2024/07/05

AKB48再評価 栄光の架け橋

八木愛月、佐藤綺星

ひと言でいうなら、称賛したい。僕は、「今の」AKB48を称賛したい。なぜならば、紛うことなき王道をひた走り、弛まぬ努力によりレベルをぐんぐんと上げているからだ。
かつての、おままごと同然のパフォーマンスに、薄汚れたスキャンダルに塗れた負の歴史。そうした汚点を払拭したかの近年における目覚しい進化に、思いがけず感嘆せずにはいられない。
強いインパクトを残した、「根も葉もRumor」の驚異的なダンスパフォーマンス。生歌を基調とした、前向きでチャレンジングな試み。そして最近では、非常に良質な若手メンバーを獲得している印象も受けている。
つまりは、かつてないほどにアグレッシブで、ひたむきに上を目指す志しがひしひしと伝わってくるようで、気持ちを鷲掴みにされるような強い誘引力を感じているのである。

最新シングル「恋 詰んじゃった」のパフォーマンスは目を見張るものがある。複雑なフォーメーションと、キレのあるダンス。時間をかけて練り上げた成果であるのが、すぐに察せられる。
櫻坂46などとは違った、全体のシンクロを重視した基本に基いたアイドルらしいダンス。全てのベクトルを、見る者の心を浮き立たせるように計算され尽くしたものだ。躍動感がありながらも、きっちりまとまっており、そのレベルはかなり高いだろう。
曲としても、サビの疾走感が秀逸で、ダンスをより引き立てている。「今」の、AKB48のポテンシャルの高さを上手く表現出来る神曲であろう。

前述の曲でセンターを務めているのが、17期生佐藤綺星。美形が際立つ細身の娘だが、意外とダンスに力強さを感じるし、初センターとは思えないほどに務めを果たしているのが明瞭だ。こうした優良な若手が多いのも特徴といえる。
17期18期研究生が歌う「あの夏の防波堤」のMVを観たが…澄み渡る青空のように清々しい映像と美少女の共演に、遥か遠い青春時代を思い起こさせるようで、妙に切ない郷愁に浸ってしまった次第だ。
若手メンバーの印象としては、想定外にビジュアルの質は高めであり、今どきの子らしくスレンダーなスタイルの良さが目立った。とりわけ、八木愛月の存在感が印象深く、長身に見えたがそれほどでもなく、まさにスリムさならではの所以か。ビジュアルが大変に良好で、初々しさも残っているし、大注目のメンバーになりそうな予感がしている。

乃木坂46が、AKB48の公式ライバルであった過去を忘れている人も多いかも知れない。今やその立場は逆転し、世間の注目から外れた場所でもがき苦しみ這い上がることで、新たなる力を手にしたAKB48の強かさが今、輝きを発している。
坂道グループに、時折見受けられる緩み、温さの類い。トップアイドルであればこその、意識していない気の緩みや胡坐をかいた感覚は必ずあるものだ。
そうしたマイナス面が、少なくとも今のAKB48には微塵も感じられず、上だけを見て再興を虎視眈々と狙う心がけによって、自らを磨き上げているように映る。無論、そんな姿勢がファンにとって魅力的でないはずがない。

アイドルファンにとって最も見たいのは、アイドルが努力を惜しまず夢を目指して駆け上がっていく姿。
かつての栄光を取り戻すための架け橋となり得るのは、一切の妥協を捨て邁進する覚悟と決して諦めない心意気、そして何よりファンと共に歩むアイドル王道を踏み違えない揺るがぬ方向性が求められている。AKB48には、それら全てが備わっていると確信を深めているところだ。

| | コメント (0)

2024/06/05

美しい少女に見た波紋

土井愛理咲

昨今は坂道の話題ばかりなので、たまにはモデルや子役の話もしようかと思う。
こうした分野において飛び抜けて光る、いわば「逸材」と呼ばれるほどの存在が途絶えてから、十数年は経つだろうか。それでも、ネット上を巡回する中でさえ、単純な見た目の良さで自然と目が引き寄せられる女の子は散見するようだ。

いわゆるティーン向けの雑誌モデルという立ち位置には、個人的にうんざりしていた感はある。なぜなら、洒落た装いばかりアピールするあまり、当の本人の有する自然な可愛さが阻害される前例が多過ぎるからだ。
代表的な例として、長らくニコラなどの雑誌モデルを務めた林芽亜里が挙げられる。十代前半の最も可愛い時期を、最先端のファッションとメイクで埋め尽くし、飾らない素の可愛さを打ち消した功罪。どんなにSNSを追いかけても、決して報われることはなかった。
そんなこともあって距離を置いていたが、たまたま見かけたキッズモデルの端正さと将来性に、密やかな高鳴りを覚えることに…。

昨年初出のニコ☆プチモデル、土井愛理咲が気になっている。非常に華奢で、スラリとしたスタイルがモデル向きだが、同時に整った顔立ちにも心惹かれ、深く印象に残ったようだ。
キャラクターは明るく朗らかで、活発なイメージがある。もう少し成長して、落ち着いた雰囲気が加味されれば、かなり良さそう。無論、相当な美貌の持ち主なので、モデルだけでなくアイドルや女優など様々な可能性に満ちているだろう。

以前に紹介した記憶のある、長崎の地下アイドル兼キッズモデルらしいが詳細の知れなかったららという女の子。このほど、HKT48の7期生として正式加入していた。芸名か分からないが、長野ららといった名前で公表されている。
スキルの程度は知らないが、この子の特徴は素朴な親しみやすい雰囲気に尽きる。ある意味、グループの中では埋もれがちであるだけに、メジャーのアイドルグループに入るのは試練の道になるだろうが、地道にスキルを磨き焦らず上を目指して欲しいものだ。

子役というか若手新進女優というべきか、かつての地下アイドル七聖るるあこと、月島琉衣のメディア露出が最近になって顕著である。
大手のスタダに移籍してからというもの、セブンティーンモデルや「からかい上手の高木さん」ヒロインと、破竹の勢いか。SNS発信に熱心な地下アイドルだったあの子が、今やスタダのイチ推しとは時代も変わったものだ。
前述の林芽亜里に似た雰囲気は変わらずで、本家に失望した以上、推さない理由はないと言わざるを得ないことだろう。
月島琉衣

殊に、アイドルに関しての見た目の可愛さに惹かれての、坂道グループへの傾倒。よもや、モデルや若手女優の方面に関してまでも、さして変わることなく心を動かされている。そうした安易な機微に、少なからずの羞恥心さえ感じ得る。

美しい少女に見た波紋。心の入り江に打ち寄せた波を感じる毎に、その深い水底に映る得もいわれぬ美少女の面影を焦がれるほどに物思う。
繰り返し訪れては去ってゆく幻の如し波に弄ばれ、僕は瞬間的な生命力と、ささやかな癒しを得るのだろうか。そう還らない時を反芻する。

| | コメント (0)

2024/05/15

日向の暖かな空気感

正源司陽子

坂道グループに引き寄せられ吟味するにあたり、最も知識量が少なく馴染みが薄いと感じているのが、日向坂46
ビジュアル面でいってもメンバー毎の落差が大きく、全体としての平均値でも坂道にしては低めか。パフォーマンスは正直、あまり見ていないが、ざっと見た印象でいえば可もなく不可もなく。地下アイドルでも、この程度はザラに居るレベルだろう。
ただ、新規である4期生のフレッシュな顔触れは、パッとしないグループイメージを向上させるほどの魅力を有しており、個人的にも見るべき価値を見い出せたと顧みる。とりわけ、新時代のエース候補を担うのが、正源司陽子その人である。

紛れもなく日向坂における推しメンなわけだが、当初は最年少の渡辺莉奈と二分していた感はある。ただし、渡辺には最年少ならではの甘えキャラや可愛さを求めたものの、退屈なほどのしっかり者であったり、やや平凡な顔立ちもあってか徐々に熱量は冷めていった。
正源司に関しては、坂道トップクラスのビジュアルがほぼ完璧。加えて活動への取り組みが真面目で真っ直ぐであり、その割りに、同期との戯れ合いでは一転して素のやんちゃさが出る辺りのギャップが堪らない。非常に、魅力的に思っているところだ。
強いて欠点を挙げるなら、空手をやっていたせいか骨格が若干しっかりし過ぎていることくらいか。もう少し華奢だったら、満点をあげたい逸材といって何ら差し支えない。

11枚目シングル「君はハニーデュー」では、4期生ながらセンターに抜擢され脚光を浴びた。ただそこまで意外な印象はなく、某掲示板のスレッドが即落ちするあまり閲覧を諦めたほどの人気ぶりは、個人的にも以前から痛感していた。
MVはもちろん、「ひなあい」の企画でも正源司陽子を中心に据えたものが多く放送されたようだ。ヒット祈願で滝行をやった際、入れ込み過ぎたあまり崩れ落ちてしまった正源司を、メンバーが助けるシーンは良かった。ビジュアルの粗が気にならなくなるほどの、アットホームな温かみを感じられて好印象であったのだ。

他方で、見た目が微妙でも、キャラのユニークさで十分にカバー出来るメンが多いのも異色だといえる。MTの高瀬愛奈山口陽世の連れ込みエピ等、挙げればキリがないが…反対に、美形なのに変なキャラ有する存在の方が、気になってしまうこともあった。
古株の加藤史帆は新規にとって未知の存在だが、見た目は美人なのに妙なアンポンタンキャラが興味を引いた。言い回しや喋り方が良い意味でアホっぽく、見た目とのギャップに驚いた次第。オードリー若林にハマりたいアピールが実らない彼女が、何気ない言葉で不意に乙女な部分を覗かせるところなど、やけに興味深く気になる存在に急浮上したようだ。
こうした多様なキャラの彩りが日向坂のグループイメージとなり、独特のコミカルで暖かい雰囲気を醸し出しているように思える。

絶対的エースを夢想させる新星の出現と、円滑な世代交代によるグループイメージの刷新が図られることの重要性。全てにおいて順調に推移し、プラスの方向に舵を切っている印象が根強い日向坂46
何よりも大切なのは、笑顔の絶えない明るさと心が温かく包容されるかの優しい雰囲気か。まるで日向ぼっこを愉しむような安らぎを与えてくれるのが、僕にとっての日向坂46になりそうな予感がしている。

| | コメント (0)

2024/05/05

アイドルの魅力の断面

井上梨名、幸阪茉里乃

ここのところ、体調が最悪であった。各種感染症に立て続けに罹患し、直近でもコロナ陽性となり、高熱と喉の痛みに一週間以上も悩まされていた。骨と皮のようになって体力と筋力が激減し、半月ほどしてようやく持ち直してきた次第だ。
コロナのピーク時に食料が尽き、40度の熱がありながら買い出しに出掛けなければならない始末。こういう大変に厳しい状況で、天涯孤独の身は苦しいと、改めて思い知らされた感じがした。
後遺症というわけではないが、前に比べ疲れやすくなったように思える。元々、体力に自信のない方なので、ブログ更新がかなり滞るのはご容赦頂きたい。

そういった事情もあって、アイドルなどの話題に触れる余裕もなく、療養に専念する期間が長く続いた。ただ実際のところ、坂道に傾倒する感覚は未だ変わっておらず、動画や番組視聴を欠かさない日常を過ごしている。
ひとつ、はっきりしているのは、坂道歌やパフォーマンスを一切期待していない点。ハロプロは無論のこと、今やAKBにすら劣るレベルであるのは誤魔化しようのない事実であり、とりわけ乃木坂は小学生のお遊戯レベルといって差し支えない。
櫻坂などは一見、高レベルに思えるが…何曲か視聴してみたものの、個々が激しく踊るだけで統一感が致命的に欠けている。スキルの高そうなメンは居るが、情熱的という点に固執するが故にバラバラになっていて、見ていて心動かすものがない。
40年近くもアイドルを見続けていると、どうしてもパフォーマンスの評価が厳しくなるのは仕方ないのかも知れない。

ただこれは、そのアイドルによって魅力の断面が変化するという意味。あのセミプロレベルのパフォーマンスを誇るハロプロを押し退けて坂道に惹かれたのは、その圧倒的なビジュアルと、興味を触発する人間関係の面白さに他ならない。
前にも言及したが、メンバー間での同性愛的関係、またはそれを想起させる戯れには男性的にも引き寄せられる面があるのか。ゲイには吐きそうなくらいの嫌悪感しかないが、レズビアンには至って寛容、いやそれ以上の興味が湧き起こるのは男性の性なのかも知れないが…。

櫻坂46の冠番組において、メンバーが男装コスプレする企画では、黄色い悲鳴飛び交う大盛り上がりとなった。イケメンなのは確か(特に山﨑天)だが、同じメンバーが男装しただけで、あれほど胸ときめく乙女のようになるのが今ひとつ理解出来なかった。ただ、そうした過剰な反応が面白かったのは間違いない。
最近でも、幸阪茉里乃井上梨名に、メロメロのガチ恋であるのをカミングアウト。好きな気持ちが溢れ過ぎて、井上に引かれて嫌われたと勘違いした幸阪が大号泣するなど、相当なガチさでこちらが引いてしまうほど。こうした心情が本当に謎なのだが、女子特有の濃密な関係性を感じられて痛く興味をそそられるのだ。

病と孤独に打ちひしがれる身からすれば、注目しているアイドルの美貌に魅了され、その複雑な人間関係を推測する愉しみは、心身の癒しに直結する何よりの薬となるのは認めずにいられない。
アイドルの要点であるパフォーマンスから目を背けるのは忍びないが、それを超える魅力を見い出せる存在が有るならば、気の済むまで追いかけてみたい。そんな思いのほどが、嘘偽りのない今現在の心根なのだろう。

| | コメント (0)

2024/02/11

ジュニアアイドルの残骸

チビメタル

アイドルの高年齢化を象徴するのが、坂道グループであるのは事実だろうが…もう今となっては自然に受け入れて、個々のキャラクターや大人として完成されたビジュアルに、率直に惹かれていくのが定着してしまっている。
かつては、幼く未熟な少女のピュアさ、その成長を見守るような愛娘感が何より必須であって、俗世の垢にまみれた大人に見るべき価値はないとまで思っている時期さえあったものだ。
例えるなら、さくら学院のようなアイドルグループはもう二度と現れないだろう。悪しき児童ポルノ規制法により、ジュニアアイドルのグラビアは厳しく規制され、その余波もあってか低年齢の健全なアイドルらも姿を消すに至った。
もはや、あの頃の自由闊達で、気軽に少女の純粋さに触れる機会は訪れないかも知れないが、それでも眩し過ぎる過去は、ふと思い出したかのように胸を焦がすような郷愁を想起させることがままある。

いわゆる、あどけない少女が本格的なメタルを歌い踊る様が世界中で話題となり、独特の世界観も相まって大ブレイクしたのが、いわずと知れたBABYMETAL
今はもう、その最も特異な部分、つまり少女らしさが抜け落ちてしまったことで注目度は著しく低下し、活動継続中でありながら話題に上ることもなくなっているようだ。新規MVをチラ見してみたが、まあ全盛期を知る身としては言うに及ばずといったところ。
唯一、気持ちに引っかかったのは、「チビメタル」という謎の存在。昨年に、一時的な試みだったのか不明だが、明らかに若いメンバーで構成されたサブユニット?らしきものがライブパフォーマンスしていたとか。
興味深いのが、以前より新メンバー候補として挙がっていた戸高美湖がセンターで、木村咲愛までもメンバーに組み込まれていたという点。いずれもが、元さくら学院メンバーである。

BABYMETALには、少女期に歌っていた特殊な楽曲が幾つかあり、例えばパパにおねだりする曲、ゆいもあ原作の数え歌など、要は大人が歌うには合わない楽曲であり、近年はセトリに入らなくなった類いである。こうした曲を新規の類似ユニットに提供する案は、個人的にも秘かに構想していたことだ。そういった意味でも、こうした試みがあったのなら注目に値するとは感じていた。
ただ、昨年にそんな話題が一瞬あったかと思うと、それきり同様の話を聞かなくなった。思わせぶりな告知もあったようだが結局、新グループ結成や本格的なプロデュースの動向もなく、立ち消えになってしまったと見ている。
こうした経緯をみるにつけ、釈然としない心持ちになる。彼女らは高校生だが、この顛末。いっそ、ベビメタの10年前を考えれば、中学生でメンバー構成してもいいとまで思っている。何か問題でもあるのだろうか。若いことの何が問題だというのか。

アイドルの世界に蔓延する、中学生以下の世代を採用することへの根強い警戒感。
アイドル創成期においては、幼少期から厳しいレッスンを受け、満を持して花開くのは大半が十代の間であった。坂道などに見られる、20歳頃からグループ加入し、場合によっては30歳近くまでアイドルを続けることの異常さには、我々の世代では未だに違和感を覚えている。
このほど、乃木坂46の6期生オーデ告知がなされているが、応募資格の年齢下限が12歳となっている。この年齢からトップアイドルグループに加入し、新たな刺激を与え新陳代謝を促すことには大歓迎である。

薄気味悪いほどに若い年代でのアイドル活動を懸念する、おかしな風潮は早く払拭して欲しい。ジュニアアイドルの残骸を掻き集めて、無為に思いを寄せる虚しさから解放されたいと、ずっと願ってきた。
高齢化が止まらず、K-POPに汚染されるアイドル界隈を浄化するには、よりフレッシュで若々しい力が必要不可欠なのだと確信している。かつて当たり前にあったはずの、多様で混沌とした世界観が蘇るのを切望せずにはいられないのだ。

| | コメント (0)

2024/01/02

忘れ難き美少女の笑顔

崎浜梨瑚

笑うのが昔から苦手であった。無理に笑おうとすると、媚びたような愛想笑いになってしまい人を不快にさせるだろう。
生来の人見知りもあり、人とのコミュニケーションも必要最小限に止めて生きてきた。結果として当然のこと、独りきりの人生を歩むことになったわけであるが…毎年、独りぼっちの年越し、正月を過ごしていると、流石に少しは寂しく思えてくることもままある。

愛嬌のある、太陽みたいに明るくて温かい雰囲気の女の子に憧れを抱いてしまう。自分とは全く真逆の世界に生き、世の中のマイナスを全てプラスに変えてくれるかの柔らかい笑顔の魅力に引き寄せられるようだ。
今回、強調したいのは、孤独の余生が確定した人間にとっての心の癒しとなるべき、愛嬌溢れる女の子というわけである。

以前に取り上げたことがある沖縄のラビラブIDOLスクール出身で、現ニコ☆プチモデルの崎浜梨瑚
幼少期より笑顔の絶えない愛嬌と活発さで目立つ存在だったが、お高くとまりがちなモデルとなっても変わりないようで何よりだ。
印象的だったのが、少し前に配信された世界遺産である富士山を巡る旅企画の動画。屈託のない愛らしさ全開で、一緒に旅行に来ている感じが大変に宜しいかと。
平凡な顔立ちではあるものの、とにかく笑顔が柔らかく心癒される気分に浸れる女の子。富士山を説明する男連中も、内心メロメロになってるんじゃないか?と疑いたくなるレベルだ。
Webドラマで主演を務める等、水面下で徐々に注目度を高めている様子で、今後の活躍も大いに期待出来るだろう。

坂道に傾倒している件は言うに及ばずだが、最近になって櫻坂46の三期生、石森璃花が気になっている。
櫻坂では元々、可憐な遠藤理子など推していたが、反抗期やら負けず嫌いな少し尖った面が目立ってきたのが残念だった。それに比べて、石森は「癒し」アピールするだけあり、常に優しげな笑顔で和やかな雰囲気を纏っている。この点が非常に好印象であり魅了された。
Vlogでも、家族と公園で遊んだり、料理を振舞ったりと家族仲も良さそうで、そうした家庭環境も温かな人柄や雰囲気を育んだように思える。
坂道における推し上位に食い込んできた感あり、注目していきたい娘である。

太陽であるかの女の子を前にすると、僕はもはや月ですらなく只の暗黒である。この暗闇は、如何なる光でもってしても照らすことは叶わないが、ほんの一時ならば、かつて馴染みのあった仄かな温もりを思い出すことは出来る。

孤独の海原に身を投じる絶念の刹那、思いがけず想起させられたのは、美しい少女の微笑み。僕が闘い続けた孤独との共倒れの旅路は、間もなく終わりを迎えるけれど、その笑顔の残像だけは脳裏に残しておきたい。そう反復する、色褪せた年明けであった。

| | コメント (0)

2023/12/15

乃木坂46の神企画

黒見明香

先に謝っておきたい。申し訳ない。どうやら僕は、ハロプロから坂道に推し変したかも知れない。
坂道の動画を漁る習慣が身についてしまい、ハロプロを完全にスルーしている。「ハロドリ。」を全く観なくなり、その代わりに日曜日の深夜が楽しみで堪らない。歴代最長リーダーを務めた譜久村聖が卒業しても、何ら心は動かず興味も掻き立てられない。

推しというのは、人それぞれの心境やタイミングで思い入れが増減するものと信じている。今、全く言い訳出来ないほど坂道の沼に嵌っているわけだが、いずれハロプロに戻るのかも知れず。一概に、言い切れるものではないはずだ。
間違いなくいえるのは…今求めているものが、高度なパフォーマンスよりも、単純な見た目の可愛さであったり、キャラクターの面白さという面である。とりわけ、坂道が見せる多様な人間関係の複雑さに、何ともいえない面白みを感じているところ。

乃木坂46の冠番組において、恒例のバレンタイン企画の続編?らしい、「お歳暮グランプリ」という大変に興味深い企画があった。
後輩メンバーが意中の先輩メンバー一人にプレゼントを贈るにあたり、我がと思う先輩メンが立候補するという、人間関係が垣間見える人気企画である。
前回のバレンタイン企画では、賀喜遥香の不意の涙や、傷心の果てに大団円を迎えた樋口日奈など、見所多数で最高だった。今回は、個人的に注目度の高い若手である5期生ということで、非常に興味深く拝見した次第だ。

冒頭から驚愕したのが、井上和の選択である。彼女はといえば、5期生の中でも特に分かり易い推しメンが居るのはご存知の通り、遠藤さくらに他ならない。しかしなぜか、選んだのは与田祐希であった。
様々な動画を見ての理解度しかないが、それでも尋常ではない思い入れが伝わっていた。番組中でも本人が発言しているような「付き合いたい」との言葉そのままに、下手すれば同性愛に近いほどの愛情が垂れ流しの状態なのである。
恐らく、真面目な性格が故に、「お歳暮」というワードに捉われ過ぎて、あくまでお世話になった先輩にあげるものと考えたのかも知れない。改めて、バレンタインの時期に同様の企画をやる可能性は低く、井上は致命的なミステイクをしたと後悔することだろう。

という点でも、意外に様々な面での思いや関係性が垣間見えた。
泣くイメージがなかった五百城茉央遠藤さくらに立候補してもらえず泣いたり、先輩とのエピソードがなく不安のあまり泣く池田瑛紗、全ての先輩への感謝が叶わず泣く奥田いろはなど…人間関係の濃密さを覗わせる涙が多く、乃木坂の魅力を再認識することに。
とりわけ目立ったのは、4期の黒見明香だろうか。いわゆる、5期に対する「先輩風」は結構知られていて、5期生一周年プレートの件はもちろん、冨里奈央と博多旅行を画策する等、とにかく後輩にグイグイいっている感が定着している。最後のいろはにもらい泣きする場面には、本当に真剣に支えようとしている印象があって好感度が急上昇であった。

巷では、紅白をK-POPアイドルが席巻するなど人気があるようだが、僕はあれが大嫌いである。ダンスは上手いのかも知れないが、まるで血の通っていないAIか何かの作り物のように見えてしまうからだ。
アイドルグループとは生身の人間の集合体であり、そこに生まれる人間関係はもとより、たとえ不恰好でも熱い思いの交錯するシーンが不可欠であるように感じている。
外見のみならず人としての可愛さに魅了され、決して完璧ではない歌やダンスに努力する推しを熱烈に応援したい。そんな原点を思い起こさせるには十分な、乃木坂46の神企画であったろうと回想している。

| | コメント (0)

2023/10/21

注目すべきAKB48の志し

AKB48

アイドルの歴史を顧みるに、モーニング娘。AKB48は決して外せないだろう。いわゆる全盛期と呼ばれる頃の両者については、当時あまり興味がなく、モーニング娘。の再ブレイク時から本格的にハロプロに傾倒してきた経緯がある。
AKB48に関しては、これまで幾度も言及したように非常に素行が悪く、男性スキャンダルを連発していたのを契機に距離を置くようになった。
その点が大きな一因であるのは確かだが、それと共にパフォーマンスレベルの低さを痛感し、よりレベルの高いハロプロに引き寄せられたというのもある。いわば、「お遊戯」と揶揄される生温さ、見応えのなさを、ひしひしと感じていた。

主役の座を坂道に奪われて久しいが、今年の海外フェスで見かけて以来、思いがけず気になる存在となっていた。
王道を往くパフォーマンスが妙に懐かしかったのだが、それだけでなく、ダンスフォーメーションの大幅な進化が見られ、曲によっては非常にレベルの高いものにまで果敢に挑んでいる。昔の姿とは大きなギャップを感じ、感銘を受けたのだ。

すっかり世間から忘れられ、凋落の一途を辿るAKB48。チーム制度の見直しによるスリム化や、相次ぐメンバー離脱。このほど長らく在籍した柏木由紀も卒業を発表した。全盛期の痕跡が完全に消えるわけだが、今のAKBは昔とは違う魅力を得ているように思う。
最新曲の「アイドルなんかじゃなかったら」を吟味してみると、よく考えられたフォーメーションとメンバーのシンクロ度合いが素晴らしく、ダンスの練度が確実に上がっているのを感じる。それと、これは全てのライブか分からないが、TIF他において生歌で歌っているように聞こえる。口パクが当たり前だった印象が強いだけに、かなりの驚きがあったのは事実だ。
全体として見ると、無論、高レベルのハロプロに比べれば格段に落ちる。いわばヌルい曲も多いし、ボイスレッスン不足のせいか声も十分に出てはいない。しかしながら、これだけ物怖じせずにチャレンジし続ける姿勢には、素直にエールを送りたい気持ちにさせられるのだ。

メンバー個々の点で付け加えるならば、以前にも記した通り、山内瑞葵に惹かれてしまう。アイドルに対する情熱が強いようで、ファンとの交流も盛ん。SNSでファンに励まされ、涙する姿に胸打たれたのは確か。
ダンスが上手く、スリムで手足が長いせいもあり、ダンスのキレが冴え渡る印象あり。素朴な雰囲気ながらのアイドルらしさを、遺憾なく発揮しているところが大いに好ましい。AKB48における、推しメンに認定しておきたい。

全盛期当時、AKB48は何もしなくても売れた時代であり、いくらでもオファーが舞い込む勝ち馬状態であった。いつしか凋落の時を迎え、取って代わった乃木坂46は、AKB時代を彷彿とさせる隆盛を誇っている。
乃木坂はかつてのAKB同様、お遊戯を披露しても絶賛される現状。一方のAKBは、再び這い上がろうと必死に自身を鍛え上げ、レベルを上げようとしている。僕は、この苦しみもがきながらも懸命な姿に、ふと心奪われてしまうところがある。

余計なスキャンダルなぞに浮つくことなく、一途に真っ直ぐな志しをもって進んでいく姿勢こそ、アイドルの真骨頂。少なからずの懸念は伴いつつも、今のAKB48を秘かに応援し、温かい目線で見守りたいと真に願わずにはいられない。

| | コメント (0)

2023/08/26

野球を通じた共感と安らぎ

乃木坂野球部

スポーツは野球以外、興味はない。今夏の高校野球は盛り上がりを見せたようだが、プロ野球にしか興味はない。プロの高い技術による配球の駆け引きが面白いのであって、高校生の低いレベルでは見応えがないからだ。
オリンピックの種目から外され、スケートボードだのサーフィンだの、わけの分からないマイナースポーツに代わられることは愚の骨頂だと思っている。スケボーなど、公共物を破壊する輩もいて、ただの迷惑行為集団にしか思えない。よって、パリオリンピックは全く見ないのが、個人的には確定している。
そんな唯一の魅力を感じるプロ野球であるが、元々、子供の頃から父親とナイター中継を観ていたのがきっかけでもある。当時は何となく巨人を応援していて、原やクロマティの時代であった。ファミコンの「ベストプレープロ野球」というゲームで、戦略や選手のことを詳しく知ったりもした。後に、巨人の金満体制に嫌気が差し、大人になってからはアンチ巨人となって今に至っている。贔屓の球団は、特にない。

いわゆるプロ野球好きのアイドルは、ハロプロでいえば牧野真莉愛くらいしか知らないが…思いがけず乃木坂46内において、複数に渡るガチ勢が存在していたのを最近になって知る運びとなった。
既知であった久保史緒里の他にも、向井葉月柴田柚菜黒見明香の三名が、日常的に観戦に行くほどの野球好きなのを初めて知った。
知っての通り、久保は熱狂的な楽天ファンで、向井は西武、柴田はロッテと贔屓も明確だ。黒見は「プロ野球スピリッツ」というゲームが好きなのから入った野球ファンらしい。いずれにしても、現役トップアイドルの野球ファンが、これだけ居るというだけで驚きである。

彼女らはお互い誘い合ったりして、それぞれのホーム球場で野球観戦する様子を配信している。
僕は長年野球を見続けてきたが、もっぱらテレビ中継のみで球場に行ったことはない。なぜなら先述したように、投手と打者の駆け引きが目的であり、球場よりテレビで観る方が楽しめるからである。
ただ、グッズの買い物や球場のグルメを堪能しつつ、観戦にのめり込んでいる姿を見ていると、改めてそれはそれで楽しそうだなと思ってしまう。久保などは、観戦中は無口になり目がヤバイ感じになっていたりして、完全なるガチっぷりに引くほどである。
久保は楽天のチア、向井はソフトボール経験者、柴田は球場の売り子と、野球に係る経験豊富なのも納得出来る理由となるだろう。

面白いのは、この四人が乃木坂野球部と称して活動している点か。元ロッテ捕手で解説者の里崎智也による直接レッスンで、自ら野球のプレーに挑戦したりと、なかなかに興味深い企画を発信している。
久保は始球式でノーバン、向井は左投げ左打ちと、元々スジが良く様になっている感があり、投打共に初体験の女子としては優秀だった。黒見森友哉のモノマネが、個人的には一番のツボだったのだが…。

野球好きの女子に惹かれる心理状態とは、自分の好きなものに係る共感のみならず、アイドルという高嶺の花が身近に舞い降り寄り添ってくれたような安堵が作用し、癒しをもたらしているかの感覚だろうか。
ステージで輝くアイドルとの、ささやかな心くすぐる安らぎの時。野球を通して、新たなる妄想に耽るには格好の題材であり、追求したい手法でもある。ずっと拠り所となっていた、小さな世界が拓ける瞬間を少しだけ感じていた。

| | コメント (0)

2023/08/20

アイドルの変わらぬ必須要素

正源司陽子

ルッキズム」なんて言葉があるそうだ。全てにおいて外見を優先する考え方で、それによる偏見や差別が近年問題視されている。
確かに、見た目だけで人を判断するのは浅はかだし、見た目の悪さで不当な扱いを受けるのは人権侵害に他ならないだろう。ただ、外見というのもその人の魅力の一部であり、置かれた立場によっては大きなアドバンテージになるのも事実だと考えられる。

アイドルという特殊な立場上、この「ルッキズム」に近いような人選がなされることは、ある程度仕方ないといえる。地下等では、明らかに不細工な娘がアイドルをしている場合が散見されるが、あれは「ごっこ」、つまり真似事に過ぎないので問題にはならない。
メジャーアイドルの一員としての、外見の悪い子の存在は許されるべきではない。厳しいようだが、アイドルとは夢を売る商売。一定の見た目のレベルを前提とした上で、キャラクターやパフォーマンスの肉付けがされなければ、ファンは安心して夢に身を投じることが出来ないのだ。

外見の悪さにより、社会的評価を落とされたり中傷されるのは良くないこと。ただ、アイドルに関しては上述の考え方を譲るつもりはない。
外見至上主義と誤解され兼ねないのは忍びないが、ここであえて、各アイドルグループにおける個人的主観に基いたビジュアルトップを書き連ねてみたくなった。

坂道では、非常に高いビジュアルレベルを維持する乃木坂46。推しメンの久保史緒里はもちろん、山下美月与田祐希賀喜遥香など挙げればキリがないほどの美女揃いである。
最新の5期メンバーのレベルも極めて高く、なんなら5期を独立させても天下を獲れそうなくらい。とりわけ印象深かったのは、不思議な空気感のある池田瑛紗か。美術の才能に長け、東京芸大に合格した才色兼備ぶりが怖いほどで、アイドルとしても稀有な存在感を漂わせている。
関係ないが、弓木奈於のラジオでの爆弾娘っぷりにハマっている。おかしな言い回しと、無意識?の下ネタに引きつけられていて、キャラの面白さが無限大だなと感服することしきりであった。

櫻坂日向坂はそれぞれ、守屋麗奈正源司陽子守屋は、現役アイドル美女部門では随一の清純派だろう。完璧な端正さと、天然ブリっ子キャラはアイドルの鑑である。
正源司はキャリアこそ浅いが、正統派の美少女ぶりが図抜けており、恐らく高レベルの坂道においてもトップクラスに入る。同期内ではおちゃらけるが、ドッキリ企画では生真面目に臨む姿勢が真摯であり、好感度も抜群だろう。
次点で、櫻坂森田ひかる日向坂小坂菜緒といったところ。共にエース級であり、相応のビジュアルレベルに達しているわけだ。

乃木坂46の公式ライバル「僕が見たかった青空」におけるメンバー分析は未だ不十分であり、名前を挙げるのは難しい。全体を通した印象としては、飛び抜けた存在は居なそうに思えるが…。
JCミスコングランプリの秋田莉杏は、個人的評価はそこまで高くない。素人味全開で早くもTIFでやらかしたようだが、初出の新人ということで大目に見てあげて欲しい。
ビジュアルというより、柔らかな雰囲気安納蒼衣が多少目についたか。成長し垢抜けると、化ける要素はある感じがする。

パフォーマンス力は他を圧倒するハロプロであるが、ビジュアル面では完敗である。強いていうなら、モーニング娘。のビジュアルクイーンこと牧野真莉愛など挙げるのが無難だろうが…ここはあえて、意外性のあるメンバーを出しておきたい。
OCHA NORMA米村姫良々。研修生から数えて8年のキャリア有するベテランだが、常に華がある目立つ存在で、最近では「推しの子」の踊ってみた動画がバズった件でも有名である。劣化知らずの安定したビジュアルは、十分に評価に値することだろう。
安納蒼衣

見た目が良いだけで中身が伴わなければ、たとえアイドルだとしても決して推されることはない。ただし、ビジュアルが悪いとなると、早々にそうした評価の対象外となり、スタートラインにさえ立てないのが現実なのだ。

もしも、アイドルの容姿を蔑ろにしてしまったら、誰も見向きしなくなり存在意義は消え失せる。原則論に立ち返るならば、最初の必須要素であるビジュアル、そしてパフォーマンスキャラクターと三拍子を要することに何ら変わりない。
たとえ何十年の時を経ても、一切変わらないのが原則というもの。外見のハードルを越えなければ、その先はない。ただ、それだけだ。

| | コメント (0)

«AKB48に見るアイドルの原点