番組のオークションで、自作絵を10万円(あるいはそれ以上?)で落札されたエピソードと、あまりに対照的だ。
荒んだ時代が求めたかにも思える、のぞみちゃんの稀有な穢れなさ。荒廃し切った僕の胸にも沁み渡るようだ。

朝の出勤間際、血圧の上がらない僕の目覚ましとなるのが、
おはガールの面々。この中でも、このところ急速に美少女度を増してきているのが、伊藤梨沙子その人である。
他の二人(松岡茉優疋田英美)に比べ、朝っぱらからウザすぎないテンションが心地良い。正統派の正中線を往く清楚な顔立ち、整った歯並び、華奢で可憐な佇まい。
ピチモでもある彼女だが、モデルだけで終わらせるのには惜しい素材。是非とも、アイドルとして大輪の花を咲かせて欲しい。

この他、バラエティ出演した少女多数ありつつも、鮮明に記憶に残る存在もいる。
少し前になるが、お笑い芸人の女子中学生人気ナンバーワンを決定する企画があった。細川藍など、有名どころも居たが… 画面に映り込む女の子の中から、とびきりの輝きを放っていた面影を、今でも忘れられないでいる。
彼女の名前は、斉藤光香というらしい。アイドル誌「Prolog」にも登場し、CM出演経験もあるが、どうにも地味な活動の印象。
こういった未知なる可能性を秘めた美少女を、アイドル王道へ。こんな閉塞した時代だからこそ、人々を癒せる真のヒロインが求められているのだ。
斉藤光香

心の荒野を吹き渡る、清々しい風の音色が聴こえてくる。あるがままの自分でいられることを、懸命に諭すように刻んだ道筋。
頬を撫でる少女の風は、僕の徒労さえ優しく包容してくれている。
美少女の輝きには、鮮やかに広がっていく奥深さがある。
振り返ることなく進めるのは、果てしない地平に心が引き込まれているから。あの柔らかな風に導かれた僕は、生まれいずる少女美の神秘に身を投じるのだろう。

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