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2007/11/22

秘密めいた輝きの行方

ピュアピュアVol.45 胸の中に去来する、温もりを宿した美少女の輪郭。ただ、美しさや可愛さだけでなく、あどけない面影に帯びた儚い風情が、疲れ切った心を慈しむように癒してくれる。
それは一方で、幼い在りし日の記憶と共に、心のずっと深い部分に仕舞い込んでいたのかも知れない。大切に思えば思うほどに、固く閉ざされたその扉が開くことはなかった。
忘れ去られて、存在さえ許されないかの記憶の断片は、いつでも胸の内に生きていた。いつしか大人となり、渇いた世界で日々を過ごす間も、そっと見守るようにして。

常にスピードを緩めることない少女期の成長において、新旧交代という見方は適さない。誰しも知っている有名子役新鮮な風を吹き込む無名の新人、そのどれもが真新しい魅力を放っているように見える。
ピュアピュアVol.45の誌面を覘けば、そんな印象を新たにするだろう。表紙を飾るのは、あの美山加恋。一見して、ジュニアアイドル誌の王道を思わせる雰囲気だが…その中身は、新旧織り交ぜたキャスティングと、タイプの異なる少女らで満たされた、宝箱を連想させる構成が光る。
埃を被った宝箱を開ける高揚感を漲らせつつ、吟味してみたいと思う。

美山加恋
初表紙・巻頭グラビアが、ピュアピュア史上最年少記録と、意外な経緯が明らかに。幼いイメージの強い彼女だが、今回は
肌の露出多めなキャミを着こなして、5年生らしい成長ぶりを実感させる。とはいえ、制服の馴染まない幼児体型や、パジャマで寝転ぶ無邪気が、まだまだ似合う愛らしさ。
サイパン撮影の写真集・DVDが、大変気になるところ。水着を期待するのは酷だろうが、タイムリーな美しさを得ているだけに、期待は高まるというものだ。
川島海荷
意外な展開であったソロ写真集発売水着披露が好評を得た美少女。前回掲載された頃よりも、健やかな成長を経て、より新鮮な趣きも。特に、制服での清楚な雰囲気が、痛烈に愛らしく印象に残る。反面、他のグラビアは、オデコ全開の髪型
如何ともし難く、残念な結果に。。
体力の衰えを、犬の散歩やマッサージで補おうとするオバちゃん臭さが、面白いキャラ発掘!? 前髪とキャラ作りは、アイドルとして急務だと知って欲しい。
荒井萌
ジュニアモデルの佇まい際立つ、萌え美少女。昼ドラ「愛のうた!」では、CMと打って変わった声質で反抗的役柄を演じて、多才ぶりを遺憾なく発揮。共演の美幼女三好杏依との相乗効果で、お茶の間を萌えまみれに‥。
今回、特筆すべきなのは、水着姿の初お披露目ビキニ1ページとはいえ、モデル立ちで、なかなかに堂々とした感じに映る。爽やかなワンピと、ミニスカートの脚線といい、バランスの取れた構成となった。
辰巳発の写真集にも、大いに期待出来そうだ。
柏幸奈
魔法先生ネギま!」で、主演のネギ・スプリングフィールドに大抜擢。その正体は、純朴な雰囲気が愛らしい13歳の少女。初登場となるグラビアは、年齢よりはずっと幼い私服風の装いで、それがまた飾り気がなく親しみやすい効果をもたらした。
ドラマの役柄と切り離して感じたい、素朴で可憐な可愛さの妙。負けず嫌いなキャラが突出し過ぎるのには、少々の危惧を禁じ得ないか。。
一木有海
最近の天てれでは、最年長お姉さんとしての役割を、卒なくこなしている印象。それでいて、幼げな屈託のなさと、泣き虫な
キャラが何とも愛おしい。まさに、エースの風格
今号のエースの投球は、成長の不完全さを物語る華奢な四肢、それ故の儚さで、僕のど真ん中を貫いた。折れそうな細さと、無邪気な笑顔。セーラー服に映える、黒髪美少女のシルエット。このコンビネーションで、見逃し三振である。
インタビューを埋め尽くすグルメトークもいいけれど、僕的には、有海の口からもっと「アイドル」を語って欲しい。
(参照:幼さが問う真意 習い事の多さに、セレブな家庭環境と尽きない向上心が窺えるのが、大きな励みに。成長の伸び幅は、無限大といえるだろう。
美山加恋

どこまでもピュアであり続け、いつまでも記憶の片隅に残り続ける、あどけない少女の面影。
少女の美しさに、どこか懐かしさを感じ得る不思議なデジャヴ。それは、かつての僕らが当たり前のように抱いていた、無垢な心の欠片が映し出すもの。
あの時、確かに存在した宝物の行方は、きっと誰も知りはしない。どんなに目を凝らして捜してみても、見つかりはしない。
ほんの少しでも、人間らしい温かみを胸に抱いて生きようとする時、いつでも共にあると信じる。
少女らしい無邪気さと、儚い美しさに触れるたびに、確かに手にしていた、あの秘密めいた輝きを思い起こせるんだ。

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2007/11/06

たったひと雫のぬくもり

小池里奈 原因不明の胃痛に見舞われる。急激な肌寒さのせいなのか、ここ最近の体調は最悪だ。
食事も満足に摂れない僕の身体は、燃焼させるエネルギーも費えて、芯まで冷え切ってゆく。それはやがて、精神の領域をも侵食し、干乾びた心に追い討ちをかけるように凍えさせようとする。
僕の意識下を辿れば、そこは荒涼とした心の荒野。雪が舞い始めた曇天をうらめしく見上げながら、どこかで僕は諦めていた。
魂を焼き尽くす沸き立つ炎で、僕の世界を変貌させることを。

心の荒野に立ち尽くす僕に、微かな光明を投げかけた星々。
硬く澄んだ冷たい空気は、満天の星空にありながら新星の煌めきを際立たせ、僕を夢中にさせた。
地元栃木の期待の星である新星美少女小池里奈。子役から若手女優の注目株へと成長しながらも、グラビアやDVDで魅せる清純派水着の王道を往くアピールの数々が光る。
今や、ジュニアアイドルを語るには欠かせない存在である彼女。その最新DVD発売イベントに参加する為、秋葉原を訪れる。

比較的、早めに入手したはずの入場整理番号は112番。ソフマップ・アミューズメント館でのイベントは初めてだったが…やはり予想通り、立ち見となってしまった。
胃痛と胸やけに苦しむ僕は、残された体力を振り絞るように立ち続ける。白いセーターにミニスカートの、秋らしい装い。
2ndDVD発売イベント以来、久しぶりの再会となる新星美少女は、プロ意識に磨きをかけアイドル力を高めたように見受けられた。(参照:ゆき過ぎない成長
宮崎での撮影ロケの話題、竜巻?のような台風に遭遇したハプニングなど、結構ボリュームあるトークの内容。MCの男性を「サザエさん」のタマ呼ばわりしたり(全然似てない)、突然マイクの太さが気になったり、やたらと人を食べ物に例えたりと、里奈ならではの天然要素も十分に加味。恐らくは、里奈から見た僕は、もやしかごぼうといった感じだろう。
卒ないケータイ少女の告知や、撮影タイムでの落ち着いた振る舞いに、進化したプロ意識が垣間見える。握手会でも、気さくに応えている様子の彼女。それに刺激を受けた僕は、この系統のイベントでは珍しく、一言話しかけてみることに。
同じ栃木出身なので応援してます」と、エールを送る。満面の笑みで応える新星美少女が、凍える心に小さな火を灯したように思えた。

冷たく凍えた心と身体を抱えて、危うく困難な道のりを歩む。
いつしか、薄氷を砕くように僕の運命は転げ落ちるだろう。
それでも、揺らめく面影の発する、たったひと雫のぬくもりを探し続ける。
一瞬で消える儚さを見つめ、心の中に宿す灯し火とし、日々を生きていく。純真に生き、一途に気持ちを伝えようとする少女が、つかの間の幸せで満たしてくれるのならば。

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