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2007/02/20

移り往く少女の色合い

田中明

ほんの一時だけ切り取られた断片を、必死に拾い集める。アイドルに幻想を抱かずにいられない、枯渇する中毒症状。もはや習慣付けられた「写真集め」という日常の行動は、いつしか僕を盲目に追い込む。
在宅にて、アイドルを追いかける日々を過ごしていると陥りがちな、非現実的アイドル偶像化。写真を眺めながら、好き勝手に立場を置き換え妄想に励んだりと、痛々しくも無意味な愚行の数々。

現実と非現実の境目で、どうバランスをとっていくかが、僕の当面の課題。現実から離れて安穏とした時を過ごす内にも、少女は日々成長し進化してゆく。そして、アイドルの芽となる新世代美少女が、人知れず続々と生まれている。
少女に流れる時間の概念。そこを読み違えると、たちまち取り残されてしまう。ほんの一時の輝きに触れたいのであれば、妄想に漂い遊ぶ暇はない。あらゆる感覚を研ぎ澄まして、アンテナを張り巡らす必要があるのだ。

ハロプロ系各ユニットの人気底上げに伴って、以前よりもイベント参加が難しくなっている気がする。
基本的に、Berryz工房℃-uteなど、キッズにターゲットを絞る僕ではあるが…ファンクラブ入会以降、ほとんどの先行予約をことごとく落選する始末。昨年の℃-ute応援企画に、一度参加出来たのみ。一体どれほどの競争率なのか、ここ最近のキッズ人気は驚くべきものがある。
さいたまスーパーアリーナでの単独コンサートチケットを、見事完売させたBerryz工房空恐ろしいほどの人気急上昇を示す、彼女らの勢いは止まることはない。先日、珍しくNHKの福祉大相撲に単独出演した際にも、臆することなく力士とトークし、「胸さわぎスカーレット」を生唄で熱唱。堂々たる存在感を誇示した。(熊井ちゃんが豊ノ島関より大きかったことではない)
既に13枚目のシングルリリースも決定していて、その躍進に一瞬も目が離せない。
アイドルロードを駆け上がるベリに続けとばかりに、℃-ute
デビューシングルで新展開。初単独コンサート写真集発売など、企画目白押しな彼女達にも、徐々に人気の波が寄せつつある。おはスタで新曲披露するベリはお馴染みだが、ここにきて℃-uteも出演し存在感アピール。デビュー曲「桜チラリ」を披露した。うむむ‥愛理どセンター。やはり、めぐが抜けたことで、メンバーのパワーバランスは大きく変わったのか!?
なぜか愛理だけ、友達への感謝メッセージ読むなど、クローズアップされている感があった。

ハロプロ以外では、ドラマに突如出現する子役の印象が際立つ。昼のホームドラマ「キッパリ!」に出演する、岡田千咲田中明の二人が、絶妙な可愛さをお茶の間に届ける。岡田千咲ちゃんのお人形的ルックスもさることながら、田中明ちゃんの礼儀正しいオジさまオバさま呼ばわりが、また何ともいえず萌えどころ。正直、この二人が出ている部分だけ編集したいところだ。
また、アイドルとは違う方向へ進み、期待を裏切り続けたのが星井七瀬。(参照:田舎娘の真髄) 地元栃木の星として期待させた彼女だったが…今やそのアーティスト色も、あらぬハードコアな世界へ。アイドルとはかけ離れた世界の住人となってしまった彼女。埋もれたアイドル資質を、もう惜しむ気もないが…先日ドラマで見る機会があった。
成海璃子と共演した「永遠の1.8秒」では、高飛び込みの選手を演じるにあたって、初の水着を披露。華奢ながらも、少女っぽさを色濃く残した体型。なかなかに良いじゃないか! 軌道修正があり得ない現実が、哀しくもさせる愉悦であった。
星井七瀬、成海璃子

刻み続ける時の、目まぐるしいまでの移り変わり。足踏みを続ける僕にとって、少女の成長や進化は、信じられないほどたちどころに過ぎ去っていく。移りゆく四季の色合いにも似た余韻を残して。
成長する過程で、普段は見付けられない少女期ならではの魅力が、きっとあるはず。僕が試みるべきなのは、写真を集めるよりも、成長の証しとなる輝きの断片を見過ごさないことなのだろう。

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2007/02/15

少女のピュア その先に

Shoboh vol.5 時代の流れと共に、少女に澱みない純粋さを求めるのが難しくなってゆく…。
かつて穢れないあどけなさを、誰もが持っていた女子中学生のイメージ。最近よく見られる年齢不相応な過度の肉体的成長、それに伴う中学生グラドルによる度を越したセクシーアピール。今では、中学生アイドルにピュアな魅力を求めるのはかなり難しく、一握りの美少女を厳選する目を持たなければならない。
小学生から中学生にかけての微妙な時期。周囲の環境が一変し、身体的発育にも加速が掛かる。心と身体が大きく揺れ動く変異点に差し掛かるその前に、本当のピュアネスは存在するような気がするのだ。

氾濫する女子小学生のメディア露出。たとえそれがなくても、僕の少女のピュアを追い求める旅路は、小学生アイドルへと辿り着くだろう。おいも屋本舗チャームキッズに触発された、僕の小学生萌えはもう誰にも止められない。
この際だから宣言させてもらう。
真の美少女萌えは、今や小学生にあると!!
痛々しい傷口を自ら抉るようにして、ひたすらに求め歩き続ける。僕が決して無視出来ない位置にあるのは間違いない、
小学生限定ムックSho→Bohを手に、いつもの女性店員の待つレジへと。激しい蔑みの眼差しは、通報されかねない危険をはらむが…分かってないなと、心の中で密かにあざ笑う。
vol.5の表紙、荒井萌のキュートさに触れて分からないとは、気の毒に。単に可愛いだけでは済まされない、穢れない純粋さを宿す小学生美少女は、天使を見るかの奇跡そのもの。発展途上の試みを厳しい目をもって審査するのは、これまさに天啓。僕は、僕に与えられた役割を果たすことにする。

荒井萌
かつて「新キッズ・ウォー」で、クセのある問題児役を演じたらしいが記憶に薄い。映画出演経験もあり、有望な新人子役といった感じ。しかしそれにしても、この只者ではない可愛さは何なんだ!?
愛らしいルックスにショートカットが絶妙に似合う。華奢な細身が少女っぽさを放出短めスカートのセーラー服と紺のハイソでシャボン玉を吹くシチュで、思わず鼻腔粘膜から鼻血を噴出! DVD見て鼻血出したの初めてだ‥。脳が溶けそうなこのモヤモヤ。文字通り、萌えさせてくれるじゃないか、萌ちゃん。。
杏なつみ
吉沢真由美擁するワナップ所属で、美咲あいと大の仲良し。低学年にしか見えない幼い可愛さが独特。DVDを数本リリース、頻繁においも屋イベントを催すなど、精力的に活動している。
制服ランドセルが果てしなく似合う。水着にも全く抵抗ないらしく、完全な幼児体型を惜しげもなく露出。ホルモンバランス不均衡な腕毛肋骨で萌えられれば一人前。言うまでもないが、
こういうタイプの子は、スクール水着最強である。
小野由可里
一見して目立たないが、バランス良い成長を果たした、なかなかの美少女。清楚なお嬢様風な雰囲気だが、膝にスリ傷跡多数見られたりと、意外とやんちゃ!? 瞳の綺麗さが印象的な女の子。
ツインテールブルマランドセル制服たて笛のコンボが、波状攻撃を仕掛ける。クラシックバレエ仕込みの開脚後に、内腿ナデナデするのは、目のやり場に困る。挨拶もきちんとしていて、好印象を与えた。ただ、照明のせいなのか?やや地黒に見えるのが残念。。
葉月あい
スタイルの良さと少女らしいあどけなさを併せ持つ、爽やかなルックスの魅力。セクシーアピールを排除した演出にも好感触。今回は、DVD「あいのり」からの抜粋だろうか。
チアガール衣装で、アスレチックスチアダンス。かなり本格的なダンスを披露してくれる。アンダースコートとはいえ、結構ドキドキもの。二つ結びとビキニで、無防備な大胆ポーズも各所に。あえて苦言を呈するなら、全身砂まみれの演出は極力控えるべき。
南彩乃
健康的な南国の香りを漂わせながらも、極めて育ちの良さそうな清廉なルックスが新鮮な取り合わせ。歯磨き洗顔に、出端をくじかれる。
スク水モップがけフラフープと、なかなかに魅せてくれる。
大人しげな印象と裏腹に、側転、ブリッジ、バスケと活動的に動き回る。総じてカメラワークは良好だが、躍動する少女の股間アップは、さすがに狙い過ぎ。
荒井萌

今号で特徴的なのが、掲載された女の子の質が大きくばらついていること。荒井萌など、非常に質の高い女の子を取り上げた反面、首を傾げたくなる人選も多く見られた。(上記に挙げた子以外は、著しく質が落ちる)
明らかに肥満体型の子ルックスに難のある子を掲載して、全体的な完成度を落としているのが残念。この辺り、どうにも理解に苦しむ。水着なら誰でもいいのではなく、まず秀でた美少女性に着目すべきなのだ。

アイドルの世界に影響を与え続けるのは、いつの時代でも少女ならではのピュア。中学生か小学生かではなく、みだりに背伸びすることない、ありのままの可憐さに満ち溢れた美少女に触れることだけが、紛うことなき真理。
澄み切った少女の純粋さが指し示すその先に、誰しもが待ち焦がれるアイドルがきっといるはず。ピュアアイドルから始まる新しい時代は、すぐそこにあると信じたい。

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2007/02/07

バトル・オブ・アイリーン

鈴木愛理 第二次大戦ヨーロッパ戦線において、領土拡大を進めるドイツ第三帝国の破竹の勢い。対外強硬策に固執するファシズムに駆られた好戦的野心をもって、高い軍事力を有機的に運用し統制された軍を持つ同国は、まさに戦争のエリートと呼ぶに相応しい。
避けては通れないイギリス本土上陸作戦を前に、制空権の確保を目的とした戦史に残る一大空中戦が、バトル・オブ・ブリテンである。

ハロープロジェクトキッズの中でも、抜きん出るセレブリティな家庭環境と、高い歌唱技術を併せ持つ鈴木愛理アイリーン)は、次代を担う正統派アイドルのエリートといって何ら差し支えない。
清楚な顔立ちに困り眉、ユニセックスな細身の肢体が元祖プリティ。本人でさえ意識しないまま、熾烈な戦場へといざなわれるのは、王道をゆくプリティアイドルの宿命。
アイドル界の眠れる怪物こと、嗣永桃子の覚醒に導かれるように、頭角を現してきたアイリーン。王道ど真ん中を、天然不思議系キャラという絶妙なエッセンスを加えて進軍するその姿は、烈火の如く突き進む第三帝国を彷彿とさせる。
アイドル性と才能に恵まれた故に、戦いに明け暮れた半生。我々の脆弱なる魂を惹き付ける、したたかな生き様を振り返ってみたい。

天性の技術力
歌唱力を競う上で欠かせないライバルとなった夏焼雅との競演、「あぁ!」における完全勝利。リーダー田中れいなを差し置いて、ほぼセンターを確保。見かけの幼さと相反する、高次元の歌唱力をまんまと見せつける結果に。この点、元々大人っぽい雅ちゃんは、今ひとつインパクトに欠けた印象が否めない。
唯一ソロでの底力を披露したといえる、ハロプロアワーでの「ブギートレイン'03」。華奢過ぎる身体に秘めたポテンシャルを、体感するには十分。僕にはこれが、電撃戦におけるシュツーカ急降下爆撃隊(悪魔のサイレン)を連想させた。

ポスト桃子の大本命
一部ファンに「媚び」ともとられるまでの、プリティアピールの数々。公式写真でのポージング聖子ちゃんカットなど、プロ意識では及ばないものの、怪物(桃子)にひけをとらないアピールを連発するアイリーン。
暇さえあれば鏡を気にする辺りにも、自身を客観視しようとするプロ意識の片鱗が垣間見える。特筆したいのは…握手会等で見られる、困り顔から繰り出す、すがるような独特の視線
いつの間に虜にするあの力は、Uボートによる通商破壊作戦に似て非なるものがある。

見せかけの同盟関係
年齢差のある℃-ute内では、一見して年長年少組が二分して構成されているかに見える。実力から推し量る力関係を言うならば…前衛の中核を成す村上愛(めーぐる)脱退までの間は、めーぐる矢島舞美(まいみぃ)、愛理3トップが順当。めーぐる亡き後、アイリーンの存在価値が飛躍的に拡大したのは確か。
当然、後衛に甘んじる他メンバーは面白くないだろう。かつての盟友、中島早貴(ナッキー)ともやや疎遠な傾向。日独伊三国同盟を思わせるキューティーガールズ内でも、岡井千聖萩原舞(マイマイ)にそれとなく疎外されている!? ラジオなどでも、岡井ちゃんに「あまり喋らない」と言われて動揺する愛理が象徴的だ。それならばと、同じく不思議系の要素を持つ栞菜に接近するアイリーンが、至極したたか。
キューティーガールズ

バトル・オブ・ブリテンで敗北を喫したドイツ第三帝国は、戦争終結の決め手を失い、開けてはならない東への扉を開ける。
泥沼の様相を呈する戦いは、帝国崩壊を時間の問題とした。

類い稀なる空中戦を制したのは、地の利を活かした大英帝国。アイドル王道を歩むのならば欠かせないのが、確固たるプロ意識と、競い戦う鋼の精神。地に足のついた戦略だけが、真のアイドルへ続く橋頭堡となる。
バトル・オブ・アイリーン。一人の少女が志す険しい戦いの道のりを、アイドル新時代への憧憬を胸に刮目せよ。

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