2017/07/08

待ち望まれる子役の新時代

大里菜桜

子役の世界に関して、芦田愛菜を代表とするひとつの時代は終わりを告げたように思える。彼女自身については、抜きん出た演技の才能や、難関中学を制した努力家の面などリスペクトに値するものが多々あったが、美少女としての評価が最後まで上がることはなかった。
次なる時代こそは、優れた才能と美少女性を併せ持つ子役の登場が待ち望まれる。残念ながら、そうした存在が未だ出現していないが、あくまで美少女という観点から注視すべき少女は居るだろう。無論、十分に可能性を秘めているはずだ。

無名ではあるものの、幼いながらに多才、極めて高い美少女性を有している大里菜桜は、決して外せない原石である。
まだ演技経験は浅く、才能も未知数。しかしながら、天性の可愛さと明るい性格で、着実に様々な仕事の経験を重ねているようだ。
香川県の盆栽をテーマとする「盆人プロジェクト」、その宣伝部長に就任した経緯などは殊更印象的だった。コミカルな曲とダンスで地方をアピール、昨年はフランスで開催されたJapan Expoの香川ブースにも出展し、海外出張も果たしている。
巧みな英語でインタビューに答えたり、盆栽の作り方を英語で解説した動画まで上げている。非常にネイティブに聞こえるほどで、国内のみならず、海外でも活躍出来そうな非凡な資質を備えているかのようだ。
冗談でなく海外活動までも視野に入れた、子役のモデルケースになり得る逸材なのかも知れない。

一時期注目していた沖縄のダンス美少女池間夏海が、何やらロックバンドのイメージキャラクターに起用されたらしい。
サイダーガール」という顔出しをしない風変わりなバンドで、MVに中心となって彼女が出演している。それはともかく、久しぶりのその姿は髪をショートにして、少なからず大人びた雰囲気もあり、かなりイメージが一変していた。
思えば、もう15歳。子役の範疇から外れつつあるが…僻地の沖縄でローカルな活動に終始し、日焼けしながらヒップホップダンスばかりやっていたのは何とも惜しい。並外れた美少女だけに、こうした仕事をきっかけに、全国区のモデルや女優を目指してもらいたいものだ。
余談だが、地方ローカルの番組に出演した際の、ややおっとりした訛り口調が思いのほか良かった。キャラクターの面も含めて、まだまだこれから見守っていきたい女の子の一人であるのは間違いない。

最後に、旬の美少女子役として挙げずにはいられない篠川桃音についても少しだけ。
直近の活動では、いわゆる特撮戦隊モノ番組にゲスト出演したりしているが、彼女本来の可能性からして、やや物足りない感もある。
もう少し、著名な映画やドラマ出演など、事務所が強力にプッシュし、起用する側も人を見る目を養って頂きたい。子役として伸び盛りのこの時期に、ひと頃の有名子役ばりの扱いを受けても全然良いと思うのだ。
ただ、成長するにつれ顔の輪郭が膨らんできており、若干の肥満傾向が気にならないといえば嘘になる。そこだけ気をつけてくれれば、将来的に女優としてのブレイクも夢ではないと考えている。
池間夏海

単純に子役と人はいうが、その時期にしか出せない演技の妙、幼く純真であるが故の他にはない魅力が必ずあるはず。

決して大人ぶらない、自然でしっくりと馴染む演技の出来る美少女子役を切望する。あらゆるメディアの映像表現から、最も端的に訴えかける力を得るものは、先ず何よりも絶世の美少女であること。大前提として、この信念は揺るぎないだろう。

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2017/07/02

ハロプロの迷走期

嗣永桃子

迷走を続けるハロー!プロジェクトにおいて、新たな発表があったので、一応言及しておきたい。例による、カンガルの移籍人事である。

ハロプロ新体制などといわれているが、知っての通り、これはカントリー・ガールズを生け贄にした有望株の引き抜きに他ならない。
予想した通りに、カンガルのエース級であった森戸知沙希が、本体であるモーニング娘。'17に移籍し、他メンは形だけの移籍・兼任となった模様。船木結アンジュルム梁川奈々美Juice=Juiceにそれぞれ加入したが、完全に茶番だろう。
アンジュにせよ、ジュースにせよ、加入したメンバーのカラーにまるで合っていない。可憐な魅力のある船木は、ごちゃ混ぜ感のあるアンジュに馴染まないし、頭のデカくてキャラ映えのする梁川も、ジュースの格好良さには到底見合わない。
主要メンが抜ける本体を補強するために森戸を囲い込んだのが、あまりにも露骨過ぎて、少なからず嫌悪感を覚えてしまったのは否めないところだ。

これと同時に、研修生から川村文乃段原瑠々らも、アンジュジュースに新加入を果たしている。
川村文乃はよく知らないが元々有望であったらしく、容姿のよく似た宮本佳林を避けアンジュ入りをしたと噂される。かねてより娘。入りを有力視され続けた高スキルの段原の人事は意外だったが、遂に段原ルーレットJJに止まったらしい。
こぶつばは弄らない方針なのか分からないが、まだ若い面々なだけに、テコ入れは必要ないということなのか!? それにしては不可解なのが、研修生の一岡伶奈を中心とした新ユニットの結成である。
カンガルを犠牲にして森戸を引き抜いた、もしくは不良債権と判断したのなら、これ以上グループを増やすのは得策ではないはず。あくまで少数精鋭で規模を縮小し、各ユニットの引き締めにかかると思われたのだが、全くもって不可解だ。どうも今のハロプロは、どういった方向性で運営していくのか、全く見通せていないのではないか?? まさしく、迷走そのものである。

無惨なカンガルの最期を突きつけられた形の嗣永桃子であったが、こちらもアイドルとしての幕を下ろしたようである。
Berryz工房のメンバーはもちろん、先頃復帰した道重さゆみ他、歴代OGまで駆けつけた最後のステージは、いかにもももちらしいアイドル王道ど真ん中の充実したラストに終わったと聞いている。
湿っぽい感じは全くなく、最後の最後まで笑顔で終始したアイドルらしさ。退場する場面が、某ハリウッド映画の有名シーンに似ていると話題を呼んだが、サービス精神に溢れる演出だったと痛く感心している。
ひとつの時代が終わったわけだが、現在のハロプロを見る限りにおいて、彼女のような本物のアイドルが生まれる期待はもてそうにない。
もう少し、グループをメンバーを重視し、そして何よりファンを大切にする、アイドルとしての原点に立ち返る気構えが必要なのではないか。僕はハロヲタとはいえないかも知れないが、いちアイドルファンとして、今後のハロプロを諦めずに見守っていきたい。

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2017/06/22

素顔を解き放つ時機

Kornと

いつの日からか、僕の中でBABYMETALは抽象的なものとなっていった。アイドルからアーティストの括りに移行するにつれて、三人の魅力ある少女の存在感が希薄になり、厳格にプロデュースされた故に、甚だ象徴的な意味合いを帯び始めていた。
僕は、BABYMETALの高い音楽性、SU-METAL中元すず香)の天性の歌声、ゆいもあ水野由結菊地最愛)の躍動感溢れるダンス、それらに魅了されながらも、心のどこかで寂しさを感じ続けていた。そう、さくら学院で見せていた、少女らの屈託のない素顔を狂おしいほどに求めたのだ。

今月はLAワンマンからスタートしたBABYMETALだが、「From Dusk Till Dawn」という曲を初披露するなどし、かなりの盛り上がりを見せたようだ。相変わらず曲数は少なめだったが、久しぶりのライブを心待ちにしていた海外メイトには満足のいくものだったらしい。
個人的には、東京ドームで披露した「シンコペーション」が非常にインパクトを残している。メタルのことは分からないが、いかにもな和製のロックという雰囲気がして、とにかく抜群に格好良い。もっと、ライブのセトリに入れてみても良いのではないだろうか?
そして、定番となりつつある大物サポート、KornのUSツアーにも帯同している。過酷なアウェーの地で武者修行かと思ったが、意外なまでにメンバーが楽しんでいる姿が垣間見られ、その最たるものは例によって6月20日に巻き起こったのだ。

チュラビスタでの公演、地蔵がひしめく超アウェーながら、素顔が零れ落ちる嬉しいハプニングが続出する事態に。
CMIYC」で背が伸びたMOAMETALSUの股を潜れずに苦笑い、珍しく果敢に変顔対決に挑んだYUIMETALが直後に振り間違い、極めつけはSU-METALによるYUIMETALバーズデイサプライズだ。
KARATE」のコール&レスポンス中にSUYUIを祝福し、YUIMETALが照れまくる場面が、メタルらしからぬ萌え要素ダダ漏れであった。突然のことにクネクネしながら、ついお辞儀してしまう辺り、もはやYUIMETALではなく完全にさくら時代の水野由結そのものだった。
何だか懐かしいような、胸がときめくような、感極まる喜びの感情に満たされる。たまにはこんな風にミスをしても全然良いし、何よりも型にはめたかの偶像化などよりも、温かみのある交流、それによる飾りない素顔を垣間見れるのがファンには何より嬉しいのだ。
ガチのメタラーやメイトからは散々馬鹿にされるドルヲタではあるが、このYUIMETALの素顔を見てなお、そんなもの必要ないといえるのか!? 僕は正々堂々、ドルヲタの端くれとして、この言葉を声高に叫びたい。
ゆいちゃんまじゆいちゃん
YUIの変顔対決

18歳は合法などと人は揶揄するが、僕にいわせればBABYMETALの三人は、さくら学院重音部の頃からずっと合法のままである。幼い時分から美しく成長を遂げた現在に至るまで、一点の曇りもなく純真でピュアな輝きを放っている。

アーティスト気取りで露出制限。いい加減、もうやめよう。大人になった彼女らは、そのままで十分に魅力的なレディに変身した。
今こそ「個」の存在を見つめ直し、ありのままの素顔という大きな付加価値をプラスする時だ。中元すず香水野由結菊地最愛新しいBABYMETALで、世界中の人々に笑顔をもたらす時代が到来したのだ。

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2017/06/18

国民的アイドルの終焉

須藤凛々花

別にどうでもいい話だが、AKB48というかつての国民的アイドルグループが、いよいよもって完全に終了した模様だ。
恒例の総選挙において、NMB48須藤凛々花が、こともあろうに壇上スピーチ中に結婚発表するという暴挙に出たらしい。要するに、恋愛禁止など無視して異性交遊した挙げ句、投票したファンの気持ちを踏みにじるといった、アイドルとして有り得ない素行をしたわけだ。自慢げに堂々と、その場で告白する神経は明らかに異常だし、一部の祝福するかの声が上がったのも非常識の範囲を超えている。
この娘は少し変わっているというか、爆弾発言が珍しくないタイプと聞いているが、20歳にもなって物事の正常な判断がつかないでは済まされない。こうした事件は、これまでのAKB48を象徴しているかのようである。

数多くの非常に杜撰なスキャンダル処理をしてきたツケが、まわってきたのだろう。致命的なレベルのスキャンダルを、そのメンバーが主力級であるという理由だけで揉み消す、もしくは放置してきたことによって、若い世代のプロ意識が欠落してしまった。
プロどころか、アイドルという意識ですら希薄になり、何の罪悪感もなく男遊びをする始末。挙げ句の果てには、総選挙でファンに投票を募っておきながら全てをひっくり返し、単なる金づるであるかのようにファンを足蹴にした。こんなことが果たして許されるのか!?
NMB48はもちろんだが、AKBグループ全体に対し、直ちに解散して欲しい気持ちで一杯になった。

僕はAKBが嫌いだが、それはパフォーマンスが稚拙とか、握手主体の過剰商法が直接の理由ではない。あくまで、前述のようなスキャンダル対応の不備が、嫌悪感を抱く一番の理由となっている。
いうまでもないが、アイドルはファンによってのみ成り立っている。タレントやアーティストにとってもファンは大事だが、嫌われ者でも仕事がきたり、音楽性の追求が優先したりと、必ずしも第一義ではない。
しかしながら、アイドルは応援するファンあってこその存在故に、最も大切に扱い重要視しなければならないのだ。そのための恋愛禁止ルールであり、これを破ることにより、たとえ擬似恋愛であったとしてもファンを裏切ることになってしまう。
一度でもこの禁を犯してしまった者は、誠心誠意ファンに謝罪した上で、直ちにアイドルを辞める必要がある。須藤凛々花の場合では、総選挙を辞退し、謝罪を尽くした上で即引退すべきだった。順番さえも、致命的に間違っていたわけだ。

自身のスキャンダルをネタにしている指原莉乃は到底支持出来ないが、ストイックなまでにアイドルを貫いてきた渡辺麻友はリスペクトしている。今回、二位に終わった彼女は遂に卒業を発表したが…若手がこの体たらくでは、AKBの未来はないと彼女自身が最も感じているに違いない。
総選挙でのこの事件は、今のAKBの体質を象徴している。メンバーの意識然り、運営の姿勢然り、全てにおいて蔓延していると確信するべき。
はっきり言わせてもらいたい。AKBは終わった。完全に終焉を迎えたのだ。がん細胞が全身に転移し、あとはただ死を待つのみ。
余命いくばくもない未来に、果たして何が残せるのか。多分、消えようのない汚点だけだろう。

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2017/06/11

カントリー・ガールズ解体

カントリー・ガールズ

突然にして、わけの分からない移籍・兼任などという発表がなされた、カントリー・ガールズ
嗣永桃子卒業を機に、森戸知沙希梁川奈々美船木結の三人がハロー内の他グループに移籍し、カンガルも一応兼任するという。山木梨沙小関舞の二人は学業優先で、カンガルには残るが限定的な活動のみとなるらしい。
要は、カントリー・ガールズを事実上解体するということなのか!? こういった、いい加減で酷い話をハローで聞くことになろうとは思いもしなかったのだが…。
どこぞのアイドルグループじゃあるまいし、移籍って何なのだ?? 兼任て一体どういうつもりなのか?? そんな中途半端な真似をするくらいなら、いっそ解散した方がまだマシではないか。
アイドルグループというものは、その看板を背負って最後まで人生を賭けるものである。メンバーそれぞれの事情によって、グループ本体の形態が変わるようなことがあってはならない。どうしても避けられない問題が発生した場合には、メンバーがグループを離れるのが通常であって、その逆があってはならないはず。こんなことでは、本末転倒もいいところだ。

今まで、カンガルを応援していたファンはどうなるのだ!? 以前に、アイドルを軽視する若手の問題を取り上げたばかりだが、事務所に至っても、グループを軽視ファンを軽視する姿勢を見せているかのようだ。はっきりいって、呆れてものがいえない。
学業を優先したいとか、他の道に進みたいとか、身勝手な理由でグループを離れるメンバーが後を絶たない現状で、その悪い流れを変えたいという思いから、全く見当違いの暴挙に出てはいないだろうか?
では、同じ理由からモーニング娘。にも同様の処遇が出来るだろうか。出来るわけがない。要するに、事務所はカンガルを見捨てたのだ。
電撃解散となると、森戸を始めとした主力を見殺しにすることになるから、適当な理由付けをして、形だけ残したに過ぎない。山木小関は、ほぼ引退に近い休業に入るので、事実上カンガルは死に体である。見え透いた話というわけだ。

嗣永桃子が、どんな思いでカントリー・ガールズを見つめてきたか。Berryz工房なき後、最前線で若手を引っ張り続け、魂を受け継ぐようにして育て、遂に卒業の決意をした時分には、成長を遂げたであろう後輩達に未来を託したのだ。
この非情なる事実を噛み潰すようなコメントを残していたが、彼女の本心では、湧き上がる悔しさで一杯だったろう。こんな形となって卒業していかねばならないハロプロ最大の功労者に対して、幾分の敬意もないのだろうか。あえて、糞事務所といわせて頂きたい。

アイドルの時代が確実に衰退期に入り、かつて人気を博したグループも次々と没落しつつあるのは否めない。だからといって、最低限守らなければならない約束事があるはず。メインに掲げるイメージを貫くこと、メンバー構成を大幅に変えないこと、そして何より、そのグループの看板を大切にすること。
素人を寄せ集めて阿漕な集金に奔走することが最大の目的なら、何でもアリだろう。しかし、ハロプロは違うはずだ。パフォーマンスに徹したプロ集団であり、彩りある個性と熱い心意気に溢れる、筋金入りのアイドル集団と認識している。
今回の愚策、正直いって落胆を禁じ得ない。もっとストイックに、我が道を往く本来あるべき姿を取り戻して欲しい。カントリー・ガールズの無惨な屍を教訓とし、今一度、反省材料にしてもらいたいと願うばかりである。

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2017/06/02

地下アイドルに必要な信念

です。ラビッツ

メジャーアイドルが伸び悩む中、地下においては相変わらず雑多な様相を呈しているようだ。群雄割拠と呼ぶには非力、極めて印象の薄い存在が多いが、多様性という点で濃密ではあるかも知れない。

一年前にアミューズを契約解除となった、元ソロアイドル武藤彩未。海外留学後の活動は未定のまま、近況が判然としなかったが…先月、動画投稿サイトにて川嶋あいのカバー曲を公開していたらしい。
早速、聴いてみたが…はっきりいって、これといった歌唱力の進歩は感じられなかった。本人は変わらずに歌手への夢を持ち続けているようだが、僕の個人的な見解は一年前と何ら変わりようがなさそうだ。(参照:消えたソロアイドルの夢
やはり、どう贔屓目に見ても、ちょっとカラオケの上手い女の子でしかない。歌というのは歌唱技術はもちろんだが、それ以上に、人の心に訴えかけるものがないといけない。それが、致命的に欠けている。その点は、中元すず香との決定的な差でもある。
以前にも指摘した通り、芸能界の道を模索するなら、歌手に固執するのを止める必要がある。歌手の道は、そんなに甘くはない。ほんの一握りの非凡な才能と実力有する人間が、ようやくメジャーに届くかどうかなのだ。彼女より歌の上手いインディーズ歌手は腐るほどいる。
彼女特有のトーク力を武器とし、様々な仕事に応じる前提のもとに、アミューズに再契約を請う方が良い。さくら学院初代生徒会長としての誉れある存在であったのに、禁忌とされている事実が、現役の後輩に与える悪影響も少しは考えて欲しい。
若い内は夢を追えばいいというが、過去の失敗を繰り返すだけなら、それはただ無謀というしかない。彼女も大人なのだから、良識ある決断を期待したいところだ。

解散かと見せかけて、グループ名を変更しただけのデスラビッツならぬです。ラビッツ。散々ファンをコケにした挙げ句の新曲リリースなわけだが、やはりというか意味不明で困惑を禁じ得ない。
ですまスプリング」というこの曲は、なぜか敬語を奨励するような、ライトなノリが特徴の奇天烈ぶり。一応、デスボイスを加えたベビメタライズな路線のはずが、今回は完全にただのアイドルポップである。
正直いうと、もう少し真剣に曲やMVを作って欲しいなと思ってしまう。歌詞が理解不能なのは良いとしても、一定の路線は守るべきだし、MVではダンスや女の子の可愛さをきちんとアピールするべきだろう。
厚化粧で変な衣装を着せられた女の子が編集されまくってる映像は、見るに堪えないものがある。ラーメンとかどうでもいいから、一旦初心に帰って、方向性を練り直した方が良いのではないか!?
更に、センターのえみ望月愛実)の背が伸び過ぎて、三人のバランスが崩れかけている。そして、かねてより肥満が懸念されていたかりん安井夏鈴)の顔がパンパンになり、劣化の気配が濃厚になる等、ビジュアル面での問題が次々に浮上。
これ以上、安易な暴走を続けるようなら潮時かなと考え始めている。最初に見た時の衝撃と、ときめきが嘘のような思いに駆られることしきり。少なからず残念である。

地下からメジャーデビューに漕ぎ着けた例として、注目に値するグループを最後にひとつだけ。
日本ツインテール協会発のアイドルユニット「まねきケチャ」が今、熱いらしい。地下としては大箱といえるZeppや中野を制覇し、潜在的な人気は群を抜いている模様だ。
メンバー全員が一定以上のビジュアルを保持しており、藤川千愛プロ並みの歌唱力も大いに話題になっている。ちょっと聴いた限りにおいては、先述の武藤彩未のそれを遥かに凌駕している。
近距離視殺の神対応こと松下玲緒菜や、闇属性中川美優など、美形揃いでありながらの個性の強さも魅力だろうか。楽曲も良いものが幾つか見受けられるし、これからの展開次第ではブレイクも有り得るかも。楽しみなグループである。
まねきケチャ

猥雑さを増している地下事情ではあるが、むしろ淘汰が促進されるのを願ってやまない。地下だから雑で良いではなくて、だからこそ路線を踏み外さず信念を持って進んで欲しいし、力なき者は速やかに立ち去って頂きたい。

アイドルという既定路線に乗っかるだけの戯言など要らない。見た目の可愛さ、個性の強さ、そして確かな実力。そのひとつでも欠けている者に、軽々しくアイドルを名乗って欲しくないと常々思うのだ。

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2017/05/17

プロ意識の欠ける兆候

モーニング娘。'17

モーニング娘。'17のコンサートツアーが、メンバーの体調不良により中止になったそうだ。譜久村聖小田さくらに続き、工藤遥までが、インフルエンザと見られる症状で欠席し、遂には公演中止になってしまったとか。
ファンからは体調を気遣う温かな声が寄せられていたが、少々甘いのではなかろうか? いうまでもなく、プロとして体調管理は自己管理の基本であって、肥満の問題など体型維持の面も含めて、最低限万全を期すべき重要課題である。
殊に、ハロプロのようにパフォーマンス重視のコンサートにおいては、極めて質の高い内容が求められるし、チケット相場もアイドルとは思えないほどに高額である。いわば、アイドルの枠を超越したステージを、それなりの対価を支払って見に行くわけなのだ。
無論、ここまでいくと本人らが楽しむというより、全てにおいてファンを最優先しなければならない心構えが絶対的に必要になってくる。
そこで、今回のような体たらくでは、とてもプロと呼べるような代物ではなく、どこかの口パク素人集団と何ら変わらなくなってしまうだろう。非常に残念な思いで一杯である。
特に、リーダーである譜久村聖が真っ先に欠席するとは、一体どういうことなのか!? 絶対的エース不在相次ぐメンバー離脱などでモーニング娘。が危機に瀕しているという自覚が果たしてあるのかどうか、甚だ疑問に感じてしまう。
(参照:相次ぐ主要メンバー離脱
今、本当に危機感をもって必死にやらなければ、偉大な先輩方が築き上げた歴史に泥を塗ることになり兼ねない。そういった強い意識を、メンバー一人一人が肝に銘じてもらわねば困る。
モーニング娘。の没落は、イコール、ハロプロそのものを沈没させてしまうことに他ならないのだから。

さて、本体が弛んだ様を曝している以上、若手グループは相当に気概をもって励まなければいけないわけだが…。
かつてレコ大など経て、ハロプロ若手最有力の呼び声高かったこぶしファクトリーにおいて、サブリーダーの藤井梨央が学業に専念するのを理由に、夏ツアーをもって卒業することが発表された。
教師、保育士を目指すためだとか。やれ留学するためだの、介護士になるためだの、女優になるためだの、本当いい加減にして欲しいんだが。アイドルは腰掛けなのか、踏み台なのか、はたまた、ただのお稽古事や部活感覚なのか、はっきりしてもらいたい。
彼女の場合、研修生で四年間も修行を積んで、ようやく念願のメジャーデビューまで果たしたのに、たった二年で辞めてしまうのか? ユニット入りをした時に、あんなに喜んでいたことを、もう忘れてしまったのか? 飽きたから辞めると思われても仕方ないではないか。
はっきりいえば教職だろうと何だろうと、齢をとってから、その気になれば幾らでもやれる。だが、アイドルは今しか出来ないのだ。
同じ教職の道を志した嗣永桃子は、学業と両立し、十年以上アイドルを貫き通した上に、教員免許まで取得している。立派な先輩から何ひとつ学んでいないのが明らかになって、本当に悲しいやら情けないやら複雑な心境に陥ってしまった。

ハロー!プロジェクトにおける、徹底したパフォーマンスへの拘り。それはいつしか、確固たるプロ意識に満ち溢れた、アイドルを越える一流の存在として認知され、同世代の女性や世界中のファンをも魅了し、多大な影響力を及ぼしたといって差し支えない。
しかし度重なる世代交代を経て、大事な何かが欠落しつつある。若い世代に蔓延するアイドル軽視の風潮、基本を疎かにすることでファンの期待を裏切る慢心の最たるもの。
そう、要はプロ意識の欠如そのものである。

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2017/05/14

尊厳ある死 安楽死

先日、献血回数が60回に到達した。だからといって、何か達成感があるわけでもない。最寄りの献血ルームが綺麗で居心地が良く、飲み物がタダで飲めて、ひと休みするには最適だからというだけの話だ。
こうして採取した血液やら血小板やらも、そのほとんどは後期高齢者の治療のために使われると聞いたことがある。加速する少子高齢化に、ひと役買っているというわけだ。考えてみれば、愚かな行為に違いない。
人間などというものは、身体が朽ちてきたら自然に任せ、死を受け入れればいいのだ。寝たきりや、まして認知症になってまで無理に生き長らえる必要などない。然るべき時が来れば、各々の価値観の下に尊厳ある死を選ぶべきなのである。

そういった意味においては、安楽死を肯定する立場にあると思う。いわゆる、末期患者重度の認知症を視野に入れた、オランダ式の積極的安楽死というものだ。
以前に、オランダの認知症老人が将来的な家族の負担を憂慮し、薬物による安楽死を選択したドキュメントを見たことがある。家族はその決断を悲しんだが、最後は自身の判断で薬を飲み、家族に見守られながら苦しむことなく息を引き取った。
実に素晴らしい最期だったと、感銘を受けたのを憶えている。僕には、近親者が同じような認知症を患い、重度に進行した上で亡くしたという経緯がある。認知症とは脳を破壊する病気であり、回復が見込めないのは知っての通り。初期から中期にかけては、妄想や徘徊、酷い場合は暴言や暴力が出ることもあり、介護者を疲弊させる要因になる。
僕の近親者のケースでは、約五年弱で急速に進行し、意思の疎通が全く出来ない重度になって病死に至った。最後は目の焦点も合わず、訳の分からない呻き声を発しながら死んでいった。あれが、人間の死に様とは到底思えない。

自分が何者であるかも分からず、多大な負担をかけた家族の顔も忘れ、死んでいくことの悲惨さ。人間の人格や心を形成するのは、脳そのものである。これが壊れたなら、それは紛れもない死そのものだといえよう。
積極的安楽死という制度を取り入れるべきだと強く思う。人間としての最期、終わり方というものは、個人や家族の手に委ねるべきだし、この権利が例え国家からであっても侵害されてはならない。
無論、厳格な基準に基づいて慎重に行われるべきなのはいうまでもない。認知症に関しては、一定年齢に達した時点で意思表示を義務化しても良いとまで思っている。つまり、将来認知症を患い、判断能力を失った時に安楽死を希望するかどうか。
家族に負担を強いてまで寿命を全うしたい人はそうすればいいが、恐らくそんな人は、ほとんど居ないだろう。間違いなく大多数の人が安楽死を希望するに違いない。誰もが、尊厳ある死を望んでいるはずだ。

途方もない規模の高齢化社会による社会保障費の増大にも、歯止めがかけられる。浮いた財源を、待機児童問題教育費の助成などに充て、より子供を育てやすい環境を整備すれば、少子化に絶大な効果が上げられるだろう。
しかし実際のところ、非現実的な話である。やれ倫理だ何だと、綺麗ごと大好きなこの国の国民性では、議論すらタブー視なのだから。政治家は票を取るのに躍起な無能ばかりだし、来たるべき超高齢化社会の抜本的対策は未だ皆無である。
まあ、元から長く生きるつもりもない僕には、正直どうでもいい問題でもある。ただ、楽に逝ける方法を国家が提供してくれるなら有り難いな、という程度の話だ。
極端な話、自殺志願者に安楽死を適用しても、自殺者が増えるどころか大幅に減ると思う。いつでも楽に死ねると思えば、それが却って生きる活力になったりするもの。少し考えれば、誰でも分かることだ。

成分献血は、一時間ほどかかることがある。そんなことを取り留めなくぼんやりと考えながら、血を抜かれていた。僕は最近、死に取り憑かれているのかも知れない。あまり良い兆候ではないのだろう。
ただひたすらに、美少女に惹かれ続けた半生。僕が本当に追い求めるのは、無垢な少女に癒される妄想にどっぷりと浸かったまま、仮の充足感に満ちた心境で最期を迎えることに相違ない。つまるところ、安楽死である。

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2017/05/08

待望の転入生情報

さくら学院

先月まで催されていたBABYMETALレッチリUSツアーは、概ね好評であった。とりわけ話題に上がったのは、最終日の「ギミチョコ!!」において、レッチリの全メンバーが白塗りをして、いわば神バンドと化した驚愕のコラボレーションである。
ここまでくると、もはや単なるサポートアクトといった扱いではなく、完全にスペシャルゲストといって差し支えない。ベビメタアンチからは前座ばかりと馬鹿にされるが…あの世界のレッチリに、これほどの好待遇を受けた日本人の前座が居たのか問いたい。居るわけがない。間違いなく認められているという証しなのだ。
来月はLAとKORNのツアーがあるが、SU-METAL中元すず香)のバースデイ同様、YUIMETAL水野由結)のバースデイサプライズも秘かに期待してみたいところである。

さて、待ちに待ったさくら学院転入式だが…何やら、事前に一部の情報が漏れていたらしい。ネット上に、転入生二名の制服を着たプロフィール写真らしきものが流出しており、ちょっとした騒ぎになっていたようだ。
アミューズは大手だけに情報管理はしっかりしていると思いたいが、過去にBABYMETALロンドンリハ流出騒動などもあり、どうにも信頼が損なわれがちな感じがしてきている。もう少し引き締めて頂きたいものだ。
(参照:BABYMETAL流出騒動の怪

肝心の転入生はというと、田中美空(みく)と八木美樹という小五の二人組に。
田中美空という子は、ちゃおガールオーデ2016グランプリなのだが…この当時の写真等の写りが非常に悪く、極めて不可解に感じてしまった経緯がある。正直に申し上げると、言葉は悪いが「何だ、この小猿のような子は!」と思ってしまった。目鼻立ちはハッキリしているが、色黒で耳がデカイ。申し訳ないが、猿の子にしか見えなかったのだ。
まあしかし、折角さくらの転入生として入ってくれたのだから、大化けに期待したいところ。我ながら恥ずべきは、初見の悪い印象が全くアテにならない例が幾つもあったこと。最新のプロフィール写真を見た限り、大分洗練されて良い感じに思えるし、きっと大丈夫だと思う。
もう一人の八木美樹という子は、さっぱり分からない。見た目的には平凡、とにかく背が小さいが、吉田爽葉香と同郷の大阪出身ということで、浪速っ子コンビでキャラ作り出来るだろうか。個性の面で、大いに期待してみたい。

ちなみに、生徒会長は予想通り、山出愛子トーク委員長岡田愛顔笑れ!!(がんばれ)委員長?が岡崎百々子教育委員長麻生真彩といった役職に就いた模様。
トーク委員長は百々子が適任と思ったが、何やら意味不明な役職に。芸人娘だけあってキャラが立つのか、無理矢理あてはめた感がある。真彩は人を教育する前に、もう少し勉強を頑張って頂きたい。
田中美空

新鮮な面々を加えて、フレッシュさを増したさくら学院。小等部が皆無だったのを考えれば、やや物足りない増員といえなくもないが、総勢12名という数は、アイドルグループとしては大所帯の部類に入るだろう。
今後のさくら学院の積極果敢な活動、メディア露出に期待をかけつつ、引き続き少女らの健やかな成長を父兄目線で愉しみたいと思っている。

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2017/05/02

相次ぐ主要メンバー離脱

工藤遥

モーニング娘。'17工藤遥が、今秋をもって卒業すると発表された模様。卒業後は女優を目指すというが、ハロヲタ諸兄ならずとも、そうしたイメージはなかっただけに衝撃が走った。
確かに演劇などの経験はあるだろうが、それほど高い評価を受けていたとは思えない。モーニング娘。の看板を捨て去る以上、相当な覚悟があると思われ、大博打に打って出たといって良いだろう。

彼女は、とかくビジュアル面を揶揄されるモーニング娘。において随一のルックスを誇り、自らもエンジェルフェイスと名乗りアピールするなど、美少女として目立つ存在感を放っていた。
写真集を複数リリースし、非常に好評を得ていたし、スキンケア化粧品CMに単独出演したりと、業界からも一定の評価を受けている。
キャラクターの面では、ショートカットのハスキーボイスで、アイドル界で珍しいボーイッシュキャラを確立していた。個性が武器のハロプロにおいても、かなり強みのあるキャラクターで、モーニング娘。大きなアクセントとなっていたのは間違いない。
ただ、そういった個性のアクの強さが女優として、どう有効に働くかは不確定要素が大きく、個人的にはかなり疑問に感じている。
看板を外せば、一般知名度は無に等しいだけに、ソロだった真野恵里菜を踏襲するのは甚だ難しいだろう。本人の決意と覚悟は尊重するが、勇み足で没落の道を辿らぬよう祈りたいところだ。

さて、ハロプロ本体であるモーニング娘。から、ここ数年で幾人もの主要メンバーが抜ける事態となってしまっている。
肥満が抑えられず、ある意味お荷物となっていた鈴木香音はともかく、絶対的エースの鞘師里保に続いての、ビジュアルメン工藤遥の離脱は痛いに違いない。今、モーニング娘。は窮地に立たされているといっても過言ではないのかも…。
道重さゆみ卒業以降、核となるべき存在感の際立つメンバーがなく、鞘師卒業からエースも確定しておらず曖昧なままだ。歌唱メンの小田さくらをエースと見る向きもあるが、ビジュアルの低さがネックに。指原莉乃お気に入りの佐藤優樹はスキル不足の上に、天然キャラが行き過ぎていて無理がある。難しい課題が残されたまま、というわけだ。
工藤遥に憧れていたハロメンは多く、メンバー内でも12期羽賀朱音尾形春水の落胆が気にかかる。特に、尾形春水は、激痩せから急な肥満の兆候が見えたりと、精神面の不安定さが体型に露呈してしまっている。ブログでも、微妙な心情を覗かせているらしい。
折角、研修生から有力な新戦力を獲得したというのに、この展開は頂けない。加賀楓にしても横山玲奈にしても、モーニング娘。の看板を背負って立つには、未だ発展途上段階だ。

よくいわれるのが、アイドルを女優の踏み台にする風潮AKBの影響もあり、ごく当たり前のように思われているが、とんでもない話である。
最初から最後まで、アイドルであることを貫き通し、生涯を賭けるほどの情熱をもって励んでいる少女が、どれほど居るだろうか。
女優になりたければ、最初からその道を志せばいい。本当の意味でアイドルに憧れを抱き、それを全うすることに全精力を捧げることの出来る本物に、いつの日か出逢えたなら。
この愚かなる人生に悔いはなし。

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