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2008/03/17

美少女と交わした約束

川原真琴、麻亜里

僕はただ、華奢でたおやかな少女を守りたいと思った。
それは、自分だけが脆く弱い存在ではないと、心に確認する作業。少女が少女らしく可憐でいてくれるなら、新たに芽吹くときめきを心の糧として、生き永らえることが出来る。
春の季節が訪れて、世界が暖かい色彩に満たされても、きっと僕は取り残される。この暗闇の彼方から手を差し伸べる少女が唯一、温かなひと時の安らぎを運んでくる。
心に浮かび上がるシルエットは、消えそうに儚い繊細な曲線を描く。いつだって、深く優しい感触をこの胸に残すのは、華奢でしなやかな美しさを湛えた美少女だった。

少女の成長を語る時、個人差の幅が大きいことは承知しているつもり。それでも、少女特有のあどけなさや儚い美しさが失われれば、やはり落胆してしまうもの。
少女が、なぜ少女足り得るのか? それは、か弱く純真無垢な存在を守りたいと、心の底から響く声が教えている。
華奢であればこその儚い風情。これが、少女美には必要不可欠なのだ。

少女らしい美しさを求める時、いつも写真集を手に取る。
忘れられない深い印象を残したものに、天てれでのお姫様イメージが根強く残る中村有沙がいる。写真集「ひめまつり」におけるピュアな少女っぽさスラリとした四肢の美しさは、非常に高い完成度をもたらした。
特に、清純派のイメージを損なわない水着が素晴らしく、現在に至るまでこれを超えるものはない伝説の作品である。
以降、長らく活動休止していたが、このほど中学卒業を機に復帰の気配が!? 某グラビア誌で久しぶりに見た限りでは、清純派の雰囲気は健在な様子。今後の展開が楽しみだ。

かつてのおはガール、キャンディミント。天てれと同じく、子供番組卒業後に個々の水着展開が多い傾向が見られた。
麻亜里下垣真香菅澤美月の三人共に、爽やかで好印象な写真集をリリースしている。純粋さという点では、例の美月の一件が残念ではあったが…最新の麻亜里写真集「まあリズム」は、かなり珠玉な出来映えを誇っている。
突然の水着展開の意外性もさることながら、細身のスタイルを活かした大胆な演出が光る。理想的な成長を遂げた、流麗な肢体の曲線美に思わず脱帽である。
なお、同事務所に属する、川原真琴の水着写真集が待たれる。夢で出逢うイメージに合致する、繊細な美しさで魅せて欲しいものだ。(参照:心の水面に映る少女

ハロプロ次世代の写真集ラッシュが止まらない。
Berryz工房℃-uteの中心メンバーによる写真集は、依然として高い評価を得ているようだ。中でも、鈴木愛理矢島舞美2nd写真集は、成長著しい少女期の危うさを、スリムな四肢で存分に魅せつけている。
特筆したいのは、愛理写真集「CLEAR」。その名の通り、透明感溢れる背景に映える、白い肌の描写が絶妙に昇華する。
細長く伸びた手足のアンバランスさが、まさに少女らしい不完全な成長を物語る。前作の飾らない魅力も良いが、また新たな境地を見い出した気がする。(参照:少女美のジグソーパズル
これとは逆に、期待外れに終わったのが、菅谷梨沙子の3rd写真集「Ring3~リンリンリンッ!~」である。
今回ことさら強調されたのが、大人を意識させるあるまじきふくよかさ。儚い少女らしさは薄くなり、幼き頃の美少女ぶりは影を潜めた。いずれ遠ざかると分かっていても、ベリ最年少としては早足で駆け過ぎたようだ。
さて、それはそうと、いよいよ嗣永桃子2nd写真集である。お世辞にも華奢といえないももちだが、それを補って余りある可憐な魅力が彼女にはある。乞うご期待である。
鈴木愛理

なぜ、ここにそうして佇むのか。心の岸辺に佇む少女の遠い記憶は、失くした過去から今また僕を手繰り寄せようとする。
儚いほどに折れそうな雰囲気に引き寄せられたのは、壊れかけた心の叫びが共鳴したから。
美少女と交わした約束。あの美しい光景を彩ったのは、閉ざされた暗闇に映し出された、少女の透き通るほど繊細な輪郭。
確かにあの時、弱々しく華奢なその少女を、守り続けると約束したのだ。

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