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2007/06/15

夢を追う少女の輝き

藍、るいか

アイドルという視点で少女を見る時に、忘れてならないのが、
外見の可愛さをより引き立たせるキャラクターと、感謝の気持ちを表現するサービス精神
例えばそれが、意に反してアイドルを演じているのであれば、その振る舞いから容易に意図を汲み取れてしまうもの。
幼い少女をプロデュースするのに大切なのは、その子に合った方向性を、いち早く見つけてあげること。アイドルと類似した分野で、戸惑いながら役割を演じる子と、自覚を持って真っ直ぐに進む子とでは、明確にボーダーラインが引かれることになる。

チャームキッズの関西進出に、大きな障害となった?と噂される、エンジェルプロダクション(エンプロ)の存在。
大阪を中心として、ジュニアモデルのDVDやCD写真集を販売展開。撮影会などもあるらしいが、モデル事務所らしく、歌やダンスを含めた、アイドルパフォーマンスを磨く試みは行われていない様子だ。
エンプロを語るにあたって、特徴的なのが、比類なき低年齢幼女の容赦ないプロデュースにある。最近話題となっているのが、幼稚園児による水着を用いたDVDの発売。チャームキッズにも、同年代の幼女が在籍しているが、さすがに出版物が商品化されることはない。社会的批判に曝され兼ねない、大胆な試みをやってのける事務所である。
少し前までは、人数こそ多いものの、全体的にモデルの質が低かった印象がある。しかし、ここのところの、大幅な質の高まりには目を見張るものがある。加えて、PDFを用いない、多数の高品位な写真を収録したCD写真集の評価が、僕の中でうなぎ登り。
かくして、エンプロイベント初参加を促したわけである。

エンプロの現エースといって差し支えない、るいかの二人によるおいも屋サイン会。予想通りの盛況ぶりに、期待も高まろうというものだが…僕の求めていた「アイドルらしさ」は、そこに無かったように思える。
淡々粛々と進行するイベントで目に付くのは、少女らの意識の曖昧さを露呈するかの、表現力の欠如。ただ、呼ばれて来て、サインを書いているだけの女の子にしか見えなかった。
いきなり、挨拶もしないまま、サインを書き始める彼女達。
しばし呆然とする僕に、ようやくるいかちゃんが、「名前入れますか?」と、話しかける。名刺を見せる僕に、一言も発せずに黙々とマジックを走らせるるいかちゃん藍ちゃんに至っては、視線を合わせようともしてくれない。
自身が何かを試されているかの違和感を感じつつも、るいかちゃんの素朴な可愛さと、藍ちゃんの信じられないほど大きい瞳に魅了される。改めて、二人の美少女性の潜在力を確認したわけだが、アイドル性の欠落は、如何ともし難いものがあった。
この日、藍ちゃんのバースデイイベントも催されたが、なぜかるいかちゃんがコメントする異例の事態。握手時にも、求められるまでぼんやりとするなど、藍ちゃんのアピール不足が少々目に余った。相当な美少女だけに残念だ。。

なお、心交社のデビュー作がもたらした衝撃が、今だ覚めやらぬ加藤美月(みっちゅ)のサイン会にも参加してみた。
デビューDVD初版思わぬハプニングを引き摺るみっちゅだが、彩文館の新しい作品は、爽やかでかなり良い感じ。幼い容姿でありながら、ゆるやかに美少女度を増してゆく、気になる女の子だ。
エンプロにテンションを挫かれた形の僕には、思いがけないみっちゅの真摯な振る舞いが、ことのほか眩しく映る。挨拶はもとより、受け答えも懇切丁寧に。いわゆる、戸惑いや迷いを滲ませる表情は、一切見せなかった。
テンションの上がり切れない僕は、初対面というのもあり、何も話せなかったのが残念。ただ、伏兵と見ていたみっちゅが、
アイドルたらん大切なものを教えてくれたのは、嬉しい誤算であった。
サイン色紙

幼い少女であればこその、バランスを欠いた危うい風情の魅力。目指すべきがアイドルであったなら、全てに確固たる意識を求められる存在に辿り着くことの、何と険しい道のりか。
足下から続く到達点を意識し、ひたむきに着実に歩む少女の姿に、一際輝きを増す美少女アイドルの真実を見る。
夢を魅せるアイドルが帰着するのは、ひたすらに夢を追う少女の一途な思いなのだ。

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コメント

僕自身の場合は少女に過大な期待をしているところに
原因の一つがあると思います。
最近は自分の思いをぶつけるだけでなく
女の子を楽しませる、魅力を引き出すことに
気をつけたりしています。
イヤな面をみてもヘコまないようにとか。
でも普通の女の子として見るのは本末転倒な気も。

それと他の子とどうしても比べてしまいますが
短所を補う別の魅力を持っていて
自分が気づいていないのかもしれません。
ただ自分が何に重きを置くか、なので
その魅力が自分にとっても魅力になるかどうか
わかりませんが。

投稿: ゆぅ | 2007/06/15 05:21


過大な期待というのは、確かにありますね。
年端のいかない子供に、気遣いや期待通りの反応を求める気はありませんが…。
ただ、こちら側が必要以上に気を使うというのも、まさに本末転倒ですよね。別の魅力を探すというのも然りです。

僕が期待したいのは、むしろ、拙いながらも懸命に働きかける意識を持ってくれることです。
それには、周りの大人がきちんと教えてあげる必要があるでしょう。
ひとつの挨拶でも、言葉でも、何かしらの肯定的な意思を感じさせるのは、とても大事だと思うのです。


投稿: santa | 2007/06/16 23:16

「拙いながらも懸命に働きかける意識を持ってくれること」

これはすごい同意です
やっぱりsantaさんの言葉は勉強になります
僕が言葉に出来ない事とか、考え方とかを
教えてくれるのです。

投稿: ゅう | 2007/06/19 18:19

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