死地を駆ける少女美の真髄
上野駅の不穏な雰囲気が、僕を包み込む。至る所に警棒を握り締めた警官が立ち、人波に目を光らせる。
例の秋葉原の事件から、一般市民による無差別の犯行を警戒してのことか。ついこの前までは、アルカイーダなどの国際的テロ組織を意識していただろうに、皮肉なことだ。
黒を基調とした服装に、帽子を
目深に被った僕は長身なだけに、殊更に怪しく目立つ存在らしい。職質こそ受けなかったが、幾度も鋭い視線で追われ睨み付けられる。
その腰にぶら下げたニューナンブで、僕を撃ちたければ撃てばいい。しかし、あの容疑者のようにバンザイする気は毛頭ない。この魂を殺せるのは、強いて言うなら美少女だけだ。総身を貫けるのは、無垢な少女が発する熱いときめきだけだ。
死するならば、美少女の面影を胸に。これ、我が本懐なり。
初の品川。ステラボール!? はて、分からない。
とりあえず、坂を上れと歩けば、いちょう坂とざくろ坂を間違える。こうなるともう、ハロオタっぽい連中を尾行するしかない。
このほど、インディーズデビューを果たした真野恵里菜のお披露目イベントに、この品川を訪れたわけである。
開場時刻を10分ほど過ぎた時点で、既に整理番号1000番台の入場を始めている。500番台の僕は、完全に出遅れたわけだが…それよりも、入場者数の多さに愕然! 一体、どんだけ詰め込むというのか!?
ライブハウスらしく、オールスタンディング形式。正直、密集したオタ臭さの中、立ちっぱなしで待つのは勘弁願いたい。
さて、今回のイベントでは、ベリキューそれぞれのリーダーである清水佐紀、矢島舞美の2人が応援に駆け付けた。
昨年夏以来、久しぶりのまいみぃが見目麗しい。キャプテンは、また少し背が伸びただろうか。主役のまのえりを引き立てるべく、シンプルなTシャツ姿で登場した。
これまでの成長、歩みを振り返るまのえりヒストリー。エピソードに辛辣なコメントを挟むまいみぃの純天然ぶりが、会場を爆笑の渦に誘う。苦笑いのまのえり。困り顔のキャプテン。もはや、まいみぃの独壇場だ。
まのえりクイズでは、最終的に残った1人が、まのえりと2shotポラが撮れるという。ステージに上がってその場で撮影とか、思いっきり晒し者状態。あがり症の僕には、想像するだけで身の毛もよだつシチュであった。
そして、肝心の曲披露。普通に唄って踊るのかと思いきや、ピアノ弾き語りとは驚きだ。よく伸びる歌声と、意外なまでの演奏の巧みさ。その技術と努力の賜物は、十分賞賛に値すると思う。
お約束通り、最後は高速握手会で締める。今回は、ベリ握手でいつも印象の薄いキャプテンを吟味しようと臨んでみた。
先ずは、まいみぃの温かいおもてなし握手が痛く心地良い。
次のまのえりは、遜色ない美少女ぶりで包み込み、さてキャプテンはといえば…うむむ、何か今ひとつなのだ。間近で見ると、酷く印象の変わるタイプなのか!? やや残念。。
ともあれ、まのえりのひたむきさが覗けつつも、まいみぃの存在感が際立つ、皮肉めいたイベントとなったようだ。
雨天わざわざ上京したのだから、僕が秋葉原に立ち寄るのは当然のこと。日曜のホコ天が消えたアキバは、傘がぶつかり合い、歩きにくいことこの上ない。例のごとく、おいも屋北澤ビルに到着した僕の脇を、小さな女の子が通り過ぎた。
あの子は確か、星☆美優ちゃんではないか!? ママ同伴で、ゆったりしたイベント入りの様子であった。
この日、おいも屋に赴いた最大の目的は、何といっても松嶋友貴奈DVDのダブル購入にある。商品化は嬉しいが、経済事情が厳しい僕には手痛い出費。なんやかんや一万円を超える買い物になってしまったが、この雨によるポイント二倍特典は嬉しい誤算となった。
さあしかし、ユッキーナイベント予定のない今、獲得するチケットに困る。そこで、幼い容姿ながら僕好みの可愛さで以前から気になっていた、みゅ~みゅ~こと星☆美優イベントに初参加してみることにした。
高学年とは思えない、非常に華奢で幼い雰囲気の女の子。
チェリー柄のワンピースと三つ編みが、幼さに拍車を掛ける。
ブログでは無邪気に愛嬌振り撒く彼女だが、元々は大人しいタイプの女の子らしい。子供っぽくはしゃぐことなく、真面目で礼儀正しい佇まいに好感が持てた。
ただ、ワナップに馴染みの薄い僕には、妙な「親衛隊」らしきファンのテンションの高さに、どうにも違和感を覚えてしまう。
ユニット活動もあるせいか、いわゆる特定のファンがついているようだ。つまり、僕一人だけ妙に浮いてしまうのである。
美優ちゃん手作り扇子の抽選をしながらのイベント進行。なかなか当たりの出ないくじに、一喜一憂する親衛隊の連中。
孤立感を深める僕は、得てしてこういう時、当たりくじを引いてしまうのだ。背後から妬みの視線が突き刺さる。
うむむ‥嬉しいやら悲しいやら複雑な心境に。。
この雨に打たれながらも、前へと進む気持ちがある。分厚い曇天に隔てられた行き先に、きっと希望の光は見えないだろう。
それでも、この胸には誇りがある。頑なに求めるものがある。
死さえも、この信念を断ち切れはしない。
美しい少女に見た輝きの真髄とは、穢れなき魂と人心を射抜くひたむきな純粋さにこそある。
しとしとと降り注ぐ6月の梅雨空は、涙を浮かべながら切々と訴えかける。生死をかけて、少女美を追求する尊さを。
| 固定リンク | コメント (5) | トラックバック (0)





















![: 矢島舞美1stソロ写真集 「舞美」 [DVD付き]](http://g-ec2.images-amazon.com/images/I/01NrsPmeY2L.jpg)













最近のコメント