2010/01/06

全てが終末に向かう時

松嶋友貴奈

今ここに在る世界が消えたとしても、心に広がる荒涼とした空間は消えたりはしない。どこまでも僕を盲目にしたまま彷徨わせ、耐え難い苦痛を与え続ける。
もう、僕の帰る場所は永遠に失くなった。時は刻むのをやめ、為す術もなくいつまでもこの場に縛りつけられる。
何も見えないし、何も聞こえない。何も感じない。唯一、追い求めた輝きが潰えたことで、僕の心は空っぽになったのだ。
全ては、確実に最終の局面に向かっていた。

松嶋友貴奈卒業。それ以上でも、それ以下でもなかった。
眩し過ぎる記憶だけを残して、静かにそれは終わりを迎えた。
僕は、言葉に言い表すことの出来ない心境に満たされた。
不思議と悲しみはなく、涙も出ない。無念という感情も、なぜだか全く湧いてこない。一体、これは何なのか?
ただ、もの寂しく、目の前で起きた事柄をうまく理解することが叶わない。何か、大きなものを失ったことは分かる。
しかし、それが友貴奈なのか、自分の中の何かなのか、全く分からない。僕の心は、この一報で完全に停止してしまったのだ。

自らの機能が復帰するきっかけが欲しい僕は、これまでの友貴奈関連の記事を、何度も反復してみたい衝動に駆られた。
ここに記すリンクは、僕の個人的な覚え書きに他ならないので、どうかそっとしておいて欲しい。

純然たる天使の降臨 ユッキーナ伝説
永遠たる少女の伝説
心に刻まれる伝説 松嶋友貴奈の序幕
駆け抜ける美少女伝説
深く安らかな伝説の時
あるがまま素顔の美少女伝説
運命を刻む美少女の伝説
サヨナラ少女の季節
伝説に残る美少女性
ファースト・フィナーレ

あの、ほんの数年前の出来事は事実だったのだろうか?
まるで甘い夢の中を漂うように、僕の心を揺り動かしている。
時を遡り、そしてこの何もない空間に舞い戻る。僕は幻を見た感覚に捕われながら、こうして此処に立ち尽くすだけ。
あらゆる全てが終末に向かう時を、僕は手にしていた。形あるものは消えることで、その存在を強く訴えかけてくる。
僕の手は意識しないまま動き、何かの線を宙になぞろうとしていた。いつか見た、あの忘れられぬ美少女の面影を。

ブログ執筆者の精神的ショックが大きい為、しばらくの間、更新をお休みします。
再開時期は未定です。ご容赦ください。

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2009/12/28

2009年 アイドル総決算

可憐Girl's

ぽっかりと口を開いた穴に突如として落ち込み、暗闇の中、為す術もなく茫然と時を過ごした。
今年一年を表現するなら、まさにそんな感じだろうか。僕のこれまでの人生において、ここまで「何もなかった」年は、未だかつて経験したことがない。
とにかく仕事がなく、イベントにも行かず、思い入れの深い女の子までが跡形もなく消えた。かつてない孤独感に苛まれることで、自らの存在意義を見失い、精神の深みで苦しみ悶えた時間であった。
この空白が、僕の世界観にどれだけの影響を及ぼしたのか。
それを知るためにも、今一度振り返る必要がありそうだ。

出会いと別れが同じ比率というわけにはいかず、別ればかりが目立った一年。これ以上にないほどの完成度を誇る美少女ユニットが、いかなる理由があろうとも突然解散などしてはならない。しかし、それは起きてしまった。
今なお輝きの記憶が新しい、可憐Girl'sの三人組。インパクトのあるデビュー曲で火が付き、続くセカンドも素晴らしい出来映え。まさしく順風満帆に上昇気流に乗っかった矢先、突然の解散が知らされる。
事務所絡みの諸々の事情があったにせよ、これには単純に悪意しか感じられなかった。少女らの夢は突如、幻と散ったのだ。
それと入れ替わりに心に飛び込んできたのが、言わずと知れたクッキンアイドル福原遥。あまりに意図的なNHKの戦略にまんまと嵌まり、U-15アイドルファンをメロメロに萌え盛らせ社会現象に。
あくまで子供向けのスタンスを崩さない姿勢が非常にもどかしく、むしろ反感を煽る傾向も窺えるが、受信料徴収にひと役買ったとか買わないとか!? 兎にも角にも、来年の本格的アイドル展開に期待したい。

止め処なき夢の領域
可憐少女は夢まぼろし
過去へと消えた眩しき日々

かつてのハロプロ独り勝ちの構図も、完全に逆転した昨今
紅白から突き放され、その穴埋めはAKBが十二分にこなす。
モーニング娘。は、世間からその存在を忘れられ、高齢化と共にBerryz工房℃-uteといった妹分も勢いを弱めていく。
ソロでの売り込みに活路を見い出そうとするも…道重さゆみのブレイクはともかく、真野恵里菜のアイドルデビューは、必ずしも大成功と断言出来ないのが苦しいところ。
ただ、松浦亜弥以来の純正統派としては価値ある存在に。ハイティーンの割には、大いに健闘したといえるだろう。
これとは別に、個人的な興味を掻き立てる存在が、今のハロプロには見つけられない。唯一といっていいのが、少女期の旬である℃-uteの鈴木愛理くらいか。相変わらずの天然キャラ、スラリとしたスタイルが清純派のお約束通り。残り僅かな、希少な少女の美しさを目に焼き付けたい。

刻み始めた少女の時
アイリーン 炎の戦線

美少女集団チャームキッズにおける卒業とは、単なるお稽古ごとの終了を意味するのか。それをアイドルと錯覚し思い入れを深めることは、果たしてファンにとってリスキーなのだろうか。
あまりに普通の女の子(果ては園児まで)に、平然とアイドルを名乗らせる罪深さ。気まぐれに「アイドル」を辞めて、ファンを置き去りにする子供の無邪気を責めるつもりはないが、この虚脱感は何なのだろう‥。
将来を大いに期待された少女達、牧野りな田口まりんといった逸材を失ったチャーム。その影響は計り知れない。
対して、中学進学から頭角を現してきた感の、海堂るりこ親しみある素顔が眩しく思える。今年唯一のイベント参加となった、あの触れ合いが恋しくなってきた頃。来年こそは、再びナンバーワンキャバ嬢の指名にこぎつけたい(失礼)。

消されゆく少女の雪模様
誇り高いアイドルの精神
純粋さが結んだ記憶の絆
胸に眠る美少女の幸せ

やるせない記憶の只中に閉じ込められ、遠く霞んでゆく伝説的美少女の面影。僕の運命を大きく揺るがしたのは、弱冠12歳の少女の存在であった。松嶋友貴奈。この名を耳にすると、言い様のない悲しみで胸が張り裂けそうになる。
ジュニアアイドルのステータスでもあった、ピュアピュア表紙・巻頭グラビア。ドラマ主演で、驚異的な才能を見せつけた美少女が手にするのは当然の栄誉。忽然と姿を消した理由がどうあれ、あまりにも価値あるものを棄ててしまった感がある。
契機を逃してしまえば、女優への道は確実に閉ざされる。ひとつの可能性が途絶えるのは、凄まじい落胆を呼び起こすもの。
それは僕に、死に等しい永遠の別離を予感させた。初めての終幕に茫然としたまま、モノクロームな記憶を反芻することしか出来なかったんだ。

サヨナラ少女の季節
鋼の牙城
ファースト・フィナーレ

田口まりん、牧野りな

胸の中を乾いた風が吹き抜ける毎に、この魂は干乾びた抜け殻と化していく。諦めでも哀しみでもない感情に支配され、当てもなく彷徨う運命に光は見えてくるのだろうか。
癒しを求める魂の行く末、それは、現実とはかけ離れた小さき少女達の桃源郷。新たなる時代に生まれ来る美少女の幻を夢見て、心静かに過ぎ行く時を見詰めたい。

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2009/12/20

失われた絆 孤独の闇に消されて

石井萌々果

容赦のない過酷な派遣労働も、ここにきてようやく一段落。
生活を支えるにはあまりに不十分な仕事でさえ、そう長くは就くことが出来ない。この大不況は底無しである。
その場限りの仕事の連続に、連帯感や人間関係は皆無であった。現場へ同行した名も知らぬ同僚が突然死したが、笑い飛ばしている者すらいた。ただ機械のように作業するだけの、無機質な生活に一滴の潤いもありはしない。

温かい絆を描いた物語に強い影響を受けるのは、きっと憧れがあるのだろう。ドラマ「マイガール」が放送終了したが、その最終回には胸が熱くなった。
コハル(石井萌々果)との別れのシーン。バスを追いかけるというベタな演出ではあるが、幼女の純真な思いに、どうしようもなく切ない気持ちに駆られた。例えばこんな娘がいたなら、僕のような愚かな人間でも変われたに違いない。
少女の純粋な輝きは何物にも代え難い。新たに登場する美少女に引き寄せられるのも、むしろ運命であると了解した。

年の瀬におけるテレビCM事情。未だに、松嶋友貴奈クリアクリーンが流れるのは痛ましい限りだが…愛娘を連想させるような可愛らしい少女らに、密かに魅了されているのも事実だ。
最も気になるユニークなものに、手ピカジェルCMが挙げられる。非常に滑舌の良い子供キャスターが印象的なCMなのだが、この女の子が何とも愛嬌ありげで可愛いではないか。
眞木めいという子らしいが、所属事務所見つからず詳しい経歴は分からない。ただ、ドラマや舞台の出演経験があるらしく、何か特別に鍛錬された感が見受けられる。
将来的には女子アナはもちろん、女優としても楽しみな存在になりそうだ。

様々な表情と素の親近感で魅了するのが、サンゲツCMでの夏居瑠奈。髪を結んで不満を漏らす様は、素の風情そのもの
対して、淡い色合いのワンピで髪を下ろした姿の清楚さのギャップが堪らない。
りぼんガールを経て、ティーン誌のモデルへと順調な活動ぶり。個人の公式ブログも持ち、期待のほどが窺える。さながら、星屑の新星といったところか。
女の子受けだけを狙ったモデルの枠を越え、男性誌への露出等、積極果敢なアピールを望みたい美少女である。

いわゆる、一瞬だけのメディア露出でありながら、その可憐さに惹きつけられる美幼女の類い。これもまた無視出来ない。
宮崎あおいでお馴染み、アフラックのCM。まねきねこダックの猫の動きが気持ち悪いと評判だが、その気味悪い獣に祝福される女の子が結構可愛らしい感じ?
ゆいちゃん」と呼ばれるこの子、はて、全くデータが見当たらない。まだ幼い故、ポッと出の子役なのか? 気になる…。
もうひとつ、ボールドCM大塚寧々の娘役を演じる女の子。
小林星蘭という洒落た名前に見合う、天使のような美幼女っぷり
こんな娘いたなら、泥を被り血反吐を吐くまで働けるだろう。
まさしく、心の潤いと漲る力を与えてくれる少女の魅力である。

いつからか知らぬ間に心に忍び寄った孤独感。もうそれが傍らになければ身動き出来ないほどに、この心身に染み付いてしまっている。脆弱すぎる魂を束縛するかのように。
遠い過去に確かにあった、温かな感触をもう思い出せない。
失われた絆はこの手を離れ、深い漆黒の闇へと消えていった。
せめて、偽りでもいい。美しい少女の面影に仄かな郷愁を。

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2009/12/12

解き放たれた混沌

桜あいり12月更新時期に差し当たり、派遣切りにも似た大量解雇が懸念されたチャームキッズにおいて、卒業となったのは阿部あんじゅ唯一人だけであった。
これで、まりあのあんじゅ完全消滅と相成ったわけだが…既に新ユニット乱立する現在にあっては、若虎自体が過去の産物となってしまった感があるのは否めない。
かろうじてバースデイサヨナラを回避した松嶋友貴奈リボンから葬り去られた大咲ひかり若虎魂の先駆者として名を馳せた川元みく。これら、姿を消した少女らの存在意義は、ますます希薄になっていく。

主軸を担うはずの美少女らが影を潜め、空洞化の進むチャーム。裏仕事山中知恵エロツンデレ松本あやかなどでは、エースの品格には程遠い印象がちらほらと。
最近では、有名無実化したストライクから大場はるかを引っ張り出してきて、どうにか立て直しを図るのに躍起である。
ただ、エース不在という由々しき状況が作り出した猥雑さに、むしろチャームらしい面白さを感じてしまうのも事実。

新たな傾向としては、牧原あゆに端を発する清純派水着の解禁が挙げられる。肉感的に成長する知恵が、大胆な水着アピールをエスカレートさせる一方で、思いがけない清純派美少女の水着露出が続いている。
ハイペースでDVDリリースを連発する牧原あゆ。これに続けとばかり、一見して水着仕事を避けそうに思える椎名もも桜あいりといった面子が、惜しげもなく水着姿を披露している。
二人に共通する純朴な雰囲気が、水着とのミスマッチを際立たせ、ことさら新鮮で魅力的に映るから不思議だ。スレンダーで中性的椎名ももの安定感が光るものの、桜あいり意外性のあるルックスも気にかかる。
元ベリの石村舞波を彷彿とさせるネズミ顔(失礼)。もともと美少女としての評価は低いが、先だってのおいも屋イベントでは神懸かり的なshotを連発。みんな日記の写真とのギャップが激しく、妙に惹かれるものがある女の子だ。

正式な結成なのかはさておいて、数々の新ユニットが乱立するチャーム。この中で最も勢いのあるユニットといえば、やはり「豆とら」だろうか。
猪突猛進、怖いもの知らず、低学年パワー漲るご存知年少ユニット。あまりの騒々しさに拳骨喰らわせたくなるが、唯一、頭ナデナデしたくなるのが流川ゆうりその人である。
他の三人と毛色が違う育ちの良さセレブリティなパパ大好きお嬢様高品位な突出した美少女性。どこかの某美少女中学生ヲタが心酔するのも頷ける。まさにこれからが旬の少女期、大変に楽しみだ。

エース空白の混沌に乗じて、ここぞとばかり活躍の場を拡げる海堂るりこ。ただ、彼女の場合、エースの座を狙うというよりは、様々な催し物や企画を心底楽しんでいる無邪気が窺える。
水着仕事こそないものの、「りぼん」における松本あやかとの優劣逆転に及ぶほどの気概を感じ得る。イベント露出はもとより、ネットラジオやチャーム限定の企画モノには必ず顔を出し、多彩な素顔で枯渇したヲタどもをるりるりに。
キャバ嬢接待と揶揄されるるりこだが、営業での損得勘定では手に出来ない癒しを施されるのは確か。是非とも、また接待を受けに行ってみたい。

追記しておきたいのが、ホラーアイドルズの片割れ、川口ひとみ川口翔子に改名し(本名?)移籍復活したらしい。
今や復帰の可能性どころか、引退、果ては死亡説まで流れ始めた(不謹慎)我らが松嶋友貴奈だが…こうなってくるとむしろ、事務所移籍し改めてスタートを切ってくれる方が、まだマシかも知れない。
同様に、牧野りな田口まりんといった素質ある少女らにも、何らかの形で復帰を期待したい。習い事感覚でチャームを利用するのに否定的だったが、やはり無闇に消えていってしまう姿を見るのは忍びないのだ。
海堂るりこ

知らぬ間に心の内を覆い尽くすかのごとく、解き放たれた混沌。低く垂れ込めた夕闇に真紅のインクを滲ませた、禍々しい光景に胸がざわめく。
新たなる世界は、確実に僕を蝕み不遇なる運命へと導いた。
かつてない個性の氾濫、素顔のままの気ままな振る舞い、そしてこの危うい無秩序。迫り来る破滅を自ら手繰るようにして、あの美少女の渦中に身を投じたのだ。

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2009/11/29

ファースト・フィナーレ

松嶋友貴奈

遠く遥かなる地に、小さく微かな息遣いを感じる。誰しもが振り返り目を凝らしたとしても、そこに在るものを見ることは叶わない。ただ、確信だけが心に訴えかけてくる。
優しくそよぐ風の感触に、踏み締める大地の頂に、遠く霞む地平の向こう側に、確かな存在を感じている。
どうしてなのか、此処に君はもういない。鮮やかに息づく想い出だけを残して、別れも告げずにふと消えてしまった。
深い悲しみに暮れた日々は、もう還らない面影へのレクイエム。新しく生まれた朝は、静けさに満ちた穏やかな目覚めで幕を開けた。そこに、苦悩も寂しさもなく、どこまでも平坦な心持ちであった。

時を刻むほどに鮮明になっていく。あまりに大きな存在であるが故に、時間がこの思いを隔てることは出来なかった。
いつからだろう。あの松嶋友貴奈が、過去形で語られるようになったのは…。
チャームに入って以来、毎年欠かさず催されてきたバースデイイベント。その可能性が完全に潰えたことで、僕の中で最後の僅かな希望までも断ち切られたようだ。
中学入学以降の沈黙の理由を、あれこれ詮索する気はなくなっていた。ただひとつの願いは、会いたいということだけ。
彼女の将来は光り輝く希望に満ち溢れているだろうが、閉塞した僕の人生は残り少ない。そう、僕にはもう時間がない。
せめてもの願いが退けられたことで、何か大切なものがこと切れたようだ。単なる諦めでない、もっと別の何か。

僕が彼女に初めて会ったのが、全く予期しなかったシチュエーション吉沢真由美(現、鈴和京子)が急遽欠席となり、友貴奈イベントを延長。奇跡的に追加チケットを手に入れたのが、きっかけだったろうか。
まだ幼く、赤いほっぺの友貴奈。それを隠すためか、メイクの濃さが気になったアリスのコスプレ。実に懐かしい。
(参照:純然たる天使の降臨 ユッキーナ伝説
その後、幾度のイベント参加を経て、07年バースデイには初めてのプレゼントを手渡す。日記で何度かマフラーを巻いた姿を見た時は、この上ない嬉しさを覚えたものだ。
(参照:駆け抜ける美少女伝説
そして、最後の参加となった昨年春のイベントでは、ピンクの可愛らしい装いの友貴奈を写真に収めることが出来た。
このチケット入手のため、仕事をクビになったのには今でも一分の後悔もない。(参照:深く安らかな伝説の時
これらイベントでの思い出は、紛れもない事実の刻印となり、現実世界で苦しむ僕を励まし続けた。転落の顕著であったここ数年を支えてくれた、彼女との大切な出逢いの数々。あの優しい面影と共に、永遠に僕の心の中に生き続けるだろう。

茫然とし、言葉を失くすほどに尊い生命の存在。全ては、もう手の届かない忘却の彼方へと運ばれてゆくのか。
約束されたはずの絆の行方を知ることもなく、胸の奥でくすぶる灯し火だけを唯一の手掛かりとして、少女は去っていった。
僕が君に捧げたのは、マフラーと安物のネックレス。それと引き換えに君がくれたのは、親愛なる感謝の気持ちと、海よりも深い心の安らぎだった。
記憶の波間から微笑みかける、少女の幸せを永遠に。
愛おしい彼の美少女との、ファースト・フィナーレ

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2009/11/21

相反する世界に在る光

志田未来

当て所のない旅路。それは辿るべき道のない失望感に見舞われる、未来なき最果ての運命に他ならない。
訪れる日々は言い様のない苦痛だけを与え、倒れそうになる僕を嘲笑うかのように吹き荒び通り過ぎていく。
過酷な現実に曝されることで、いつしか後ろ向きに生きるしかなくなっていた。それでもなお、夢や希望を見据える少女の眼差しに微かな羨望はある。悲しいかな、もう叶わぬ望みであるが故、より眩しく思えるのだ。

いかなる逆境においても、明るく前向きに生きることの素晴らしさ。全てを肯定的に受け止めることで、優しく健やかな少女の美しさは内面から際立っていくもの。
ご存知の通り、ドラマ「小公女セイラ」である。セイラといえば、アルテイシア・ソム・ダイクンと、今はなきチャームの王女様、川上セイラくらいしか思い浮かばない僕だが…そこには、成長した新進女優の確固たる存在感があった。
子役から女優へと、順風満帆な道のりを歩む志田未来
思春期にかけ急激に顔が膨らみ、劣化の危険を案じさせたが、徐々に端正な従来の美貌を取り戻した感がある美少女。
女王の教室での「てぃひ」、「14才の母」、ストーカー被害など、話題に事欠かない彼女だが、今回は実に女性らしい役柄に恵まれたようだ。主人公であるヒロインは、いかなる境遇にあっても優しさや誠実さを忘れない、プリンセスたる崇高な魂の持ち主。やや地味な印象が先行する彼女であるが、こういった華やかな役柄を見事に演じ切っているのに感嘆した。
共演者にも、岡本杏理つぐ(篠原愛実)、菊里ひかり指出らん(指出瑞貴)、中村有沙という粒揃いのラインナップが。
未来ある少女らの輝きを存分に感じ得る、名作ドラマとなりそうである。

さて、プリンセスといえば、選りすぐりの美少女の頂点に立つ有名ミスコンのグランプリに注目してしまう。
名のある若手女優を輩出した、ホリプロタレントスカウトキャラバン。今年度グランプリに輝いたのが、小島瑠璃子である。
最近の傾向としては、しっとりした潤いのある美少女を主とする、純正統派が選ばれる傾向にあるらしい。ただ、今回スポットライトを浴びたのは、意外にも都会的な印象漂う洗練されたイマドキ美少女であった。
一見して大人びたルックスのモデル系なのか?と思わせたが、いわゆるお人形系とは程遠い、力強い意志を感じさせるキャラクターが際立った。前年グランプリの高良光莉もそうだが、大先輩和田アキ子に物怖じしない度胸の良さ、15歳とは思えないはっきりとした物言いに驚かされる。
まさに未来志向に突き進み、夢を叶えそうな潜在力を内に秘めた原石であるといえよう。

心沸き立つときめきに見舞われる、珠玉の美少女コラボレーション。その本質とは、旬を迎えた少女らの相乗効果にある。
スカパーのオリジナルドラマ「小池三姉妹」では、公私共に馴染み深い「小池」姓の美少女演じる三姉妹が、リアリティある仮想現実で魅了してくれる。
日テレジェニック2009小池唯、ジュニアアイドル一時代を築いた小池里奈、子役実績とアイドル性を兼ね備える小池彩夢
実に完成度の高い美少女が集結し、否が応にも注目を集める試みとなった。
ドラマの方は、何てことはないバラエティ風味の短編だが、三人それぞれが個性溢れる役柄を演じており見所は多い。特に、彩夢ちゃんの読書好きキャラが個人的にツボだ。
ドラマのみならずアイドルユニットとしての本格始動水着を含めたグラビア競演積極果敢なイベント露出等、様々な可能性が浮かび上がる三人組。是非とも、一時の企画モノで終わらぬことを祈りたい。
小島瑠璃子

若々しく弾けるような生命力の源は、清らかな少女の織り成すポジティブな世界観にある。温かな陽射しが降り注ぐように、全ての命あるものを祝福し、尽きることない確かな力を与えてくれる。
この澱みくすんだ曇天、泥沼と化した大地。今こうして此処に立つことで、見ることも適わなくなった光の温もりは、ますます遠く手の届かないものになっていく。
相反する地に住まう少女の希望を糧として。やるせなくも切ない思いを胸に、苛烈な現実を生きていくのだろうか。

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2009/11/02

終局への旅立ち

ピュアピュアVol.55ここしばらく仕事が多忙を極めており、ブログを更新する余裕もない。まだ暗い内に起き早朝に出勤、夜遅くに帰る頃にはヘトヘトに疲れ切っている。これだけ働いても、平均的な正社員の半分以下の月給にしかならない。
少しの希望もなく無気力なまま、過酷な派遣労働に明け暮れるのは悲惨である。いわば、終末に向けて悶え苦しむ末期ガン患者のようなもの。終局への流れは、もう止められない。

先日、書店にてピュアピュアVol.55をチェックする機会があった。噂によれば編集者を総入れ替えし、完全リニューアルしたとされる本誌。発売延期、そしてその顔触れからして、全くといっていいほど期待していなかった。
実際に目にしてみて、大方の予想通り…いやそれを通り越して、驚嘆するばかりの酷い出来映えだったのだ。
先ず、表紙の小池彩夢。わざと選んだとしか思えない、殊更写りの悪い写真に驚かされる。この時点で、手に取る人は少ないだろう。そして何といっても、人選の悪さが目に余るものがあった。
彩夢ちゃんの巻頭グラビアは無難とはいえ、初登場で目ぼしい子がただの一人もいない。まるで単なる芸能情報誌を見るかの、SKEの取るに足らないグラビア記事。誉れ高い正統派ジュニアアイドル誌の栄光は、完全に地に堕ちてしまった。
鮮明な画質で魅せた美少女グラビア新たに発掘される原石へのときめき。決して知名度に左右されない、厳選した清純派美少女を取り上げた審美眼。これら全てが欠落し、これまで築き上げた歴史に、取り返しのつかない汚点を残すことになるだろう。

まさに終局と呼ぶに相応しい、代表的なジュニアアイドル誌の転落劇。それならばいっそ、叶わぬ少女期の夢に浸り我が身もろとも潰えた方が好し。
変わらぬコンセプトがむしろ痛ましい小学生限定ムック、海王社のSho→Bohvol.18の表紙を飾る超絶幼い六年生森下真依につられて久々に購入してみた。正直、今回のピュアピュアより数段マシな選択といえるに違いない。

森下真依
クールで寡黙なイメージの強い女の子だが、クリクリした瞳が小動物風な癒しを放つ絶品美少女。順調なDVDリリースが続くが、イベント等は控えめか。浴衣や水着のDVDカットもあり、大いに購入の参考になると思われ。
嫌らしい話抜きに、この子の腰つきからお尻のフォルムが最高に美しい。神が創り給うた、絶大なる癒しと未成熟な曲線美の融合。この際、アイドル性云々は考えずに生温かく見守りたい。
天野まあさ
まあさといえば、ベリのあの人が思い浮かぶが…まるで似ても似つかぬ、清楚なお嬢様系だろうか。決して腕相撲が強そうにも見えない華奢さ加減が、ビンビンと琴線に触れてくる。
笑顔が非常に爽やか。明るい性格なのか、常に笑っている印象が微笑ましい。心交社などからもリリース情報があり、正統派の美少女水着として価値あるものになりそうだ。
桜木ひな
良くいえば普通、悪くいっても…普通? 要するに、どこにでもいる小学生女児である。まあ、ある意味、親戚の子に居そうな親近感は確かにあるのかも。
やや日焼けし過ぎなのと、歯並びが気になってしまうが、「普通の子」と認めれば純天然モノの有難みが出るというもの。
小麦色の素肌に浮かぶ肋骨萌え、そんな人種には受けることだろう。
木村葉月
はーたんリアル愛娘にしたい輩は多いことだろう。タンクトップにショートパンツという軽装ではしゃぐはーたんに、心底和みまくること請け合い。
小さ過ぎる身体に隙間だらけになってしまう水着が危なっかしい。どんだけ幼いのかと思ったら、もう三年生とは驚きだ。
もうずっと園児のままでいいよ、はーたん。
荒川ちか
何かしら特異なオーラを感じ得る少女。前号表紙で話題となり、一部で高い評価を得ているらしい。確かに不思議な魅力のある子だが、水着なしでどこまで行けるのか疑問は残る。
いわゆるお人形系といえるが、このパッツン前髪が如何ともし難い。厚めの唇がエキゾチックな雰囲気を醸し出すが、個人的には評価しにくいタイプ。成長により洗練されれば化けると見たが如何に?
森下真依

過去の栄光は幻のごとく消え去り、幼い少女の時は一瞬の輝きだけを心の底に残すのみ。僕の時間は止まったまま、過ぎ去っていく貴い軌跡の傍観者となる。
ただ、思い出だけを脳裏に刻み生きていくのか。この耐え難い苦しみはいつか心を蝕み、凄惨な現実を呼び戻すのだろう。
今、旅立つ時。やがて訪れる終局を待ち侘びて。

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2009/10/18

深海に揺らめく少女の波紋

川島海荷事務所のゴリ押しとは恐ろしいものだ。度重なるメディア露出によって、大衆の脳裏に意識させる間もなく刷り込みを企てる。
あたかも、深い心の裏側にそっと入り込み、微かな波を感じさせる小さな波紋のように。

CM出演雑誌の表紙映画ヒロインと、怒涛の展開を見せる川島海荷。近年稀に見る本格的プロデュースを施された少女の存在が、このところ気になって仕方ない。これまさに、思うツボにハマってしまったらしい。
ピュアピュアVol.40での初見の印象は、ちょっぴりお転婆な強気少女。それは、ほぼ正解といえるが…幼くあどけない面影を色濃く残しながらも、力強い少女の眼差しに射抜かれたのを憶えている。(参照:天使が唱える癒しの魔法
その後、Vol.52で再び表紙を飾った時には、現有する透明感と、やや落ち着いた美少女風情をしっかりと手中にしていた。
(参照:駆け巡る美少女の波動
短期間の内に、みるみる美少女性に磨きをかけた珍しいケース。映画主演など女優としての評価も高いが、その少女らしい美貌を活かすプロデュースを期待したいところ。例えば、ガールズユニット9 nineにおけるアーティスティックな志向よりも、ソロでの正統派アイドル路線に転向する等…ますます夢が広がる。
水着に抵抗感のない点も、大いに評価すべき。グラビア、女優、アイドル、多方面での可能性を発揮出来そうな原石と思う。

同様のパターンで働きかける、いわば使い古された古典的手法がある。幼子の無垢な姿は普遍的であり、その癒しが絶大である以上、これを認めないわけにはいかない。
かつて、美山加恋が草彅剛の娘役を演じ、見事ブレイクした過去がフラッシュバックするようなドラマ「マイガール」。
ここで、やはりジャニーズ相葉雅紀の娘役を演じているのが、石井萌々果。ブレンディのCMで、原田知世と共演した子役といわれれば、何となく分かる程度だろうか。
可憐」という言葉がぴったり当てはまる、一点の穢れもない美幼女。声が細く、ひた向きさに溢れた初々しい演技で痛烈に魅了する。「萌え」という字を名前に入れたがる安易さにげんなりとしながらも、久々に幼女萌えしてしまい恥ずかしい限り。
とびきりの美幼女を抱っこしたり、肩車して触れ合う相葉にちょっぴり嫉妬!? おいも屋なら、間違いなく高額特典だろう??
いやはや、幼さ故の純真な煌めきには恐れ入った。これを出されたら何者も敵わない。是非とも、お約束通りの大ブレイクへと繋いで頂きたいものだ。
石井萌々果

心の内には、大きく底知れない海がある。両手で抱え切れない多様な生命の集合体が、青く冷たい深みに揺らめいている。
僕はきっと、この密やかな波紋に気付けない。それは、あまりにも研ぎ澄まされた透明感を帯びたまま、深海の底に波打った少女の輝き。ただ、どこからか響き渡り、心の端に静かに打ち寄せるだけ。
いつしか僕は、甘く切なく満たされた感覚に身を浸すようにして、あの美少女の潮流に呑まれてゆくのだろう。

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2009/10/04

鋼の牙城

ラブレターでの友貴奈

身の内を深く貫いた衝撃の大きさを、克明に書き綴る筆を僕は持たない。全ては絵空事でしかなかったはずの輝ける世界が、リアリティある気配を滲ませ迫ってくる。
意識の表層を固く閉じることで、僕は遠く隔てられた心の深層へと旅立った。これを運命と呼ぶのなら、視界を塗り潰す暗闇を抱いて生きるのに、躊躇う理由などありはしない。
ありとあらゆる事象が、清廉たる美少女の為に意味を成すのがこの世界の理。この真実は、揺らぐことなき大前提なのだ。

過酷な派遣労働で身を削り、光の見えない道程を歩む運命。
そんな泥沼に堕ちた日々を支えてこれたのは、彼の美少女の存在があったという事実が甚だ大きい。
昨年の多大なる活躍により、チャームキッズのエースに駆け上がった松嶋友貴奈。今年に入り、その存在感は希薄となり、遂にはようやく掴んだエースの座を追われようとしている。
今秋、チャームHPのTOP画像が更新された。その背景には、事務所による、明確な今年度注目株の面々が主張されているようだ。
裏仕事(水着仕事)の重鎮山中知恵に、鬼ツンデレが柔らかくなった松本あやかチャームキッズ・ナンバー2海堂るりこらが最前に。肝心のユッキーナは、端の方に最小掲載となってしまった。
確かに、今年のユッキーナの沈黙は常軌を逸している。
春以降、全く姿を見せなくなった経緯からして、エースとは到底呼べる存在ではないだろう。
しかし、確実に言えるのは、その美少女性、女優資質は他の誰よりも優れているということ。本来であれば、活動状況がどうあれ、弱小事務所の看板に据え続けたい逸材である。
たとえ表舞台から消えても、ファンの心の中にその存在を色濃く残す少女。それこそ唯一無二の、誇るべき美少女伝説といえるのではないか。

いわゆる、この猥雑とした世界で主役を演じ切れる特別な少女は、ある程度限られる。ある一定のレベルを越えて成長を進めるというよりは、最初から目を見張る煌めきを帯びた美少女の存在
単純所持や二次元の規制といった児ポ法改悪は、政権交代により棚上げされそうではあるが…その余波を受けて、ジュニアアイドル業界でも、U-15の水着に慎重な姿勢もしばし見られた。
それでも、いもうとアイドル倶楽部の各種コンテンツは、水着をメインとした方向性に変わりはない。ただ、傾向としては、牧原あゆ椎名ももといった、清純派水着路線に移行しつつあるようにも感じられる昨今。
ここにきて世に送り出そうとしている、いもクラ渾身の秘密兵器葉月らんというこの子、相当に清純さ溢れる容姿、妹系な小動物的可愛さで、はっとさせるものがあった。
松嶋友貴奈福原遥を掛け合わせた、というのは褒め過ぎか。それくらい言いたくなるほどの完成度はあると思う。水着を主とするアピールで、どれほど魅せてくれるのか大変に楽しみだ。

子役の世界は、昼ドラから開かれる。この法則は、あながち嘘ではない。前田亜季しかり、井上真央しかり、松嶋友貴奈しかり、小池彩夢しかり…これら過去の事例が証明している。
ラブレター」以降、インパクトの欠ける昼ドラが続いたが、正統派の香り漂う美少女の登場により徐々に活気づいてきた。
嵐がくれたもの」に出演する山口愛という少女が気にかかる。この年齢にしては芸歴が長く、落ち着いた印象の演技派子役といったところか。ピュアピュアVol.51にも掲載されており、この当時に比べても大分美少女性に磨きをかけた様子だ。
(参照:待ち望む美少女の波
やや地味なイメージが先行するが、U-15界でメインキャストを張れる子役美少女であると断言出来よう。期待大である。
山口愛

折り重なる奇跡の果てに辿り着いた、大いなる神の地を与えられし申し子達。その類い稀なる美しさは幻想的でもあり、夢のように揺蕩う別世界において、更なる精神の深みに僕をいざない続けた。
朽ち果てることなき美少女の記憶は、永遠へと続く時を刻んだ異世界の扉を開く。
何者にも代え難く、傷付けることも憚れる永遠の美少女像
それは、決して落ちることのない鋼の牙城なのだ。

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2009/09/27

少女本来の自然な輝き

福原遥アピールが強過ぎるテレビCMは、鬱陶しいことこの上ない。リズミカルなBGMに乗せて特定のフレーズを連呼し、印象付けようとする、安易な発想から生まれた手法がはびこっている。
要するに、極めて不自然であるし、耳にこびり付く嫌悪感が酷いのだ。放送倫理だ何だと言う前に、これらを何とか出来ないものか。不快なのだよ、誰とは言わないが…タマホームにメガシャキ、住宅情報館、その他云々。

ただひたすら自己アピールを繰り返すばかりが、アイドルの心得とは限らない。出来の悪いテレビCMの氾濫は、そう思い直すきっかけとなるかも知れない。
最も重要視するべきは、少女らしく健やかな鮮烈さはもとより、その内に秘めた深く優しい温もりを感じ取れるかどうか。
言葉や行動より先に、率直な印象として訴えかけてくるものを大切にしたい。本来の少女ならではの美しさには、決して飾り立てることなく自然体でありながら、人の目を引きつける精緻な輝きを湛えているはずだから。

いたずらに潔癖主義を貫くことの愚かさを、自ら知ることはないであろう国営放送において、いかなる素質ある美少女もアイドルとして大成出来ない運命に縛られる。
クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」まいん演じる福原遥が巻き起こした、U-15ジュニアアイドル界隈を席巻する大旋風。
これだけヲタを熱くけしかけておいて、大きなお友達を嘲笑うかに無視し続けると思われた。しかし、意外にもCDリリースというアイドル的展開を打ち出したのは、ある程度評価すべきだろう。
この「キッチンはマイステージ」は、言わずと知れたオープニングテーマ。まいんを象徴するポップナンバーだが、更に特典DVDを同梱した限定生産盤、ベストアルバム等も出るという。
これは、ひょっとして本格的アイドル展開があるのか?と思わせたが…これら一連の動向は、アニメを主とした企画モノの色合いが強く、本来のアイドル路線には程遠い印象。
おいも屋は無理としても、秋葉原で発売イベントを打つくらいでないと、純正統派アイドル福原遥には逢えそうもない。
アイドルとしてのみならず、可憐な美少女の要素を活かすためにも、NHKの呪縛を振り払って欲しい女の子の一人だ。

がんじがらめに縛りつけられた鳥籠の中で静かに時を刻み、飛び立てる時を待ち焦がれるのも、ひとつの方法ではある。
これまでの顔触れからして、素質溢れる美少女を輩出した感があるてれび戦士。大ブレイクに至ったのはごく僅かとはいえ、多方面で活躍出来るだけの表現力を育成するには、悪くない道すじである。
チャーム出身の中村あやの平田真優香が存在感を発揮しつつある昨今、僕は、より可能性を見い出せそうな少女に注目する。
小柄で、いもうと風な容貌が幼く愛らしい白坂奈々。わりとツッコミ厳しい点が面白い女の子だが、あの「フジッコ煮 海の野菜」CMの子とは、今更ながらに知った。順調にいけば、天てれ卒業する頃に旬を迎えそうで何とも楽しみだ。
新人でもう一人、モデル出身の鎮西寿々歌が気になる存在。いかにもな、お人形系美少女。やや西欧風な面立ちにも見え、和風な美少女好きの僕には珍しい嗜好を掻き立てる。特別なオーラを感じているのだろうか。

行き過ぎたアイドルアピールが時に不快感を伴うことはあるとしても、全くもって方向を取り違えたアピールよりは、遥かにマシな気がする。それはもう、致命的なイメージダウンに直結するからだ。
夕方からのTXバラエティ「ピラメキーノ」という番組。この中で、子役同士で「ねるとん」いや「あいのり」を彷彿とさせる恋愛体験のコーナーがある。
これまでに、星☆美優や、チャームから姫野まほ竹森ゆいらが出演しているが、正直言って看過出来ないものがあった。
こういった恋愛に関する事柄は、どう転んでも良い印象を与えることはない。男の子のプロポーズを受けても、断っても、必ず悪いイメージが先行してしまうもの。たとえ、疑似恋愛であったとしても、アイドルとして途方もないイメージダウンに繋がるのだ。
子供同士のじゃれ合いに目くじら立てて、大人げないと言う人もいるだろう。しかし、アイドルに幻想を抱いている人間にとって、それは穢れない存在であるのが絶対である。
アイドルに恋愛はご法度。この原則は未来永劫破られるものでなく、これを守り通すためならば仕事を選ぶべきと考える。
然るべき範囲内において、誠心誠意アイドルとしての嗜みを貫き通す。そんなアイドルアピールに、ときめかせて欲しいんだ。
白坂奈々

目まぐるしく移り変わる印象が、僕を混乱に陥れる。人々の喧騒や思惑に支配される心は、どこか別の場所に置き去りにした遠い幻のよう。そう、それは僕であって僕でない。
もの言わぬ少女が微笑むだけの、閑散とした空間が心の片隅にあってもいい。満ち溢れる喜びと、尽きることなき夢が手に入るなら、陰鬱なる運命にこの身委ねるのだ。

おことわり
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