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2006/01/27

少女が鳴らす鐘の音

masami 少女の発する特別なオーラを感じ取ることにかけては、もはや警察犬なみだ。実生活においてあまり役に立たないこのハナだが、かつて嗅ぎ分けた少女の残り香が、
その頃の熱いときめきを思い出させることはよくある。

デビュー当時から「間違いなく並ではない!」と確信を持たせた少女。確かにブレイクしたが、あまりにも爆発的なその躍進ぶりは予想を遥かに上回った。思わぬスキャンダルで逮捕されたホリエモンではないが…まさに
想定外の出来事だった。
今ではその名を知らない人は居ないだろう。他の追随を許さない女優系美少女、長澤まさみ
東宝シンデレラグランプリに選ばれた当時、その端正な、それでいてどことなく優しげな顔立ちと上背のあるスリムなプロポーションに、明らかに特別なオーラと可能性を感じた記憶がある。(最近の東宝シンデレラ、黒瀬真奈美はもう少し垢抜ければ
大化けしそう)
もちろん、あらゆる可能性を期待出来たのに違いないが…新世代アイドルの出現を常に待ち望む僕にとって、彼女に期待したのは言うまでもなく王道、正統派アイドルへの成長しか有り得ない。
当初の僕は、抜群の素質を持ちながら女優路線の付加的かつ限定的なアイドル活動しかしてくれない前田亜季に、言いようのないもどかしさを感じていた。そこに現れた長澤まさみの存在は、深い森を彷徨い歩く僕の目の前を過った少女のようなもの。その純粋なイメージから「緑の森を駆ける白い少女」として、僕の脳裏に焼き付いた。
期待に胸躍らせ、DVDイベントに向かったのだが…そこに居たのは、おどおどとして人形のように立ち尽くす「心ここにあらず」といった少女の姿だった。司会者のフリに対してもリアクションが悪く、握手する時にもファンに接するとは思えない程のビクビクとした怯え様。残念ながら彼女のアイドル適性を否定するに余りある、恰好の材料となってしまった。
彼女自身、また事務所等サポートする側双方に、アイドルとしての自覚、心構えが欠落していた事を露呈してしまったのだ。momoko

僕はBerryz工房が好きだ。なぜなら彼女らは、一人一人が
確固たるアイドルとしての心構え、いわばアイドルスピリッツを注入された、ある意味プロフェッショナルな集団だからである。彼女らは、それぞれが自分の魅せ方を心得ているし、年齢不相応な高いパフォーマンスでファンを楽しませてくれる。今や、失速しつつあるモーニング娘。を追い越そうかという勢いだ。
そんなBerryz工房の中でも、眠れるアイドル魂こと嗣永桃子のアイドル力は凄まじい!(参照:ももち論 神の小指
もしも桃子とアイドル論争を展開したのならば、僕は到底太刀打ち出来ないであろう。あらゆる面でアイドルとして揺るぎ無い完成度を持ちつつある、末恐ろしい存在である。

長澤まさみのアイドル適性が欠けていた点を責めるつもりはない。彼女は元々マイペースな性格で、人に合わせるのが苦手だったろう。ファンの為にエネルギーを費やすほど、献身的な
タイプでもない。
彼女は彼女なりに演技の勉強を積み重ね、女優としての道を確立した。その地道な努力とブレイクを引き寄せた強運が、彼女の持ち得た女優の素質を開花させたというべきだろう。素直に祝福したい。
ただ憂慮すべきは‥あまりにも性急過ぎる人気の高まりが、
女優長澤まさみの成長に悪影響を与えないか?と、いうこと。
マイペースな彼女にはこれまで通り、周りを気にせずゆっくりと成長していって欲しい。一段ずつ階段を登るように、少しずつ成長する少女の姿をせめてもの慰めに…という個人的な感傷も
ありながら。

少女が打ち鳴らす鐘の音は、女優の世界に広く響き渡った。
透き通るように澄んだその音色は、アイドル界にはもう聴こえてこないだろうか?
美少女が鳴らす鐘の音は聖なる福音
美しい森の少女は、優しい風のように女優の世界を駆け抜けるだろう。

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2006/01/22

癒しの競演

kaoru 疲労が蓄積してくると、枯渇する心と身体が癒しを求めてストライキに突入しそうだ。直ちに美少女によるヒーリング効果を得られなければ、身動き出来なくなりそうだ。(もはや禁断症状?) オアシスを求めて砂漠を彷徨う遭難者のごとく、疲れた身体を引き摺って僕は書店に飛び込んだ。
ヤンジャン(週刊ヤングジャンプ)を捲ると、なにやら制コレ04ムックの宣伝を大々的に行っているようだ。制コレ04といえば…ピュア
ピュア(U-15)を卒業してなお柔らかい癒しスマイルでファンを魅了する、かおちゃんこと平田薫がいるではないか!
矢も盾もたまらず、完全にかおちゃんスマイルの癒し効果目当てに「制コレISM04」を即購入。肝心の中身はというと…制服ありのスク水ありの、かと思えばセクシーなビキニありと、相変わらず何を目指しているのかよく分からないゴチャマゼな内容。
そんな中でも、一問一答形式でのインタビューの充実ぶりが目立った。かおちゃんのインタビューでは、意外に?天然な一面が覗けてなかなか面白かった。少しだけ見ていってみよう。

理想の結婚は?30代後半、38歳とか
遅過ぎないか!? 晩婚派というのはよく分かるけれど…。
お風呂の所要時間は?1、2時間くらい
長過ぎっ! ふやけるよ。。 ぬるま湯で半身浴なら分かる気も。
直せない自分の癖は?立ったり座ったりする時の「よっこいしょ」
16歳にしてオヤジ臭が‥。リアルオヤジの僕としては、一緒に屋台で一杯やりたい。
子供の頃なりたかった職業は?アイドル
素晴らしい! アイドルになるべくしてなった原点は、幼き頃の志しにあったのだ。
総理大臣になったら?週休5日制にする
休み過ぎ。国が崩壊するよ。。
好きなお菓子は?チョコ、梅干
梅干はお菓子ではないような‥いや、もうお菓子でいいか。

何かとツッコミどころ満載で、アイドルらしいボケっぷりがまたチャーミングでもある。端整な顔立ちと癒しスマイルが印象に残ったかおちゃんに新たな魅力を発見。
さらにもう1つ、このムックにおいて忘れてならない見どころがある。制コレ03のコンちゃんこと近野成美との究極の癒しコラボレーション! まさにアイドル界を代表する柔らか癒しスマイルの持ち主であるこの2人の競演は、他に類をみない絶大なる癒しパワーをもって僕らを萌えさせる。何だかちょっと得した気分だ。
narumi-dog

こうして僕は溜まった疲労をかなり解消することが出来た。
美少女の持つ癒しオーラは、絶妙な組み合わせによって時に計り知れないエネルギーを発する。似たような例えでいえば、少女と動物の組み合わせもなかなかに効果的だといえよう。
可愛らしい動物と戯れる少女の絵図は、まさにその相乗作用によって心身共に癒されること請け合いだ。
さて、今ムックの総評だが…全体的にグラビアが今ひとつといったところ。もう少し鮮明で綺麗な写真があってもいい。
全体の構成にもまとまりがない。水着を見せたいのか、素の表情を見せたいのか、セクシーさをアピールしたいのか、さっぱり分からない。何でも盛り込めばいいってものじゃない。読者が見やすく理解しやすい誌面を作ってもらいたいものだ。
まあ僕としては、コンちゃんかおちゃんの癒しコラボで疲労解消出来ただけでも買った価値があったというもの。ただし、元気な人が見ると萌え過剰になる恐れがあるのでご注意あれ。

萌え過剰の一例↓

moesugi

に、逃げてっ!!

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2006/01/16

新世紀美少女 新たなるステージへ

kaho

新たな時代の幕開けと共に輝きを増してきた少女らは、まさに新世紀美少女と呼ぶにふさわしい。未来のアイドル界を牽引する、健やかな力と漲る美少女オーラに僕らの胸は高まる。
驚くべき急成長で、正統派アイドルの素質を見せつけた新世紀美少女、夏帆(参照:正統派美少女 消えゆく可能性
アイドルファンの願いは叶わなかったものの、若手新進女優としてまずまずのスタートを切ったと言えるだろう。
そんな彼女が、ジュニアアイドル誌の最大本流「ピュアピュア」の表紙巻頭を飾るとなれば見過ごすわけにはいかない。

そんなわけで、Vol.34の表紙はセーラー服の夏帆。前号の志田未来の表紙に比べても遜色のない美少女ぶりが鮮烈で、見る者の心を捉えて離さない。これ以上にないアイドルスマイルに胸を締め付けられるような息苦しさを覚えつつも、いつもの
ように見ていくとしようか。

夏帆
つくづくこの娘の写真写りの良さには感心する。どんなにアップだろうと引きだろうと、距離感、アングルに関係なくハズレというものがない。ほぼ完璧な造形美、新世紀美少女だからこそ
成せる業だ!
パジャマの上に半纏、みかんの3コンボにはやられた。新年お約束の着物はもとより、セーラー冬服が何といっても抜群に
似合っていて、これぞ日本の美少女!という感じだ。
福田麻由子
女王の教室」での進藤さんでお馴染み。年齢不相応な高度な演技力が、大女優の予感を感じさせる。「白夜行」第一話でも大変難しい役をきっちりこなしていて、空恐ろしささえ‥。
ずば抜けた才能と共に、その美少女性にも少しずつ磨きが掛かってきたか!? 焼き芋を頬張る素顔がより相応な少女らしくて良い。
前原星良
本上まなみと共演した「リーゼミントシャワー」のCMが印象深い。その他、「進研ゼミ小学講座」など多数のCM出演経験
あり。
笑顔が愛嬌たっぷりの和み系な女の子。押入れ好き?なユニークキャラが面白い。たまにはこんな子でホッと一息。
一木有海
どこか理知的な魅力さえ醸し出してきた次世代美少女。清楚さと可憐さを両立させたジュニアアイドル界随一の存在だ。
品行方正、礼儀正しく、怒らない、ドラマで感情移入泣きのエピソード、運動会苦手…などなどこの子のインタビューを読んでいて、申し分のないアイドル性が感じられて妙に安心感を覚えてしまう。
天てれにとどまらず、そろそろ本格的なアイドル的展開が欲しいが時期尚早だろうか!?
下垣真香
ピュアピュアでは「まどまど」の愛称で親しまれ、よく取り上げられている。本音を言うと‥おはガールの中からならば、より美少女性の高い麻亜里をもっと載せて欲しいところ。。 ただ、前向きで意欲的な姿勢が特徴的なこの娘も決して嫌いではない。
将来の夢が日本一の大女優は言い過ぎだとは思うが…。 
緑友利恵
ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリのシンデレラガール。噂には聞いていたが、やはりかなりの美少女性を有している。何といっても特筆すべきは、他に類を見ない穏やかで優しい顔立ちだろう。彼女が微笑むだけで、その場に優しい空気が流れて誰しもがうっとりと和んでしまう。きっとそんな不思議な魅力が最大限に評価されたに違いない。
「なぜ私が選ばれたのか、全く分からない」と、話す謙虚な気持ちをいつまでも忘れないで欲しい。
余談だが…改名のきっかけは、細木数子の占いによるものらしい。あの胡散臭いバアさんを信じる気は毛頭ないが、なかなかに良い名前を貰ったのではないか!? 柔らかい優しい雰囲気が「」というイメージにピッタリ! 是非、人を潤し癒す若木となってもらいたい。mayuko

少女を眺めて萌え盛るのは個人の自由だが、アイドル誌ならではの情報収集に努めるのも怠れない。
最も注目すべき新世紀美少女、夏帆。映画「ケータイ刑事 THE MOVIE」、「小さき勇者たち ガメラ」と、たて続けに出演。(共に主演級) 期待の美少女は、今年新たなステージへと踏み出すようだ。
次々と成長し、新しい段階へと移行してゆく新時代の美少女達。光り輝く未来への扉を開いて少女は歩き出す。したたかに、そして迷いのない足取りで。
力強いその歩みは、次なる担い手にとって確かな道しるべと
なるだろう。

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2006/01/07

沈みゆく巨船

morningmusume

人々の夢を乗せて、処女航海に出る豪華客船タイタニック。
わずか1平方メートルの小さな穴から浸水し、冷たい北大西洋の海に沈むとは誰が想像しただろうか。主任設計者のトーマス・アンドリュース氏曰く、「鋼鉄製のタイタニックは、間違いなく沈む」と。不沈船と信じて疑わなかった人々の思いは、裏切られた。

日々、荒れ狂うアイドル界の大海原。数え切れない難破船の中で、ひときわ目を引く巨大な佇まいを誇るその姿はまさにタイタニック! そう、もちろんモーニング娘。のことである。
少々の嵐をものともせず、順調な航海を続けてきた彼女らは
当然これからも不沈神話を守り続けるだろうと、誰もが信じて疑わない。微かな綻びから、人知れず浸水を起こしていようなどとは…誰も思わない。

かつて人気絶頂のタイタニックに乗り込んだものの‥途中で
不穏な違和感を感じた僕は、船を降りた。したがって、その後の船の動向について詳しくは知る術がない。ならば、その違和感とは果たして何だったのか?
新年早々、現モーニング娘。ファンにとって気持ちのいい話ではないだろう。「今さら何を‥」と、思われるのを承知の上で、僕が感じた違和感を検証してみたい。

次々と茶髪にする(場合によっては金髪にまで)モーニング娘。メンバーに何か不自然な感覚を覚えないだろうか? 常識的な感覚で見ても明らかに異様な感じがする。なぜこの娘が髪を染める必要があるのか!? そういった不可解な疑問を抱かせるケースが、あまりにも多過ぎるのだ。
ミキティよっすぃーなど、強気で都会的とかボーイッシュなイメージのあるタイプであれば何の問題もない。そうでなく、牧歌的イメージが好印象だった高橋愛清純派イメージが際立った亀井絵里、挙げ句の果てには天然な劣等生イメージ紺野あさ美までもが、茶髪にするのはどう見ても不自然ではないだろうか?
本人らに言わせるなら、「流行だから」「大人っぽく」「色んな
自分を見せたい」など様々な考えがあるかも知れない。しかし、それらはその辺を歩いている女の子が言う事だ。アイドルである以上、ファンの持つイメージを何があっても守らなければならない。そこがアイドルの生命線と考える。
水野あおいというアイドルを知っているだろうか? パステル系のフリフリ衣装で一世を風靡した、プリティさを前面に押し出したアイドル。彼女は20歳を過ぎてなお、フリフリ衣装でアピールし続けファンのイメージを守り通した。
アイドルとは、かくあるべき!
アイドルとは夢を売る商売。決してその辺を歩いている女の子であってはならない。思春期の欲求を抑えてでも、ファンの期待を裏切るような真似をしてはいけないのだ。常にどう見られているか、客観的に自分自身を分析出来る能力を身に付けていなければならない。アイドルとはそういう特別な職業なのだ。
たかが髪の色くらいで…とは思わないで欲しい。見た目の印象を大きく左右し、アイドルイメージを決定する重要ポイントであるのは、今も昔も変わりはない。

この「個々のイメージを踏み外した違和感」は、浸水の一因に過ぎないだろう。主力メンバーの卒業、新加入した久住小春のパンチ力不足、その他様々な要因が複雑に絡んでいるに違いない。応急処置ではなく、根本的な解決が求められる。
フットサルなどやっている場合ではない。もっとアイドルとしての原点に立ち返った、確かなイメージ戦略やキャラクターアピールをしていかなければ手遅れになる。

正月番組にも、彼女らの姿は見られなくなってきた。ゆるやかに失速し、ひそやかに、そして確実に悲劇の時は近付いているのだ。
かつて大洋を雄大に駆け巡ったタイタニックの雄姿を、再び見られる日は来るのか? 脳裏に浮かぶのは‥巨大な船底を晒し、沈みゆく巨船の無惨な姿ばかり。
一旦、船を降りた僕にはもう乗船の機会はないだろう。それでも祈らずにはいられない。
夢のごとく優雅な船旅に酔いしれる、ときめきの再来を。

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