2011年アイドル総決算
世間的にも東日本大震災があったが、個人的にも、これまでの生涯において最悪の年になったと言える。母が亡くなったことを契機に、全てが悪い方向へ流れ、どん底に叩き落とされた感じだ。
そんな中、アイドルに夢現となる心の余裕はなくなり、日々の苦しみに葛藤するだけの時間が、ただ過ぎていった。そういった事情から、恒例のこのテーマで取り上げるべき話題は少ない。それでも、唯一の生き甲斐、心の拠り所となるだけに、印象的だったアイドルを簡単に記しておくことにしよう。
戦国時代において、ローティーン、制服、清純派という三大要素を兼ね備えた、さくら学院。メディア受けは、やや伸び悩んだ感があるが…ベリヲタのタワレコ社長も推すだけあり、選りすぐりの美少女揃いなのが、ひときわ魅力的に映る。
とりわけ、ピュアピュア登場以来推し続けた、武藤彩未の可愛さに磨きがかかったのが何とも嬉しいかぎり。まさに、劣化知らずである。さ学卒業後の展開が非常に気がかりだ。
(参照:武藤彩未の真骨頂)
さらに、ライブで衝撃を受けた重音部BABYMETALだが、ここにきて大ブレイクの兆しか!? 公開されたPVが世界中で話題となり、再生数やらコメントやらが凄いことになっているらしい。あれは確かにクセになるし、とにかく幼く可愛い。将来性抜群だ。
問題は、可憐Girl'sをみすみす潰したアミューズが、果たしてこのチャンスを活かせるのか? 甚だ疑問である。
デビュー当初から、凄まじいプロ意識とアイドル性を見せつけていたBerryz工房の嗣永桃子。アイドルヲタ25年の僕をして「怪物」とまで言わしめた彼女だが、ここにきて「ももち」の名を世間に轟かせた。(参照:ももち論最終章 大いなる眠れる魂)
「桃アタック」、「許してニャン」などの必殺技を駆使し、周囲からツッコミを呼び込む、ファンにはお馴染みの手法は健在。
AKBさえ手玉に取る度胸も抜群で、更なる知名度アップも期待出来る。ちなみに、ももち崇拝者であるSUPER☆GiRLS前島亜美も推しているが…空手披露、センターキープと奮戦しているものの、ももちほどのインパクトは期待出来ないだろう。写真集を始めとしたアイドル展開、フレッシュさでアピールして欲しい。
無神経な社長のつぶやきが、ヒンシュクを買っている様子のチャームキッズ。新潟のご当地アイドルと連携を組む、今時わけの分からないローカルな展開を繰り広げては、貴重な人材や資金を相変わらずドブに捨てているようだ。
正直、注目する気にもなれなかったが、強いて言えば、藤谷まなのメディア露出は確かに際立っていた。いわゆる「読者モデル」であるものの、カリスマともてはやされ、テレビで紹介されることが多々あり。美少女ぶりが群を抜いているのは認めるが、彼女の本当の魅力は、あの人懐こさと無邪気なキャラクターにある。もう少し、違った角度から良さを引き出して欲しい気がする。
もはや取り返しのつかない十年に一人の奇跡、松山友紀奈の活動再開についても少々。東急線のTOQビジョンという、車内CMに出演していたのが確認された。受験後の本格始動に向けて、ほんの少し光が差してきたようで心より安堵した。
新たなる年は、おそらく僕にとって地獄への入り口となるだろう。2012年、終末説が話題となる最中、もう全てが終わってしまえばいいと、捨て鉢になっている人は少なくないに違いない。
目を閉じれば、いつしか疲れ果て、道端に倒れこんでいる僕の姿が、ありありと瞼に浮かぶ。たとえ世界が終わらなくても、ありふれた幸せはもうずっと遠い。求めるまでもなく、かつて見た少女の記憶だけが、唯一許された僕の幸せだった。
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