優しい少女の風に吹かれて
確固たる自信に漲る、眩しいまでのオーラ。アイドルに必要となる要素の内、生来の負けず嫌いな性格と、自己アピールにまい進するエネルギーを得ていることは、極めて重要だといえるだろう。
この根幹を成す部分が欠けていれば、アイドルとしては確かに未完成。ただ、生身の危うげな少女の魅力に焦点を合わせれば、時として、その未熟さに惹き込まれることがある。
競争よりも共存を求め、穏やかな平和を愛する心。自分に自信が持てない故に、見えてくる客観的視点。そこに芽生える、人に対する気遣いと、謙虚な自己犠牲精神。それの意味するところは、喜びや痛みをわかち合うことの出来る、少女の健やかな内面的成長に他ならない。
ゆるやかに毀れゆく地球環境。記録尽くしの暖冬にありながら、こうも凍える心はどうにかならないものか‥。
たとえ、世界に終末が訪れたとしても、僕は変わらず少女に癒しを求めることだろう。己の生死と世界のそれは、決して一致しない。僕の辿る運命は、美少女萌えに捧げると、この胸に誓ったのだから。
生命を繋ぎとめるようにして、美少女を追い求める僕には、常に多角的視点を模索する必要あり。外見ばかりでなく、キャラクターに着目する時、重視するのは「迷い」を感じさせる未成熟な心の動き。
天才てれびくんMAXにおいて、儚げな脆さと穏やかな優しさを見せる一木有海。自転車に乗れないのにも拘らず挑んだ、女子一輪車部で、苦悩し涙する姿に胸打たれた。紙フトタッチダウンでは、弱小チームで奮闘しながらも、手加減を請う姿勢を見せたりと、脆さを露呈。
そういった面と別に、勝手議会では…「友達と喧嘩しても先に謝る」と、主張する彼女。明らかに相手が悪い場合でも、自分に至らない点もあったのかも?と、いう理由から。平和を好む
彼女らしい、実に優しく、柔軟な考え方を持ち得ている。
僕の心に投影される美少女、川原真琴にも、優しさを帯びた謙虚さを、常に感じさせるものがある。(参照:心の水面に映る少女)
このほど、制コレにエントリーされた彼女。意気込みでも、「グランプリなんておこがましい。メンバーになれたら幸せ」と、極めて謙虚な振る舞いを垣間見せる。
モデル特有の端正な美貌は、時に冷たく感じるものだが…彼女には、それが一切ない。ブログを通して分かる、フレンドリーで愛情溢れる家族と愛犬アンディの存在が、柔らかくカドのないキャラクターを形成したのだろう。
なお、制コレには、お菓子系小学生鮎川穂乃果、岩手ローカルから全国区を狙う渡辺未優などもエントリーされている。
偽りのない慈愛に満ちた優しさに触れてこそ、少女からの心づくしの贈り物を享受することが出来る。
本来あるべきアイドルアピールとは、斬新な演出や高度なパフォーマンスにあるばかりではない。成長途中の少女が、それでも一途に届けようとする、感謝と思いやりの気持ちが、そこになくてはならない。
木陰の陽だまりにも似た、ぬくもりある温かさと安らぎの感覚。デッキチェアでまどろむ僕の見る夢は、いつでも同じ、甘く切ない美少女アイドルが創り出す永久の楽園。
優しい少女の風に吹かれて、今宵もまた、あの夢のほとりへと誘われるのだ。
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コメント
はじめまして。
松嶋友貴奈ちゃんを検索していたら
ここのブログを見つけました。
30代で無職でアイドル好き。
さらに色紙に「お兄ちゃんへ」となると
他人の気がしません。
それと私はあんまり学が無いので
文章表現や内容が勉強になります。
これからも拝見させていただきたいです。
投稿: ゅう | 2007/03/12 09:12
>ゅうさん
当ブログにお越し頂きまして、感謝です。
ご存知の通り、痛々しい状況にありますが、半ば開き直って楽しんでますw
アイドルへのこだわりもありますが、少女の癒し効果は、世知辛い世の中にあっては欠かせませんね。お分かり頂けるかと。
独りよがりな主張に、少しでも興味を持って頂ければ幸いに思います。またどうぞお越し下さい。
投稿: santa | 2007/03/12 20:23