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2006/12/29

2006年 アイドル総決算

小池里奈 今年を総括するにあたって、最も特徴的だったのが…身近になったアイドルとの距離感という点。
地方において地道に活動するローカルアイドルの存在。決して完成されたパフォーマンスを得ていなくとも、その拙さと素顔で、まるで友達感覚で接してくれる身近さは、アイドル的常識を覆すものがある。
アイドルとの距離感に、ことさらに執着を見せる僕にとっては、色んな意味で実りある一年だったように思う。そんな事も踏まえて、今年印象に残る活動ぶりを示したジュニアアイドルを、独断と偏見で書き連ねてみるとしよう。

小池里奈
栃木発「アイドル超新星」と僕に言わしめた、可愛さ抜群のアイドル資質が光る。今年に入ってから、写真集とDVDをそれぞれ2作品ずつリリースし、人気急上昇! スカパーのアイドル情報番組ではレギュラー司会を務め、ドラマ「14才の母」出演を果たし、アイドル誌ピュアピュアでは表紙を飾るという活躍ぶりは、まさに破竹の勢い。
本人に女優志向があるとはいえ、水着にも何ら抵抗感のないアイドル的アピールを見るにつけ、是非とも清純派の雄として
活躍して欲しいと願うばかり。
志田未来
言わずと知れた「14才の母」での主役に大抜擢。「女王の教室」で見せた、ユニークなキャラクターと演技力が高く評価された形となった。バラエティ番組、CM出演と、幅広いジャンルにも進出。各種アイドル誌への露出も含めて、一躍知名度を全国区のものとした。
ただ、自覚の無さ過ぎる安易な発言、生々しい描写を回避したといえ妊婦を演じたことによるイメージ低下と、少なからずマイナス要因があったのも否めない。(参照:盲目の乙女 若さ故の過ち 女優の方向性が確実視される彼女だが、個人的にはアイドル的展開も見てみたいところ。
Berryz工房、℃-ute
昨年の石村舞波卒業後のパワーダウンも懸念されたが、新しい要素を取り入れたコンサート等により不安を払拭したBerryz工房。シングル「ジリリ キテル」では、オリコン自己最高位をマーク。ナイター中継ゲスト世界バレーサポーターと、一気に知名度を全国区に。
それに対して、遅まきながらメジャーデビューを迎えた℃-uteだが…直後に、村上愛脱退の憂い目を見ることに。サーキットと称して地道に各地を巡るイベントをこなしてきただけに、残念な成り行きだ。楽曲の良さと個性味に恵まれている点を生かし、来年こそは心機一転を図って欲しい。
次点:美咲あい、入江紗綾、coco's(コニーズ)他
自身のブログで、嫌味のないお兄ちゃんアピールを投げ掛ける美咲あいには驚愕した。かつて衝撃的な話題を提供した紗綾は、深夜ドラマや映画に出演し、虎視眈々と浮上のきっかけを探る。CHASE(チェイス)という新ユニットで、デビューも果たしているらしい。衝撃といえば…四国徳島から発信する、言い知れない少女の世界観を覗かせるコニーズ。素朴過ぎる少女らが、異界の様相をどう変えていくのか、興味深いところでは
ある。
志田未来

人々に夢を見せ憧れの対象となった従来のアイドル像。アイドルが低年齢化するにつれ、徐々に親しい妹のような存在意義を見い出したジュニアアイドルの領域。
距離感を縮めることによって見えてくる新たな少女の魅力、
輝きの源泉
に触れられるなら、迷うことなく足を踏み入れよう。
新しい時代の幕開けと共に、アイドルの世界が拡げられることを夢に見ながら。

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2006/12/26

萌える魂の慟哭 コニーズ登場!

コニーズ

視界を遮るもやのたち込める深淵を、恐る恐る手探りで進む。僕は一体どこへ向かっているのか…。
言い知れない異界の更にまた奥底に拓ける、新たなる世界。僕は、新しい生命を授かった赤子のように驚き戸惑い、声にならない嗚咽を漏らす。心の奥底に潜む萌える魂が、新たな運命に導くかのように慟哭する。
素朴な少女が放出する、愕然とした違和感と途方もない創造力は極めて衝撃的。コニーズの放つ異界の空気は、計り知れないインパクトをもって、極上の萌えをもたらすのだ!
(参照:異界が放つ、萌えの一撃

年末にかけてのイベントラッシュも、ようやく終盤戦。実際に参加する機会は少ないものの、なかなかに上質な萌えを享受出来たのではないかと思う。つかの間の満たされた感覚を覚えた僕は、少々の萌えには見向きもしないはず。しかし、徳島発ローカルアイドルの、数少ない東京遠征となれば話は別だ。
そう、僕を虜にしたもうひとつの世界coco's(コニーズ)が再びやってきたわけである。
数年ぶりに訪れる新宿駅は、改装したのか様相を変えている。近代的な新宿のイメージとは裏腹に、高層ビル街を少し外れれば、どこにでもある平凡な風景に。その一角にあるライブハウスで、「Merry Kiss,Holy Smile~新宿村から愛を込めて~」は催された。
コニーズの他、ココロコロンなど4組が参加した今ライブでは…会場内の暑さと共にココロコロンかほちゃんのテンションアップ、新メンバーを加えた新生Negicco等々、見所多数。それでも、身を乗り出さずにはいられない空気感を帯びるコニーズの2人。
ウルトラマンのテーマにのせて替え歌を披露する少女らが、
またもや異次元空間へと誘い込む。お決まりの寒いギャグを飛ばしては、不思議と萌えの温もりを増大させる効果は何なのだ!? 聖夜にここに居るファンを揶揄したり、ローカル過ぎるネタを交えたりと、にわかには笑えない辺りがコニーズテイスト。イエス様になったナカちゃんに捧げる「ナカちゃん音頭」、思いがけず心に残る「ジャングルジムのてっぺんで」と、クリスマスらしくしっとりと魅せるのも忘れない。うむむ‥満ち足りたはずの僕をここまで萌えさせるとは…何と恐ろしいパワーなんだ!!
今回、ライブとは別にコニーズとココロコロンによる「打ち上げ
クリスマスパーティー
」なるものも開催。疑心暗鬼に駆られながらも臨んでみると…本当に、ただ飲んで食べて語らうだけの宴会?であった。奥の方のなるべく目立たない席についた僕のはずだが、何とすぐ隣りにコニココロが座るはめに! あまりのサプライズに、隣のかほちゃんに話し掛けることも出来ず、ひたすら飲む、喰うという残念な状況に陥る。予想外の展開に、完全に呑まれた形となった。。
喜ぶべきは、かなり余裕のある撮影タイム。通常、1分程度
しか与えられない石丸系イベントからは、想像も出来ない驚くべきことだ。
なお、終了間際その界隈では有名な?イヴニング息子。さんと接近遭遇。アクの強いキャラに、しばし圧倒されたが…コニココロ(特にかほちゃん)に対するがっつき方には、ある意味見習うべきものが。。
ココロコロン手作りお菓子を貰い、4人と握手して幕を閉じた今回のイベント。僕の想像を遥かに超える、身近な距離感と飾りのない素顔で魅了される新しい世界を、今また切り拓いたように感じた。
コニココロ

コニーズとは何なのか? 僕はこの問いかけを、これからも続けていくことになるのだろう。ただひとつだけ言えるのは…素朴な少女が人知れず切磋琢磨して創り出したもの、その中に植え付けられた微かな輝き、それは新たな世界を拓く力を秘めているということ。
僕らが愛してやまない少女の可憐さ、身近なぬくもり、一途な純粋さ。創造された異界の中心で、萌える魂は慟哭するんだ。

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2006/12/01

ももち論 血の刻印

嗣永桃子 病床の窓から空を見る。限りなく透明感に満ちた青が心の中に溶け込んで、ほんのひと時、呪縛から解放されたかの安堵感を得る。
心が壊れ、身体は朽ちてゆく、おぞましい病魔に蝕まれる僕には…点滴から得られる栄養と、悪夢を忘れさせる晴れた日の青空だけが、かろうじて生命を繋ぎ留めているのか。

僕が時折襲われる感覚…それは、微かな耳鳴りが次第に酷くなるように、心を掻き乱し侵食する得体の知れない怪物の唸り声
ふと見上げる天井に付いた染みが、何かの形に変わっていく。そう、それは紛れもなくあのももちに違いない! あれほど晴れ渡っていたはずの青空が、みるみる内に暗雲に閉ざされていく…。動揺を抑えられずに、テレビを点けるとそこには無邪気な笑顔のももちが! パニック状態に陥った僕は、ナースコールで助けを呼ぶ。病室に滑り込むように入ってきたのは、悪戯っぽく微笑みながら、後ろ手でガチャリと鍵を掛ける白衣を纏ったももち…!!

僕は幻覚を見ているのか。いや、違う。確かにももちはそこに
存在し、僕を支配している。血に飢えた牙から、空腹を訴える強い臭気を放つ唾液を垂らしながら、どこから喰おうかと思案している。
あまりの恐怖に失禁し、怯える僕は思い知るだろう。
覚醒するアイドル魂、眠れる怪物がもたらす悪夢の連鎖
アイドルモンスター嗣永桃子の存在感を!!

Berryz工房においても、もはや特別な存在になりつつあるももち。執拗なまでのアイドルアピールと共に、最も顕著なのが、ももち特有の、むせ返るような男を誘惑する高濃度のフェロモンが挙げられる。
クールビューティーな熊井ちゃん、アダルトな雰囲気たっぷりの雅ちゃんを差し置いて、なぜにこうも雄を惹き寄せるのか!? ボーイッシュな性格の子が多いベリの中でも、ももちの女の子っぽさは際立つ。それだけではない、あらゆるプリティな要素を、これでもかと投げかけているように思えるんだ。
ハロプロアワーにおいて、あまりにも無防備なマイペースぶりを発揮したももち。ひと昔前のアイドルと揶揄されたももちは、臆することなく小指を突き立てたまま、「渡良瀬橋」を唄い上げてしまう。本人でさえ制御不能な小指の魔力は、ももちが放つ極上のフェロモンであるのは言うまでもない。(参照:ももち論 神の小指 怪物が誘う悪夢を紐解くべく、更に分析を試みる。

桃子走り、桃子座り
ももちの荒ぶる魂は常にプロの仮面に覆われて、人知れず
肥大化している。行き場を失った巨大なエネルギーは、その何げない行動にも噴出し、むせ返るほどの圧迫感を感じることがままある。
独特の小刻みなストライドで、身体をくねらせながら駆ける桃子走り。内股のまま、ぺたんと腰を下ろす桃子座り。いずれも
無意識の内に漏れ出た、怪物たるももちのプリティアイドル魂に他ならない。
キモカワイイ笑顔
時折、満面の笑みをたたえるももちは、ことのほかキモイのだ。それでも、なぜか可愛いと思えてしまう不思議。クシャクシャになった笑顔を振り撒くももちの、出し惜しみなしの懸命さに心惹かれるのだ。
ももち語録「何であやまんだよ!」他
怪物の存在を軽視した千奈美に、容赦なく断罪の剣を振り下ろすももち。直後に見せる、返り血を浴びたももちの笑顔が殊更に輝く。紛れもなく、これはツンデレである。殺りくと癒しを高次元で融合させた、萌えの真髄を心得ている。
他にも、「人生にくじけている人を、歌で明るくしてあげたい」と、ZYX時代のインタビューで語っている。幼くして、人の心をわし掴みにする、恐るべき誘引力を秘めていたのだ。
ハロプロアワー

抗い切れない誘惑の向こうに見え隠れする、ももちが発する
魔性のフェロモン。錯綜する欲望と、緻密な計算の果てに築き上げた「桃色迷宮回廊」という名の無間地獄。
低く垂れ込めた暗雲が晴れることは、もうない。悪夢の終わりが告げられることは、もうないのだ!
楔のように刻み込まれた生贄の刻印が、僕を更なる煉獄の深みへと誘う…。心をがんじがらめに縛り上げる血の刻印は、苦悶の末に僕の運命もろとも、怪物の歪な欲望の只中に取り込んでゆく。
甘く切なくたち込める濃い桃色に彩られた僕の視界は、いつしか鮮烈な血の色に染まるだろう。吹き出す鮮血をまるで他人事のように眺めながら、なぜだか安らぎの感覚を覚える。ももちに自らの血肉を捧げたその時こそ、呪縛から解放された安堵感を初めて手に出来るのだ。

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