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2006/07/06

永遠の少女 最終幕

前田亜季 少女が成長する過程において、最も光り輝く時期。それは、休むことなく刻み続ける時の断片を切り取った、世界でたった1つの限りある貴重な時間。
永く果てなく過ぎゆく時の中で、希少な輝きを放った少女の記憶は、人々の心に確かな足跡を残し、語り継がれる。とりわけ、僕の琴線に触れて、心を突き動かした美少女は数少ない。紛うことなき美少女性をもって、時の彼方に今も在り続ける少女は、「永遠に心に刻まれた美少女」と言っても過言ではないだろう。
現在に至るまで、その卓越した美少女性は永遠不朽。永遠の少女前田亜季に伝説は集約される。(参照:永遠の少女

存在感のある子役として、チャイドルブームの火付け役といった印象のある前田亜季。それとは別に、その軌跡を顧みれば、ひたすらに女優の道を追い求めて、地道に実績を積み重ねた、彼女らしい地に足のついた歩みを読み取れる。長年に渡る芸歴と経験に裏打ちされた確かな演技力。今現在における若手女優としての確固たる地位も、これまで辿った道筋を見れば納得がいくというもの。
しかし、僕が最も高く評価したいのは、少女期の彼女が発した、これ以上にない眩いばかりの美少女ぶりそのものである。
誰しもが息を呑むほどの高次元な少女美の極み。相応の少女らしい無邪気な愛らしさも兼ね備える、ある種特別な輝きは、清純派アイドルを待ち望む僕を魅了しない筈はなかった。
今にして思えば、取り憑かれたかのように惹かれていったあの頃は、どこか現実味の薄れた幻想の中で、理想的な美少女を映し出すスクリーンを食い入るように見詰めていた気がする。それは、忘れられない心に残る作品を自分の中に永遠に残そうとする作業を、無意識の内にこなしていたとも思えるんだ。
貴重な面影を封じ込める、色褪せたモノクロームフィルムの
記憶。もう一度、ここで振り返ってみたい。

少女との出逢い
トイレの花子さん」「学校の怪談」等で、子供らしからぬ演技を見せる少女。華奢で小柄な容姿は幼すぎる印象だが、色白で端正な面立ちが鮮烈過ぎてたちまち虜に。当時、前田姉妹と名を馳せる前段階ではあるが、この時点では姉の前田愛がより注目を集める傾向にあった。ボーイッシュな姉と大人しくしとやかな妹の対比が、前田亜季の少女っぽさを際立たせた感がある。
咲き誇る美少女
演技力は進化を続け、美少女ぶりは最盛期に移行する中学生時代。映画では「バトルロワイアル」のヒロイン役が好印象。声優にも挑戦したりと、意欲的に活動の幅を広げる。
アイドルとしても、シングルリリース、写真集・DVD発売と精力的に活動。DVD「Aki Function」発売イベントでは、1000人近いファンが押し寄せて、ワイドショーで報道される事態に。前田姉妹の人気度が、完全に逆転した時期でもあった。
遠ざかる少女期
女優路線に特化した活動が目立ち始め、大人への成長著しい高校生時代。ドラマ「女学生の友」では、援交を題材とした少女の苦悩を演じるなど、これまでにない体当たりな演技を見せつけた。他にも「僕はあした十八になる」で電車男(伊藤淳史)と共演し、妊娠する女子高生を演じたりもしている。
大学受験による一時休業も、ファン離れを加速させた。特にこの時期、急激に面長の大人顔に変貌した影響は、計り知れないものがある。

少女美の隆盛と終息を物語る、美少女ショートストーリー
僕の中に生き続けた少女期への郷愁も、今ようやく終幕を迎える。あの奇跡のような少女期が過ぎ去り、記憶が色褪せても、ほんの一瞬灯された少女のかがり火が、決して消えるわけではない。
時折、振り返る僕の目に映るのは…下りてゆく最終幕の隙間から微かに覗ける、永遠に胸に刻まれしあの懐かしい面影なのだ。

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コメント

santaさん、こんにちは。
 まさにその通り・・・もう何も書き足すことがありません。
 素敵な思い出ですねッ!
「最終幕」とか聞くと悲しい気持ちになりますが、これだけ素敵な人と時間を共有出来たことは羨ましいです。
 たぶん、僕も3年~5年後ぐらいにはこういう感情になるんでしょうね。
 思い出の整理をしたsantaさん、今度は誰を応援するんですか?興味津々です(笑)
 

投稿: まーくん | 2006/07/07 13:48


そうなんです。ほんの一時でも、夢を見せてくれたアイドルの印象は、ずっと心の中に生き続けるんですよねぇ。
これからも前田亜季という少女の記憶は、僕の中に残り続けることと思います。彼女に匹敵する少女はまだ現れていませんが、夏帆ちゃんや有海ちゃんなど、気になる子はいますね。今後が楽しみです。

投稿: santa | 2006/07/08 23:02

santaさん、こんにちは。
先週、そして今日と「学校の怪談2・3」観ました。
あの頃の亜季ちゃんのかわいらしさは言葉では表現出来ませんね。
たぶん、あんなにかわいい子は2度と出てこないような気が・・・
とにかく、あの頃の亜季ちゃんは全てがかわいくて・・・
お姉さんのボーイッシュな魅力とは真逆の女の子のかわいさを前面に置いた魅力・・・
とにかく、とにかく・・・かわいいッ☆
santaさんは亜季ちゃんの一番かわいい時期をリアルタイムで過ごせたのは羨ましいです。

投稿: まーくん | 2006/08/04 23:47


「学校の怪談」は、今となっては大変貴重な成長の記録ですね。
あの頃は、まだジュニアアイドルが今ほどは認知されなかった不遇の時代。今あれだけの美少女がいたなら、様々なアピールでその魅力を堪能出来るでしょうね。
僕は、今でも夢に見ますよ。女優でなくアイドルに意欲的な前田亜季が、正統派の頂点に立って唄い踊る姿を…。

投稿: santa | 2006/08/06 17:55

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受信: 2006/08/04 23:39

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